今や英語が話せて当たり前、日本の高校卒業後に海外大学進学という選択を選ぶ人も増えています。

日本の大学へ進学する場合にも言えることですが、本当に勉強したいことを見つけられている人ってそんなに多くはないですよね。

海外大学進学でもアメリカなら、現地渡航後に基礎教養を身に着けつつ、自分が本当に学びたいと思える学部・専攻を見つけていくことが可能です。

今回はアメリカ大学進学留学について紹介していきます。

アメリカが海外大学進学でおすすめな理由、日本との違いについて

アメリカの大学が海外大学進学を希望する留学生に選ばれる理由として、出願時に専攻分野を決定していなくても良い、という点が挙げられます。

形式的に何かコースを選ぶのですが、アメリカ渡航後、履修する科目を自由に選ぶことができるからです。

アメリカの大学では、入学後に約2年で一般教養課程科目を中心に勉強しながら、ゆっくりと専攻分野を絞り込むことが可能。

専門科目コースを始める3年次から自分が本当に勉強してみたいと思う科目を履修、たとえばビジネスで学士号(大学卒業資格)取得を目指すなら、求められる必要コースに参加して単位を取得する必要があります。

医学や法学は大学院レベルで学ぶ、そのために在学中にすべきこと

アメリカの大学で法学や医学を学びたい場合、法学部はロースクール、医学部はメディカルスクールと呼ばれるプロフェッショナルスクール(大学院レベルのクラス)に進み、各資格試験合格に向けて準備を進めなければなりません。

注意点として、大学院進学をする場合には大学在学中に求められる科目を良い成績で修了、GREと呼ばれる学力試験でハイスコアを取得する必要があります。

日本でもすっかり知られるようになった経営学修士、MBAの場合にはGMAT、医学を学ぶ場合にはMCATという専門試験があります。

日本の大学との違い、本当にあなたが学びたいものを選ぶことはできるのか

日本の高校生は18歳の時点で日本の大学で学ぶ専攻分野を絞り、学部ごとの受験をします。

でも高校3年生で経済学、経営学を専攻してどんな勉強をするのか理解している人はいるのでしょうか。

日本の悪しき慣習の一つに大学ランキング、偏差値でよりレベルの高い大学を選びたがる、というものがありますが、そんな「ブランド」意識で選ぶ学校は果たして本当に適したものなのでしょうか。

多くは大学に進学して初めて、カリキュラムを知り、どんなコースを取るのかを知ります。

日本の大学の場合、一度大学に入学すると他の学部へ移ることが容易ではなく、もし学部が自分に合わない場合でも4年間単位を履修して卒業、将来を迷いながらも就職をする人もいます。

日本でも進む国際化、海外で学び世界で活躍したいと希望するなら、アメリカへの海外大学進学を選び、本当に学びたいものをゆっくりと選んでみてはいかがでしょうか。

学びたいものを後から決められる、柔軟性の高さ

アメリカの大学には約600に上る専攻分野がありますが、その選択は非常に柔軟性があります。

たとえば一度選択した専攻も途中で変更が可能。

これは、日本のような学部制ではなく、多くの大学が主専攻(Major)と副専攻(Minor)を取り入れていることで柔軟性が生まれています。

学生の関心にあわせて主専攻科目と副専攻科目を自由に選択することができ、副専攻では主専攻の研究をより深めるために、主専攻に関連のある分野から選択するのが一般的です。

一方、まったく異なった分野の主専攻を2つ同時にとることができるダブルメジャー制度もあります。

カリフォルニア大学アーバイン校を訪問した際に寮を案内してくれた4年生の学生はまさにダブルメジャーで犯罪学と心理学を専攻しているとのことでした。

将来の職業(彼はFBIを目指していました)を考えれば理にかなった選択だと思いました。

アメリカの大学で学ぶダブルメジャー制度

ダブルメジャーとして人気の高い専攻分野は下記の10専攻です。

  • 外国語
  • 経済学
  • ビジネス(経営学)
  • エンジニアリング
  • 政治学
  • 生物学
  • 心理学
  • 英語
  • 歴史学
  • 数学

また、人気のあるダブルメジャーの組み合わせ例は下記の通りです。

  • 外国語と国際学
  • 外国語と政治学
  • 経済学と数学
  • 経済学と政治学
  • 外国語と生物学
  • 外国語と経済学
  • 外国語と経営学
  • 経済学とエンジニアリング
  • 外国語と心理学

アメリカの大学で学ぶリベラルアーツ

昨今日本でもリベラルアーツ教育が見直されていますが、アメリカの1〜2年次で学ぶ一般教養課程はまさにリベラルアーツ科目です。。

人文科学、社会科学、自然科学の分野を幅広く学び、学問の基礎を身に着け人格面を磨き、大学3年次以降、学科によっては大学院で初めて専門教育を学びます。

全人教育で培った教養がグローバル人材に欠かせないものだと言えるのです。

アメリカへの海外大学進学についてのご質問ならお気軽にiaeまで

アメリカへの進学留学には4年制大学への直接入学、コミュニティカレッジからの編入留学など選択肢がいくつかあります。

英語力や学校成績によって選べるプログラムは異なってきます、あなたのご希望をふまえた上で本当にぴったりなアメリカ大学進学留学をiae留学ネット・アメリカ進学留学担当と一緒に見つけましょう。

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