もっとも信頼されている世界大学ランキングの一つQS World University Rankingsにおいて、iae留学ネットの提携大学であるシドニー工科大学(University of Technology Sydney)は90位にランクインしました。
これは1988年設立(創立35年)の、いわゆるYoung University(若い大学)としては大躍進でして(なぜなら世界Top100大学は伝統校ばかり)、シドニー工科大学/ UTSがいかに早いスパンで世界的な評価を上げて来たかを証明するものと言えますね。
しかしながらシドニー工科大学/UTSは、Young University(若い大学)としての良さも兼ね備えており、例えば伝統校であるGroup of 8(オーストラリア8大学)に対しても「留学生受け入れの柔軟さ」や「キャリア直結の実践的な教育」、「豊富な奨学金/スカラーシップ」などが期待できます。
実はこの度、シドニー工科大学のパスウェイ教育機関であるシドニー工科大学付属カレッジ(UTS College)の日本人スタッフがiae留学ネットのオフィスを訪問!色々と最新情報を提供してくれたので皆さんにも共有したいと思います!
シドニー工科大学付属カレッジ(UTS College)の基本情報
それではまず、シドニー工科大学付属カレッジについてご紹介いたします。
シドニー工科大学付属カレッジ(UTS College)
シドニー工科大学(UTS)の一部を構成する教育機関で、シドニー工科大学に進学または編入するための各種コースを提供しています。シドニー工科大学がトップランクの大学でありながら、留学生にとっても進学しやすい理由の一つと言えるシドニー工科大学付属カレッジ(UTS College)では次のようなコースが提供されています。
ファウンデーション
日本の高校2~3年修了で入学可能な、オーストラリア大学1年次へ繋がる進学準備コース。専攻分野の基礎的学習から、大学履修に必要なアカデミック英語、スタディスキルを身につけます。
ディプロマ
オーストラリア大学の1年次分に相当する履修が可能な進学準備プログラム。修了後はシドニー工科大学の2年次に編入できます。専攻はBusiness、Communication、Design & Architecture、IT、Engineering、Scienceなど。
プレマスター
シドニー工科大学院への進学準備プログラム。プログラム修了でGraduate Certificateという学位取得が可能で、且つUTS大学院へ単位移行をし編入をすることができます。対象専攻はAccounting and Finance、Communication、Technology Practice。
英語プログラム
UTS CollegeまたはUTSへの進学を前提に、グループワークやプレゼンを通して高度なアカデミック英語力を身につけるためのコースを提供。なお英語コース単独での申し込みも可能です。
シドニー工科大学付属カレッジの様子を動画で見てみる
シドニー工科大学(UTS)の最新ランキングと充実のエンプロイアビリティ(雇用されやすさ)
次にシドニー工科大学のランキングや卒業後の雇用においての評価をご紹介いたします。
最新世界大学ランキング
- QS World University Ranking 2024:90位(大学世界総合ランキング、前年137位から大きく大躍進)
- Times Higher Education Young University Rankings 2023:9位(設立50年以内の若い大学世界ランキング)
- QS Graduate Employability Rankings 2022:62位(卒業後の学生雇用状況・実績ランキング)
雇用に有利なシドニー工科大学(UTS)=Employability(エンプロイアビリティ)
- 実践的な授業:
工科大学という名の通り、世界レベルで先進的な教育に取り組む理工系総合大学であり、その特色を活かして革新的かつ実践的な教育活動を行うシドニー工科大学。さらに学生のキャリアに直結する、世界62位の「Employability(エンプロイアビリティ=雇用されやすさ)」のポイントは次のとおり。 - 充実した業界との結びつき:
Microsoftなど多くの国内外の有力企業。IKEAとは業務提携の上サスティナブルな家具デザイン開発も。 - Adjunct Professor(兼任教授、非常勤教授):
その業界でリーダーシップを担う人材。
※近年の講義テーマではSteve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック/ Appleの共同設立者として有名)による「AppleとWalmartはインドに大きく進出、けどAmazonは規模を縮小中?」。 - Case Studies(ケーススタディ):
