留学に行くことを決めたら、まず初めに考えることは「どの国・都市」にするかです。天気、治安、費用、そしてその国・都市への憧れなどで国を決める方がほとんどではないでしょうか?

過去に行ったことのある国ならまだしも、初めて行く国だと地理的な面や生活費の違いなども分からない方が多いと思います。

今回のコラムでは、ロケーション比較第一弾としてアメリカにある4都市の基本情報についてご案内いたします。これからアメリカへのご留学をご検討されている方は是非参考までにご覧ください。

憧れの大都市:ニューヨーク

ニューヨーク

世界の経済、政治、文化の中心地でもあるニューヨーク。「タイムズスクエア」「自由の女神」「ブルックリン橋」など、誰もが一度は耳にしたことのある観光地もたくさんあり、映画やテレビを見て、ニューヨークでの生活に憧れている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなニューヨークには、国内外から毎年約5000万人の観光客や留学生が訪れており、いろんな国籍の人と出会える絶好の地でもあります。アクティビティや観光地がたくさんあるため、充実した生活を送れること間違いなしです。

以下、ニューヨークの基本情報や留学した際の簡単な概算費用をご案内致します。

ニューヨーク州
面積783.8 km²
人口約840万人
日本との時差日本 -13時間
主な移動方法
  • サブウェイ(電車)
  • タクシー
最寄りの国際空港
  • ジョン・F・ケネディ空港(JFK)
    • マンハッタンまでシャトルバスで約1時間半、エアトレイン&Long Island Rail Roadで約40分ラガーディア空港(LGA)
    • マンハッタンまでサブウェイで約40分
  • ニューアーク・リバティー空港(EWR)
    • マンハッタンまで、ニュージャージートランジット(電車)で約30分
物価高い
※2022年版物価の高いアメリカの都市ランキングでは、75都市中第3位。
季節
  • 春:4月~6月
  • 夏:7月~9月
  • 秋:10月~11月
  • 冬:12月~3月
気温

ニューヨーク気温

出典:Weather Atlas

留学費用概算(半年間語学留学した場合)※2022年7月現在

学費約147万円
ホームステイ
(シングルルーム+2食付き)
約127万円
航空券約17万円
海外旅行保険約14万円
ビザ関連費約6.5万円
通信費約3万円
交通費約7万円
交際費約40万円
雑費約12万円
合計約375万円

※渡航時期によって費用は変動します。

有数の観光地を持つ大都市:ロサンゼルス

ロサンゼルス

アメリカ国内で最も国際色の強い都市のひとつでもあるカリフォルニア。

ロサンゼルスは西海岸の中で最も留学生や観光客が集まっている都市で、「ハリウッド」「サンタモニカビーチ」「ビバリーヒルズ」「ディズニーランド」「ユニバーサルスタジオ」など有数の観光地を持つ場所でもあります。

温暖な気候のなか、のんびりと英語を勉強したい方におすすめのロケーションになります。ロサンゼルスは地下鉄が発達しているニューヨークとは違い、移動手段としてはバスや車、そして自転車を利用する人が多いです。

通学する分にはあまり困らないと思いますが、遠出する時は友人と相乗りでタクシーを利用するのも良いかもしれません。

そんなロサンゼルスの基本情報と留学した際の簡単な概算費用について、以下ご案内致します。

カリフォルニア州
面積12,562km²
人口約996万人
日本との時差日本 -16時間
主な移動方法
  • バス
  • 電車
  • タクシー
最寄りの国際空港
  • ロサンゼルス国際空港(LAX)
    • ダウンタウンまで、FlyAwayバスで約45~1時間、タクシーで約25分
物価ニューヨークと比べて安め
※2022年版物価の高いアメリカの都市ランキングでは、75都市中第18位。
季節
  • 春:2月~3月
  • 夏:4月~10月
  • 秋&冬:11月~1月
気温

ロサンゼルス気温

出典:Weather U.S

留学費用概算(半年間語学留学した場合)※2022年7月現在

学費約143万円
ホームステイ
(シングルルーム+2食付き)
約122万円
航空券約10万円
海外旅行保険約14万円
ビザ関連費約6.5万円
通信費約3万円
交通費約5万円
交際費約40万円
雑費約12万円
合計約355万円

※渡航時期によって費用は変動します。

学生の街:ボストン

ボストン

「ハーバード大学」「MIT」「ボストン大学」など、世界的大学ランキングの上位にランクインしている有名大学はここボストンにあるのをご存じでしたか?

