海外に出来る限り費用を抑えて行くのにぴったりのワーキングホリデー。
オーストラリアは気候も良く、最低賃金も世界最高レベルということでワーキングホリデービザでも人気がある国です。
上限年齢30歳までのオーストラリアのワーキングホリデーには語学習得や異文化体験、海外就労経験などのメリットのほかに実はもうひとつ理由があるのでは、と私は考えています。
オーストラリアへワーキングホリデー留学をする人の傾向
まず、オーストラリアへワーキングホリデービザで留学する人はどんな人が多いのか考えてみます。
私の大学の友達も、何人かがワーキングホリデービザを取得し、オーストラリア、カナダへと飛び立ちました。
私自身、オーストラリア滞在中に出会ったワーキングホリデーで滞在をしている人の多くは四捨五入した30代、という人がたくさんいました。
私の友人たちは、まず語学学校に通った後にローカルなカフェやホテルの受付、美容室のアシスタントとして働いていました。
一方で、後者の四捨五入すると30歳になる人の多くはジャパニーズレストラン(=ジャパレス)で働く人がほとんどでした。
そもそもなぜワーキングホリデー留学なのか
20代後半でオーストラリアにワーキングホリデーをしていた人の多くは、明確な目標を持っておらず、とりあえず語学学校に行き、英語を学び、主に韓国や中国やコロンビアなどから来た同じような留学生と仲良くなっていました。
ここで一つ気になることとして、彼らはなぜ語学学校に通っていたのでしょうか。
なぜなら同じ留学生の立場である人と、お互い第二言語(英語)を使って会話するため。
母国語ではない言語、すなわち英語で話すことが楽しいと感じるのかもしれませんが、少ない語彙力、同じフレーズの使いまわしで自分とは異なる国からきた留学生と会話をしていても語学力はいつまで経っても伸びません。
基礎レベル英語力を語学学校で身につけ、とりあえず外国人の友達を作り、ジャパレスで働く20代後半の人たちを見ていると、この先に何をしようと思っているのか、私にはどうしてもわかりませんでした。
ワーキングホリデーに行くもう一つの理由
ところがふと、気づくことがありました、20代後半といえば、男女ともども結婚適齢期です。
オーストラリアにワーキングホリデーできている20代後半との会話はちょっとお酒が入ると知らぬ間に婚活についての話になっていることもしばしば。
年齢・国籍にかかわらず、恋愛話、いわゆるコイバナには自然と花が咲くもの。
日本からの20代後半の留学生からは「外国人と付き合いたい」という話が多く、理由としては白人(コーカソイド)を連れて歩きたい、結婚をして永住権申請をしたいなとの話を耳にしました。
オーストラリア滞在中、実際に何組もの国際カップルが誕生していましたが、日本人の謙虚な心、優しさや気遣いが、他国の人にはないものだからではないか、と気が付きました。
それと共に、日本人男性にはないスキンシップやサプライズなどで、日本人女性はメロメロになっていくように感じました。
それぞれの国による性格の違いから、両方にないもの同士、惹かれあっていくようです。
異国の文化や英語習得を目的として行くワーキングホリデーですが、もうひとつの目的として、出会いの場を求めているのではないか、と感じました。
オーストラリア・ワーキングホリデー留学が選ばれるもうひとつの理由まとめ
大学生ならともかく、社会人として数年働いた後に退社して行くワーキングホリデーは、いつどこで出会っても I’m Readyな状態。
婚活の1つとしてワーキングホリデー留学が選ばれている、少なくとも私がオーストラリア留学中に出会った人たちから感じたことでした。
おそらくそれは悪いことではなく、人生の選択のひとつ、なのでしょう。