例えばMicrosoftでの失敗談など、提携企業の実際のケースを基に学ぶ機会を提供。 - 充実したインターンシップ:
- UTS Career hub(学生=企業間のマッチングサイト)
インターンシップやアルバイトを求めるUTS学生と企業をつなぐプラットフォームで、現在は1,000社以上が登録。Commonwealth、Westpac(オーストラリア最大手銀行)、Google、Microsoftなども。 - Career Office
UTSに設置されているフィジカルなオフィスで、レジュメの書き方インタビューの受け方など、学生が自らジョブサーチを成功させるためのサポート。
- UTS Career hub(学生=企業間のマッチングサイト)
他の大学と異なるUTS Collegeの「ディプロマ(Diploma)」
修了後は大学2年次への編入ができ、その修了証自体が学位として認められるディプロマ(Diploma)コースは、シドニー工科大学に限らずいくつかの大学の、キャリアに直結するビジネスやITといった専攻分野で提供されています。
しかしシドニー工科大学付属カレッジ(UTS College)で提供されているディプロマコースはココが特徴です。
- 学習進行・学習スキル強化にフォーカスし少人数制(25人/クラス):大学1年次レベルではあるものの大学と異なり少人数制の授業に参加、講師のほかアカデミックアドバイザーのサポートを得て2年次以降の履修についていくアカデミックスキルを養うことが出来ます(※留学生の海外大学でのドロップアウトは1年次が大多数と言われています)。
- アカデミック英語コースもあるので、自信のない方はアカデミック英語(10週間)の後にディプロマを開始することもできます。
- オーストラリア人学生の比率が高い(パンデミック前のオーストラリア人比率は40%)。大学入学統一試験でギリギリ入学できなかったオーストラリア学生が学んでいます。
- そのため日本の高校卒業者だけでなく、IBディプロマでの高校卒業者にもお勧めです。
新ディプロマコース「Diploma of Animation Production」2024年2月からスタート!
シドニー工科大学では「Bachelor of Animation Production」(アニメーション制作の学士号コース)が提供されていますが、近年オーストラリアでのクリエイティブ業界への需要が伸びていること、そして就学中の学生にアジアからの留学生も増えてきたことから、新たにディプロマコース「Diploma of Animation Production」を開始することになりました。
- これまではファウンデーションからの進路だけでしたが、今後はトータル3年間で大学卒業を目指すことが出来ます。
- 出願要件にポートフォリオ(作品提出)は含まれないため、アニメーション制作の初心者でも出願可能です。
- 学生は「Student Success Advisers(アドバイザー)」「 Study Success Workshops(ワークショップ)」「Studiosity」「Talk Campus」といったサービスや講師陣・コーディネーターにより24時間年中無休のサポートを受けることができます。
- 20人以内の少人数制クラス。
- アニメーション制作に必要なHarmony、Adobe Creative Suite、Shotgrid Softwareといったソフトウェアを使用し、基本的な2D・3Dそしてハイブリッドアニメーションを学びます。
- プログラムで取得する48単位分をシドニー工科大学(UTS)の「Bachelor of Animation Production)」へ移行できます。
Diploma of Animation Productionについて動画で見てみる
豊富な留学生向け奨学金2023!
シドニー工科大学付属カレッジ(UTS College)では、ディプロマやファウンデーション、英語プログラムの履修対象者でも奨学金がオファーされています。
シドニー工科大学への進学ならiae留学ネットにご相談ください
世界大学ランキング90位に大躍進した大学でありながら、留学生が進学するための柔軟な進路を提供しているシドニー工科大学付属カレッジ。皆さんの条件や希望によりお薦めの進路は異なりますのでまずはご相談ください。
海外留学は高いハードルがあるように思えますが、語学力、成績が少し足りない留学生のための道、パスウェイがあります。
世界700の教育機関、1,500校との提携があるiae留学ネットなら、シドニー工科大学のご相談からお手続きまで無料でご案内しています。是非一度、お気軽にご相談くださいませ。