アメリカエクステンション留学情報
エクステンション留学とは?
アメリカのエクステンション留学
エクステンション(Extension)プログラムとは、アメリカの大学で開講される、主には学外のアメリカ市民(大卒者、社会人)を対象とした公開講座の事です。Extensionのほか、Continuing EducationまたはContinuing Studiesと呼ぶところもありますが、意味はいずれも「継続教育」「生涯教育」のことを指します。
専攻内容は学術的なものからビジネスやITに関連したもの、そして教養系まで様々ですが、その大学の学生でなくても大学の高い教育水準に基づいた授業を受けることができるメリットがあります。
多くの場合は夜間の短期間かつ短時間で行われており、留学生がそのプログラムを目的に学生ビザを取得することはできませんが、カリフォルニア大学群やワシントン大学などではフルタイムの留学生向けエクステンションプログラムが開講されており、大学生から社会人まで人気を博しています。
アメリカのエクステンション留学に必要な英語力
- 語学プログラム
- 多くのプログラムでは事前の英語力は求められませんが、ビジネス英語や進学向けの英語コースは中級程度の英語力が求められます。
- プロフェッショナル
(専門)プログラム - 校舎やプログラムによりますが、最低でもTOEFL ibt 70 /IELTS 6.0 / TOEIC 700以上のスコアが出願時に必要とされます。英語力が足りない場合は先に語学プログラムを申し込むことで条件付き出願も可能です。
留学期間の目安
基本的には4学期制(クオーター制)。プログラムの多くは年に3、4回の開始日があります。語学プログラムの中には1か月間程度のコース期間もあり短期留学も可能。プロフェッショナルプログラムの中には、最短9ヵ月間を修了するとOPT申請ができるものもあり、最長1年間の就労が可能です。
アメリカエクステンション留学の専攻分野
- ビジネス
- 国際ビジネス
- 国際ビジネス法
- マーケティング
- ファイナンス
- HR
- メディア&コミュニケーション
- 国際観光学&ホテルマネジメント
- プロジェクトマネジメント
- システム工学
- 生体工学
- TESOL&TEFL
- 公共政策
- 国際関係学
- スポーツマネジメント
- エンターテイメント
- 貿易
- 国際金融
- アメリカ法律学
アメリカエクステンション留学のメリット
- 社会人向けのキャリアトレーニングプログラムがある
- 最短10週間で修了証取得可能
- 大学院レベルの科目を履修可能
アメリカエクステンション留学の費用
アメリカエクステンション留学にかかる年間授業料はどこも$7500~$9000位ですが、進学される都市により滞在費が異なります。コミュニティーカレッジでは半年~1年で取得できるサーティフィケートプログラムや2年間のアソシエイトディグリーと呼ばれる準修士号が取得可能です。クオーター制はワシントン州、オレゴン州に多く見られます。
授業料 | 生活費 | 滞在費 | |
3ヶ月間 | 78万円 | 18万円 | 35万円 |
9ヶ月 | 170万円 | 54万円 | 105万円 |
アメリカエクステンション留学の人気校
これらの学校は日本人の留学生に人気の学校です。入学に必要な英語レベルはこの先に進学する大学に合わせて広い幅があります。
アメリカエクステンション留学に必要なビザ
アメリカエクステンション留学に必要なビザ
学生ビザ(F-1ビザ/M-1ビザ)
学生ビザはアメリカ国内の教育機関のプログラムに一定期間フルタイムで在籍する目的で渡米する際には取得が必要です。申請には受入校からのI-20(留学生資格証明書)が必要です。
- F-1ビザ
- 最も一般的な学生ビザです。アメリカ国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムに留学する場合に取得が必要です。週18時間以上の授業を受ける場合は期間の如何に問わずF1ビザが必要です。
- M-1ビザ
- アメリカ国内の機関で非学術的もしくは職業的な教育や研修を受ける場合に必要なビザです。
※アメリカ学生ビザ関連サイト
J-1ビザ(交流訪問者ビザ)
このビザの取得にはアメリカ国務省・教育文化局に指定された団体または大学の交流訪問者プログラムに参加し、受け入れ期間からDS-2019と呼ばれる資格証明書が必要です。日米のいずれかの政府の援助(フルブライト奨学金など)を受けて教育・研究目的で渡米する方、専門技術系の研修プログラムに参加する(医学研修生など)方、アメリカの大学で客員講師や客員研究員として留学する方はJ-1ビザ対象です。
※インターンシップ(アメリカの雇用主とのインターンシップを通じて実習を受ける)を希望する場合は、交流訪問者(J-1)ビザまたは研修(H-3)ビザが必要になります。
※アメリカ研修者ビザ関連サイト