こんにちは、突然ですが私はワーキングホリデーで3カ国(オーストラリア・カナダ・ニュージーランド)に滞在した経験があります。
ワーキングホリデーで何をしたいですか?
そう聞かれて語学留学でもホームステイでもなく、ひたすら観光・旅行をしたいと思う人もいるのではないでしょうか?
でも、あちこち海外で旅行するにはお金がかかもの。
そう思って日本で一生懸命働いているあなたへ。
その気持ちはとても分かります、私も初めてのワーホリは旅行資金への不安が大きく、予定していたより出発を延期しましたから。
でもそんなにお金をかけなくても、旅行する方法って実はあるのです。
エクスチェンジと呼ばれるその方法は、簡単に説明すると1日2〜5時間の労働力を提供する代わりに、ホスト側(オーナー)から住む場所や生活に必要なものを提供してもらえるというもので、ここにお金のやり取りは発生しません。
私はこの制度を使って4ヶ月、ニュージーランドを旅行しました。今回はそんな私の体験談と共に、このエクスチェンジ制度をおすすめしたいと思います。
ニュージーランドでエクスチェンジャーデビュー
私が初めてエクスチェンジ制度を使ったのは、ニュージーランドでの友人宅。
特に予定も決めずに訪れた3度目のワーホリ。
どこに行こうかと考えていた時に、ニュージーランドに移民した友人に「エクスチェンジャーとして家に来ないか?」と誘われ南島のモツエカという街に移動しました。
友人宅は自給自足を目指していて、広い敷地内には様々な果樹、畑、湖、そして馬やアヒルなどの家畜がいるお家でした。
何となくで始めてみたエクスチェンジ生活。
1日3時間ほどお家の手伝いをしていた私ですが、新しい経験ばかりで毎日が新鮮だったことを覚えています。
畑での収穫、家畜のお世話、薪拾い、ヴィーガン料理の手伝い、子供たちのお世話。
友人宅でのエクスチェンジャーとしての仕事は、とても楽しいものでした。
週に何日か休みもあり、近くのトレッキングコースにキャンプしに行ったり、地元の観光地やイベントなどにも連れて行ってもらいました。
これは私が友人だからではなく、家の仕事を手伝ってくれたエクスチェンジャー皆にしているとのことでした。
出費を減らした旅行の仕方にシフトチェンジ
「旅行資金を作ることは出来ないけど、出費を減らしながら面白い経験を得ることは出来る。これは新しい旅行の仕方だ!」
そう思った私は、今までの「お金を貯めながら旅行する」という考えから「お金を使わず旅行する」という考えにシフトチェンジすることにしました。
そうと決めた私はその後帰国するまでの4カ月間、ずっとエクスチェンジ制度を使って旅行をします。
友人宅の後は、海沿いの綺麗なユースホステルでルームクリーナー、その後はコミュニティビレッチで農業のお手伝い、そして最後は一軒家に住むおばあちゃんのお家で犬のお世話。
幸運なことにどのエクスチェンジ先も個室がもらえ、またそこで出会ったホストやエクスチェンジ仲間と旅行を楽しむことも出来ました。
旅行もアウトドアが多かったのでお金はそんなにかからず、持っていないテントなど機材は全部シェア。
南島のモツエカから出発し、フェリーに乗って北島へ移動。どの場所も気に入ってしまい、約1カ月ずつ住んで旅行していました。
日本に帰国するまでに使ったお金はなんと8万円
一時帰国までの4ヶ月間、私が使ったお金はなんと約8万円。
食事もエクスチェンジホストから頂くことが多く、消費したお金はほとんどい移動費でした。
あまりに銀行カードを使わな過ぎて、途中暗証番号を忘れるなんて時もあったほど。
人生でこんなにもお金というものから離れたのは初めてでした。
今までのどんな旅行よりも幸福度・満足度が高かったエクスチェンジ旅行。
この4ヶ月で見事に「お金がないと旅行出来ない。」という今までの考えを壊されました。
ニュージーランドで実際に体験して分かった、エクスチェンジ制度のまとめ
皆さん、旅行はお金をかけなくても出来ると言うことを分かって頂けたでしょうか?
エクスチェンジ制度のメリットは滞在費などの節約意外にも、地元の人や外国の人とのコミュニケーション、英語のスキルアップという点もあります。
ワークエクスチェンジをしつつ、ランゲージエクスチェンジも出来てしまうというなんともお得な制度なのです。
なので、日本で資金作りのために出発を延期している方がいるのなら、もう一度目標金額を見直してみて下さい。もしかしたら、もう少し出発が早まるかもしれません。
さぁ、便利なエクスチェンジ制度を利用して、旅行も友達も語学もお金をかけずに手に入れましょう。