私は日本・東京都内の私立大学に1年間通った後、中途退学しアメリカ・ミネソタ州へ正規留学に踏み切りました。
日本の大学在学中の私は、日本の大学の簡単に単位が取れ卒業できるシステムに疑問を持ち、またサークルや飲み会に楽しみを見つけることができませんでした。
アメリカへの海外大学進学留学は高校生の時からの夢でもあったので、日本の大学に時間やお金を費やすのではなく、早めに辞めて海外の大学へ行こうと決めました。
当初、両親からは猛反対されましたが、粘り強く説得し続け留学の許可を得ることができました。
アメリカ進学留学諦めきれず、日本の大学を中退・渡米
現在、私はアメリカのミネソタ州という日本人にはあまり馴染みのない州で正規留学をしています。
ミネソタ州は、10月頃から雪が降り始め、冬には気温がマイナス25度〜30度ほどに下がるとても寒い地域です。
私の住んでいる地域は州都ミネアポリスに行くには車で2時間ほどかかる小さな田舎町です。
なぜ、こんな寒くて田舎を選んだのかというと主に3つあります。
アメリカ留学で一番重視した、治安の良さ
ミネソタ州はアメリカ国内での治安の良さ常にトップ10に入ります。
実際にこちらに留学し始めてから、ミネソタの人はとても優しく、また街もとても綺麗で、夜に出歩くこともできるのでとても治安が良いと感じています。
アメリカ西海岸やニューヨークと違い、日本人が少ない
日本人留学生が多く集まるカリフォルニアやニューヨークなどの海岸側の州に比べて日本人が圧倒的に少ないです。
そのため、英語力を鍛えたかった私にとってはとても魅力的な州でした。
アメリカ進学留学の一番の悩みである学費が安い
私の通っている大学は州立大学ということもあり、学費がとても安いです。
日本の文系私大とほぼ同じくらいの値段です。
留学生としてアメリカの私大に通うとなると、学費が年間200万〜300万が一般的なるので、金銭的にとても助かっています。
留学前の準備は大変?
私の留学準備期間は約1年でした。具体的に以下のような準備が必要でした。
- F1-VISAの取得
- 書類提出(願書、エッセイ、推薦状、成績表、残高証明証、健康診断/予防接種等)
- TOEFL/IELTSのスコア
書類は全て英語が必須なので、予防接種や健康診断を受ける場合は英語書類対応の病院があるのでそちらで予約をすることをオススメします。
正規留学の準備は、書類が多くあり想像以上に時間がかかるので早めの準備が必要になります。
英語はどのように勉強したのか?
私が留学を決めた頃の英語レベルは大学受験レベル(もしくはそれ以下)でした。留学経験もなく、当時通っていた日本の大学に留学生の友人がいるわけでもありませんでした。
英語力をあげるために私は英語のYouTuberのビデオや海外ドラマをテレビ代わりに毎日観ていました。
また、ネイティブと交流できるサイトがたくさんあるのでそこでランゲージパートナーを見つけ、スカイプで英会話の練習を手伝ってもらったりもしました。
ミネソタでの大学の授業
留学開始からもうすぐ3年目に入ります。
現在はシニアで来年の春に卒業する予定です。大学ではFinance(金融学)を学んでいます。
留学当初は、国際ビジネスを専攻していましたが、Financeの授業を受けてから金融に興味を持つようになり学科を変更しました。
アメリカの大学は学部・学科の変更が簡単にできる点が素晴らしいと思います。
私が受けている授業はほとんどグループワークがあります。
クラス内で留学生は私だけというケースがほとんどです。
語学力がネイティブに劣る私は、チームメイトに迷惑をかけたくないので、授業やプロジェクトの予習・復習は必ず行います。
またプレゼンの資料集めやパワーポイントの制作等、できることは積極的にやるようにしています。
アメリカ留学中の学生生活は?
留学を始めてから、最初の半年間は寮に住み、それ以降は友人たちとアパートをシェアして暮らしてきました。
今まで、アメリカ、ロシア、メキシコ、バングラデシュ、ネパール、韓国出身のルームメイトたちと一緒にアパートをシェアしてきました。
日本人以外と暮らすことで常に英語を使う環境を作ることができ、また彼らの文化を学ぶことができます。
私は料理が好きなので、彼女たちの国の料理の作り方を教えてもらったりもしています。
また、留学中はアパートの契約/更新、家賃や光熱費の支払い、家事、自炊等など今まで両親に頼っていたことすべてを自分で行わければなりません。
そのため留学以前よりも自立できたと感じています。
思い切って渡米して良かったこと
アメリカ大学進学留学を選んで一番良かったことは「素晴らしい出会い」です。
ルームメイトや友人たちとの出会いは私の人生にとって大きな影響を与えてくれました。
昨年の冬休みにはルームメイトと一緒に日本に帰国し日本の観光地を案内しました。
アメリカ留学以前は、留学先の友人と一緒に日本に帰るなど想像もしていませんでした。
留学は素晴らしい経験や出会いを得ることができる機会だと実感しています。