現在、日本国内でも新型コロナウイルス、COVID-19の第二派の影響に関する報道が日々加熱しておりますが、世界の教育分野ではインターネットを利用したオンラインによる新しい留学のカタチが広まっています。特に、オーストラリアでは、3月30日に各大学が一斉にオンライン授業へ切り替え、世界的にもいち早く授業のオンライン化を実践しています。
加えて、2020年7月20日オーストラリア政府よりオーストラリア国内外の学生ビザ発給再開を発表しましたが、その際、オーストラリア国外でオンライン授業を受ける海外留学生も、学士または修士課程を修了した場合、その後の2年間の就労ビザ取得可能との正式声明がありました。これはオンライン受講でも現地留学中の生徒と同じビザ特典を受けることができるというビックニュースです！
なお、日本の高校を卒業後オーストラリアの大学へ進学する場合、基本的にはファウンデーションコース、またはディプロマコースを経由して大学で勉強することで学士号が取得できますが、現在、そのファウンデーション・ディプロマプログラムや大学のメインコースもオンライン講義を実施しています。
私達日本人は、まだまだオンライン授業に対して不慣れな部分も多いかと思いますが、この度インターネット先進国のオーストラリアの大学進学事情について、シドニー工科大学付属インサーチのスタッフから最新フィードバックを頂きました。
現状、国からの入国解除が発令されるのを待たずして、日本国内からオーストラリアの大学の入学がオンライン受講にて可能です！実家からオンラインで授業に参加できる分、生活費や食費を浮かせることができる、日本国内でアルバイトをしてお金をためてから渡航ができるという新しいメリットも生まれていますので、現在海外大学進学をお考えの方はぜひ前向きにオンライン入学をご検討ください！！
シドニー工科大学付属インサーチに10月の新学期から入学する場合、科目履修はどうなるのか？
まず最初に不安に思うのは、オーストラリア国外からオンラインで授業を受ける場合、何か授業に制限が入ったり規制が入ってしまうのではないか？という心配です。
ご安心ください！結論、オーストラリア国外からオンラインで授業を受講する場合も、通常どおりの履修登録内容となります。
なお、オーストラリアの大学では通常1年間（8か月間）に8科目の履修登録が必要です。そのため、2学期制のコースの場合、1学期目に4科目、2学期目には残りの4科目を履修することが一般的です。
オンライン授業の場合、時間割はどうなるのか？
オーストラリアは日本との時差1時間（サマータイム中は2時間）のため、日本からオンライン授業を受ける場合には、幸いにも地元のオーストラリア人の生徒達と同じ時間割で授業参加が可能です。
10月から1学期目をオンラインで授業を受けた後、次の学期（来年3月）の授業はどうなるのか？
2020年8月21日現在、オーストラリア政府からまだ留学生の入国可否に関しては正式発表がでていない状況ではありますが、現状オーストラリアの大学では対面・オンライン授業の両方の可能性があると案内されています。
今後の新型コロナウィルスの感染状況にもよりますので、ご心配な方はiae留学カウンセラーまでご相談ください。
新型コロナウィルス向けの特別奨学金等は実施しているのか？
シドニー工科大学付属インサーチでは、これから入学を考えていらっしゃる学生向けに以下の金銭的・実践的なサポートを行っております。なお、こちらは今年10月の入学者向けのサポートです。
◆オンライン授業を受ける際のコンピューターに問題がある生徒に対し、パソコン購入のローンを実施
◆Wifiに関して問題が生じている生徒に対し、VodafoneのWifi提供（$95相当）
◆経済的な問題が生じている生徒に対し、スーパーで利用できる$50分のクーポンを提供（状況により）
◆滞在先の家主と問題が生じている場合の、家主への連絡サポート
◆ホームステイ滞在の場合、食事3食付きの1週間あたりの滞在費を$315⇒$160へディスカウント実施
また、8月21日より新たにEnglish Guarantee Scholarshipが発表されました。
◆対象：ファンデーションコース、ディプロマコース、学部進学を開始する前に10〜30週間の英語力を必要とする学生
