カナダ西海岸の主要都市バンクーバーには、カレッジから大学への編入プログラムがあるカレッジや、現地での就職を目指す方向けのプログラムがあるカレッジなど、様々な学校があります。
今回は、そんなバンクーバーにあるおすすめのカレッジを紹介します。
バンクーバーについて
まずはバンクーバーについて紹介します。バンクーバーはカナダの西海岸に位置する主要都市の一つで、年間を通してマイルドな気候が特徴です。
カナダ=寒いという印象をお持ちの方が多いですが、バンクーバーの冬の平均気温は0度～5度ほどで、日本の冬とさほど変わらない寒さで、平地の場合は雪が積もることもほとんどありません。
また夏は平均気温25度ぐらいで、暑すぎず寒すぎず過ごしやすい気候です。
そんなバンクーバーは自然豊かな都市としても知られており、都市の中心部であるダウンタウンからバスで1時間でハイキングやスノーボードが出来る山へ行けたり、カヤックが出来るような湖にも行くことが出来たりします。
またダウンタウンからバスで10分程度でビーチに行くことも出来たりと、都市部から自然にアクセスしやすいのもバンクーバーの特徴で、シティと自然が融合している自然な都市だと言われています。
また、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州は、カレッジからの大学編入制度が整っているため、大学編入制度を利用したい学生におすすめのカレッジが多いです。
ランガラカレッジについて
カナダ西海岸の玄関口、バンクーバー国際空港のすぐ近くにあるランガラカレッジはカナダ進学留学で非常に高い人気を誇ります。
バンクーバーダウンタウンから電車で約20分とアクセスも良いため、好立地なロケーションもランガラカレッジの人気の一つです。
特に、名門大学ブリティッシュコロンビア大学（UBC）への編入実績はカナダナンバーワンを誇り、4年制大学への編入プログラムには世界中から集まる多くの留学生が参加、日々勉学に勤しんでいます。
もちろんUBCだけではなく、同じくブリティッシュコロンビア州にある、サイモンフレーザー大学やビクトリア大学への編入者も多く輩出しているカレッジです。
在校生の約7割が大学編入プログラムを受講しており、まさにカナダでカレッジから大学編入を目指したい方にぴったりの学校と言えます。
しかし、ランガラカレッジは大学編入プログラムだけではなく、就職のための専門知識やスキルを身に着けたい方向けのキャリアプログラムも充実しています。
中でもポストディグリーディプロマプログラムは、既に学士号を取得（大卒者）している方向けのプログラムで、2年間の中で就職に必要な知識と現地での就労経験を得て卒業出来るため、卒業後カナダで働きたい方におすすめのプログラムです。
（カナダでは公立校で2年以上のプログラムを受講すると、3年間の就労ビザを得ることが出来ます。）
これからカナダでの学士号取得を目指した進学を検討している高校生、海外就職の道を模索している社会人、両方が検討いただけるカレッジです。
BCITについて
1964年に設立された公立大学BCITは、カナダ・バンクーバーの近郊、バーナビーにメインキャンパスを持ち、その他にも5つのキャンパスを有しています。
カナダ進学留学でITを学ぶならBCITといっても過言でないぐらい、IT関連のプログラム数が非常に多い大学です。
現地カナダ人学生にとっても人気の高い大学であり人気プログラムは1年待ちというぐらい、多くの方に支持されているカレッジです。
BCITで学ぶ学生数は約5万人、留学生はそのうち約6,500名。BCITの8割弱の学生が社会人経験があり、大卒者など年齢層は他の教育機関に比べて高くなっています。
理論だけでなくより実践的なカリキュラムのため、就職に直結かつ即戦力になる人材育成が出来ており、卒業生の就職率も約96％と非常に高いのもおすすめポイントのひとつです。
さらにBCIT在学中、有給の就労体験（COOPプログラム）も可能で、働くことが単位として認めてもらえる制度があるため、卒業後の現地就職を検討している方にはもってこいの学校です。
カモーソンカレッジについて
カモ―ソンカレッジはバンクーバーからフェリ―で約1時間半ほどのところにある、ブリティッシュコロンビア州の州都・ビクトリアにある公立のカレッジです。
160種類以上のプログラムがあり、大学編入希望者向けのプログラムはもちろん、就職に繋がりやすいキャリアプログラムも豊富にあります。