世界中から優秀な学生が集まる学生の街ボストンでは、芸術や博物館等に定評があり、美術館などによっては無料で入館が出来る日もあります。学校のアクティビティや現地のイベントを通して現地の学生と知り合えるチャンスもたくさんあります。

またヨーロッパ調の建物が数多く並んでおり、アメリカにいながらヨーロッパを感じられる街でもあります。また、天気に関しては、日本と同様四季に分かれているが冬が長く気温がとても低いため、長期のご留学や冬にご留学をされる方はしっかりと防寒対策をすることをお勧めいたします。

そんなボストンの基本情報と留学した際の簡単な概算費用について、以下ご案内致します。

マサチューセッツ州
面積232.1 km²
人口約69万人
日本との時差日本 -13時間
主な移動方法
  • バス
  • 地下鉄
  • タクシー
最寄りの国際空港
  • ローガン国際空港 (BOS)
    • ダウンタウンまで、地下鉄で約5分、シャトルバス/タクシーで約20分
物価ニューヨークとロサンゼルスの間
※2022年版物価の高いアメリカの都市ランキングでは、75都市中第11位。
季節
  • 春:3月~5月
  • 夏:6月~8月
  • 秋:9月~11月
  • 冬:12月~2月
気温

ボストン気温

出典:Weather U.S

留学費用概算(半年間語学留学した場合)※2022年7月現在

学費約140万円
ホームステイ
(シングルルーム+2食付き)
約110万円
航空券約18万円
海外旅行保険約14万円
ビザ関連費約6.5万円
通信費約3万円
交通費約5万円
交際費約40万円
雑費約12万円
合計約350万円

※渡航時期によって費用は変動します。

スポーツとコーヒーの街:シアトル

ワシントン州最大の街、シアトル。都市部をイメージされる方もいらっしゃるかと思いますが、シアトルは海・山・湖に囲まれており、冬に長く続く雨のお蔭で緑がとても豊かです。

その美しい風景が広がっているということもあり、「エメラルド・シティ」と呼ばれています。スターバックス1号店があったり、マリナーズの街になりますので、コーヒー好きやスポーツ好きな人にもお勧めのロケーションです。

また、アメリカで最も国際貿易が盛んな地域の一つでもあるシアトルには、IT系の企業や日系企業が多い点でも特徴があります。そして公共交通機関がとても発達しているので、通学等に関しましてはご安心いただける街となっております。

そんなシアトルの基本情報と留学した際の簡単な概算費用について、以下ご案内致します。

ワシントン州
面積217km²
人口約74万人
日本との時差日本 -16時間
主な移動方法
  • バス
  • 電車
  • モノレール
  • タクシー
最寄りの国際空港
  • シアトル・タコマ国際空港 (SEA)
    • ダウンタウンまで電車で約40分
物価ボストンと同等
※2022年版物価の高いアメリカの都市ランキングでは、75都市中第10位。
季節
  • 春:4月~6月
  • 夏:7月~9月
  • 秋:10月~11月
  • 冬:12月~3月
気温

シアトル気温

出典:Weather U.S

留学費用概算(半年間語学留学した場合)※2022年7月現在

学費約148万円
ホームステイ
(シングルルーム+2食付き)
約107万円
航空券約18万円
海外旅行保険約14万円
ビザ関連費約6.5万円
通信費約3万円
交通費約8万円
交際費約40万円
雑費約12万円
合計約355万円

※渡航時期によって費用は変動します。

上記のロケーションで費用を抑えたい方

「都市部に憧れを持つものの、費用的にギリギリかも...」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?少しでも費用の負担を減らしたい場合は、以下の工夫をお伝えいたします。

1.  滞在をホームステイにする

語学学校ではアパートメントやレジデンスを提供している所もありますが、基本的には食事がつきません。滞在費と食費は固定費の中でも大きな割合を占めていますので、費用を抑えたい方は食事付きのホームステイを選ぶと良いでしょう。

2. 食費を節約する

語学学校で手配しているホームステイは通常、朝ごはんと夕ごはんが付いている所が多く、比較的食費を抑えられます。また昼食は週末の食事も自炊をしたり、お弁当としてサンドウィッチを作って学校に持っていくなど工夫してみるのも良いのかもしれません。

また、アメリカはチップ制ですので、外食すると食事分+チップが加わります。出費が多くなる傾向も...! とはいえ、留学で仲良くなった方との交流や折角の留学で観光もしたいという方もいらっしゃると思います。

月1くらいの頻度であれば、外食をしても食費に大きな影響は与えないでしょう。

3. 留学期間を短縮する

長期の留学になればなるほど、必然的に学費も滞在費も高くなっていきます。初めての留学であればいきなり長期ではなく、短期のサマープログラムに参加してみたり、春休みや冬休みの短期留学をしてみるのはいかがでしょうか。

その際にその国や地域が気に入れば、長期留学へステップアップするのも良いでしょう。

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いかがでしたか?「この地域もっと知りたい」「そもそもアメリカって他の国と何が違うの?」「どんな語学学校やプログラムがあるの?」など気になったことがありましたら、是非お気軽にお問い合わせください!

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それでは皆様からのお問い合わせをお待ちしております。