◆奨学金：英語コース1週間あたり $100 の学費免除
◆対象コーススタート日：2020年9月7日～、10月12日～、11月16日～
◆申込期限：2020年8月21日～11月16日まで
実際に日本から1学期目をオンライン受講すると、生活費をどのくらい節約できるのか？
実際に、日本からシドニー工科大学インサーチへ10月オンライン授業入学をした場合、どのくらい生活費を節約できるのでしょうか？
1学期間（4か月間）の一般的な生活費を計算してみました。※ホームステイの場合
【1か月間の生活費の目安】
ホームステイ代 $330×4週＝$1320
ランチ代 $ 35×4週＝$ 140
交通費 $ 50×4週＝$ 200
お小遣い $ 50×4週＝$ 200
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
合計 $1860（約14万5000円）
【1学期間（4か月間）の生活費の目安】
$1860×4か月間＝$7440 (約58万円）
日本の実家からオンライン授業で大学生活をスタートした場合、1学期あたり約58万円の生活費を節約できるのは金銭的にもメリットが大きいですね。
通常、留学生活がスタートしたばかりの1年目は、オーストラリアでの生活に慣れるまで勉学に集中される生徒様が多い中、日本からオンライン受講ができると放課後や土日にアルバイトをする心の余裕も比較的早めに持つことができます。
食費や滞在費の生活費を浮かすことができる＋アルバイトで留学資金をプラスアルファで蓄えることができるのは、資金面のやりくりの観点で大きなプラスになります。
大学スタッフから「オンライン授業のメリット」についてのコメントが届きました
この度、シドニー工科大学付属インサーチの日本人スタッフ、ブルートマン亜美様から「オンライン授業を受けるメリット」についてコメントを頂きました。ぜひ大学側の意見もご参照ください。
『当校では、受講のモードがオンラインに変わっただけで、質と内容は今まで通りを維持することを目的に努めております。そのため、当校では、遠隔でもいつもと同じ質の高い授業を受けれるようにという意味を込めて現在の受講モードをRemote Learningと呼んでプロモーションを続けております。
学生さんへの各種サポートやカウンセリングも今まで通り、ビデオ電話などを使って継続しております。
カウンセリングについては、オンラインの方が気軽にリクエストできるようになったというポジティブな感想も多くの生徒さんから受けております。
Remote Learningの詳細についてはこちらのページをご参照ください。』
キャンパス風景、学校の雰囲気が分かる動画
オーストラリアの大学進学をオンライン入学で目指すならぜひiae留学ネットまで
いかがでしたでしょうか？
新型コロナウィルスの状況下ではありますが、オンライン授業でも通常と変わらぬ授業スタイルであることに加え、オンライン授業入学ならではの新しいメリットも浮かび上がってきましたね。
シドニー工科大学付属インサーチでは今だからこその特別支援を実施しています。
自宅からパソコンで授業、というとなかなか大学進学のイメージが湧きにくいかもしれませんが、実際にオーストラリアの大学の授業はディスカッションスタイルが多いため、世界中から同じ授業に参加しているクラスメートたちと英語で熱い討論を交えたりすることが多く、現在受講をされている生徒様たちからは「多国籍のクラスメイトの中で、自分が日本人であることをより実感している。もっと積極的に意見を言えるようになりたい。」など、積極的な意見も多くでてきています。
なお、iae留学ネットではオーストラリア大学進学に関するご相談から出願のお手続きまで無料にてご案内をさせていただいております。
すでに日本で高校を卒業しているものの、新型コロナウィルスの状況で足踏みをされている方、もともと他国を検討されているものの早めに大学生活のスタートラインを切りたいとお考えの方など、現在なかなか一歩を踏み出せずにお悩みの方はぜひiae留学ネットの留学カウンセラー宛てにお気軽にご相談くださいませ。一緒に解決方法を模索しながら、安心して進学できるスタディープランを作り上げていきましょう！