また、学習環境としては、1クラス約24名と小規模で、アットホームな雰囲気ですので、高校卒業後すぐ海外の大学に入学するのは不安という方でも安心のクラス規模です。
カモ―ソンカレッジと同じビクトリアにあるビクトリア大学への編入実績もありますので、カレッジから大学への編入を検討されている方にもおすすめです。
大学編入を希望している方には、カモ―ソンカレッジのアカデミックアドバイザーが履修するべき科目の案内をしてくれたりと、大学編入のサポート体制も整っています。
他のカレッジと比べると、比較的学費がリーズナブルなのも魅力的です。
なお就職に繋がりやすいキャリアプログラムでは、ネットワーキング構築のためのワークショップが校内で行われたり、企業の採用担当による面接アドバイスなど、就職に繋げるための支援が様々です。
バンクーバーコミュニティカレッジについて
バンクーバーコミュニティカレッジはその名の通り、バンクーバーに校舎をもつカレッジで、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州で約50年前に初めて設立された公立カレッジです。非常に歴史あるカレッジですね。
バンクーバーコミュニティカレッジでは、社会に貢献出来る人材育成のため、就職に繋げる様々な実践的プログラムが提供されています。
そんなバンクーバーコミュニティカレッジには、多くのカナダ人が通っており、留学生の割合は約1割ほど。留学生の少ない環境で、現地生と一緒に学ぶことができるカレッジです。
また、学生の満足度も非常に高く、就職率に至っては90％と高い就職率を誇ります。就職に強いカレッジと言えますね。
キャンパスはバンクーバー市内に二つありますが、どちらもバンクーバー市内の中心部でアクセスのしやすい場所にあります。
バンクーバーでカレッジに通い、卒業後は現地で就職を目指したいという皆さんにぴったりのカレッジです。バンクーバーコミュニティカレッジで2年以上のプログラムを受講すると、卒業後に現地で働けるビザを得ることが出来ます。
アレクサンダーカレッジについて
Alexander College（アレクサンダー・カレッジ）は、2006年に設立された私立カレッジで、バンクーバーとバーナビーにキャンパスがあります。
提供されているプログラムは大きく分けて二つ、大学編入希望者向けの大学準備プログラム（University Transfer Program）と、就職に繋げる実践的なカレッジプログラム（College Program）があります。
大学準備プログラムは、小規模なクラス規模で教員と近い距離で学習サポートが受けられる環境です。また学生がカナダや米国の大学に編入するための準備をすることを重視しているため、カナダやアメリカの大学と編入パートナーシップを結んでおり、大学への単位の移行などスムーズに行うことが出来ます。また、パートナーシップを結んでいる大学の教員との交流や、キャンパスツアーなども提供されています。
さらに留学生には、授業で分からない箇所をマンツーマンで指導いただけるチューターサポートや、大学編入のためにどんな単位を取るべきかのアドバイスを受けられたりと、留学生向けの様々なサポートが充実しているのも特徴です。
スプロットショーカレッジについて
スプロットショーカレッジは、1903年に設立された老舗の私立カレッジです。私立カレッジの中では珍しく、全校生徒の8割がカナダ人、2割が留学生と、カナダ人が多く通うカレッジです。
プログラムは約130以上あり、ビジネス・幼児教育・介護/看護、ホテル/ツーリズムの分野に分かれており、プログラムは就職に繋がるよう実践的な内容になっています。
なおプログラムの中には、現地での就労経験を積めるコープ（Co-op）付きのプログラムもあるため、学んだことを活かして現地での就労を経験してみたい方におすすめです。
学校にはベテランの日本人スタッフさんがいらっしゃるので、学生サポート体制も申し分のないカレッジです。
ランガラカレッジの紹介動画
バンクーバー方面の進学に関するご相談はiae留学ネットまで
カナダ、ブリティッシュ州のバンクーバーにあるおすすめのカレッジをご紹介をさせていただきました。
バンクーバーのカレッジは、カレッジから大学への編入を目指したい方におすすめの大学編入プログラムが整っているだけでなく、就職のための専門知識やスキルを身に着けたい方におすすめのキャリアプログラムまで、幅広く充実しています。
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