オーストラリア進学(オーストラリア大学留学)
オーストラリア進学について
日本との時差が小さく、自然が豊かな国、オーストラリアでの進学は世界で最も暮らしやすい国の一つと言われています。教育水準は非常に高く、大学間の交流も盛んに行われており、職業訓練機関で実践的な技術を学ぶ人も多くいます。
オーストラリアの教育制度はイギリスに似て学士課程は3年間です。日本の高校を卒業した生徒は、1年間のファンデーションコースかディプロマコースを経て大学に進学します。
オーストラリア進学はこんな方にオススメ
英語コースからスタートして大学卒業までをお考えの方
オーストラリアの大学の入学審査は英語力と高校(大学)の成績、エッセイ(志望動機書)で決定します。英語力と学力でファンデーションコースの期間が決定されたり、事前の英語コースを条件にした条件付き合格が取得できるなどオーストラリア進学を希望する留学生の受け入れには積極的で柔軟性があります。また、英語コースから大学卒業までを包括したビザ(パッケージビザと呼ばれています)も取得できるなど、専攻分野や大学が決定している方には嬉しい進学先と言えるでしょう。
留学中にアルバイトをしたい方
オーストラリアに進学する学生ビザ取得者は、学期期間中は2週間に40時間まで、休暇中はフルタイムで国内のどこででも働くことができます。また、2013年から導入されたPost-Study Work Visa により、オーストラリアの大学で学位を取得した後、オーストラリア国内で就労し、実務経験を積むことができます。進学で学業も仕事もとお考えの方にオススメです。
世界でトップレベルの教育の質を求める方
オーストラリアには私立校を含め40以上の大学がありますが、そのほとんどが国公立で、どの大学に進学しても政府による強力なサポート体制の下で勉強できる環境が整っています。
イギリスの国際的な大学評価機関QSが発表する世界大学ランキングでオーストラリアの8校がトップ100にランクインしています。アメリカ、イギリスについで3番目に多く、大学数が40校程度しかないオーストラリアの教育水準の高さがわかります。
また、太平洋地域に属すオーストラリアはアジアの一員として、アジア系人口が増加しているのでこの点もオーストラリアの「強み」と言えます。アジアを含めグローバル社会で通用する英語を身に着け、アジアを舞台としたビジネスシーンで活躍できる能力を育成できる場としてもオススメです。
オーストラリア進学基礎知識
- 柔軟な教育制度
- 専門分野の教育が発達
- 親日家が多く、治安も良好
- 大自然に恵まれた生活環境
オーストラリアの教育制度が柔軟な理由
イギリス型の教育システム英語圏の中では、アメリカ、イギリスに次ぎ、3番目に留学生数の多い国・オーストラリア。学士号の履修期間は一般に3年(例外として、医学は6年、建築学、歯学、獣医学は5年)。実践的な技術や知識が得られるDiploma(履修期間の目安は1~2年)やAdvanced Diploma(同2~3年)の進学プログラムも設けられています。大学や学部間の編入が比較的盛んで、日本の大学の単位を移行して、編入が認められる場合もあります。大学によっては、イギリスと同じような進学準備(Foundation)コースがあるので、まずこの進学準備コースに入学し、学士課程への進学に備えるのが一般的です。
TAFE(公立専門学校)を利用して、さらに柔軟な進学を!
オーストラリアにはTAFEと呼ばれる公立専門学校が多数あり、TAFEでの1年間のプログラム修了後、大学へ編入することもできます。TAFE(1年間)+大学2年次編入(2年間)の合計3年間でオーストラリアの大学卒業資格を得ることも可能です。
オーストラリアの25%の大学が世界ランクTop 200位にランクイン!
オーストラリアは国のサイズの割には大学が40校しかありません。その限られた数だからこそ、学ぶ進学希望者だけでなく、現地学生のモチベーションは高く、大学もそれぞれ特色豊かな教育の場を提供しています。レベルの高い国内40大学の中で、特に高度な教育・研究を進めている選抜8大学は「Group of Eight」と呼ばれ、しばしば「G8」と称されます。このトップ8大学の全てが、毎年10月にイギリスの教育出版社「タイムズ誌」から発表される「Times Higher Education World University Rankings」において、世界大学ランキングで常にTop 200位以内にランクインしています(2014年現在)。まさに進学にはうってつけの環境と言えます。
ランク | 大学名 |
---|---|
#23 | 東京大学 |
#33 | メルボルン大学 |
#45 | オーストラリア国立大学 |
#59 | 京都大学 |
#60 | シドニー大学 |
#65 | クィーンズランド大学 |
#83 | モナシュ大学 |
#109 | ニューサウスウェールズ大学 |
#141 | 東京工業大学 |
#157 | ウェスタン・オーストラリア大学
大阪大学 |
#164 | アデレード大学
東北大学 |
#226〜#250 | 首都大学東京
名古屋大学 |
##351〜#400 | 早稲田大学 |
cf. Times Higher Education World University Rankings 2014-2015
オーストラリア進学するには
アメリカ進学と比べると、オーストラリア進学はIELTSやTOEFL iBTの基準点が高く設定されていることが目立ちます。しかし、最初から既定のスコアが無くても、語学学校やファウンデーションコース(大学準備コース)、TAFE(専門学校)入学し、既定のプログラムを修了したら国内の大学への入学、または編入がしやすくなっています。国際的に評価の高い大学を目指すなら、オーストラリア進学は最も可能性が広がる選択肢となるでしょう。