私は子供の頃からバスケットが好きでアメリカのプロバスケットリーグNBAをよく見ていました。
そんな私は漠然といつかアメリカに行きたい!と思うようになっていました。
中学・高校とそんなチャンスは現れず、工業高校ということもあって卒業後にそのまま就職。
夢のアメリカ留学はTVでは見れるが、常に遠い存在でした。
そんな私が一念発起してアメリカ・コミュニティカレッジ留学をしたときの体験談を紹介させてもらいます。
アメリカ留学への憧れと実際に行くことになったきっかけ
そんなある日、地元のバスケットチームの練習に行くと見知らぬ女性の顔が。
それが今の妻で、アメリカに行く「きっかけ」を作ってくれた人でした。
彼女はアメリカに何度か留学し社会経験も積んでおり、なによりとても生き生きとしているように感じました。
そんな彼女に惹かれていくのと同時に、やっぱりアメリカ留学に行きたいと強く思うようになりました。
そして彼女にアメリカ留学に行きたいと正直に話すと、「絶対に行った方がいい!一緒に行こう」と背中を押してくれました。
お金はないけど、再就職のことも考えたい
アメリカに限らず、留学するためには、まず学校を決めなければなりません。
語学学校ではビザが夫婦二人分出るかわからず、学位等も取得できず帰国後の再就職に不安が残るので断念。
さらに、四年制の大学に行くほどの資金も英語力もなく、ないないだらけのスタートでした。
妻にそのことを話すと、「コミュニティカレッジがいいんじゃない?」とアドバイスを貰いました。
コミュニティカレッジはアメリカやカナダにある二年制の大学で、日本の短大に近い機関です。
卒業すれば短大卒資格相当の学位が貰え、そのまま四年制の大学に編入もできます。
その他にも、職業訓練プログラムと呼ばれるカリキュラムで、専攻科目の履修証明書が貰える制度もあります。
お金も四年制ほどかからないし、学位も取得できるかもしれない。
さらに、1年以上フルタイムで(12単位以上履修)すると、OPT制度といってアメリカで1年間働くことが可能になります。(細かい条件はあります)
このような条件からコミュニティカレッジに進学することを決めました。
ギリギリでTOEFL合格。ただ実際の英語の授業は全然違った…
もともと、高卒で英語力が皆無に等しかった私。
ギリギリで入学資格のTOEFLの点数は取れたものの、これで本場の英語の授業に付いていけるのか不安が残りました。
そして、ついにアメリカへ。
準備などのために約1か月前に入国して、コミカレの授業の練習のために語学学校で3週間授業を受けることにしました。
語学学校なら楽勝と思っていた私は、本場の英語を思い知ることになりました。
語学学校での最初の授業は、先生の言っていることが半分以上わかりませんでした。
英語を教えてくれる授業だから大丈夫だろうとタカをくくっていましたが、その自信は見事に崩れ去りました。
なんとか1日1日と少しずつ聞き取れるようになってはいきましたが、慣れてきたころに授業は終わり、コミカレでの授業に不安が残りました。
結局、コミュニティカレッジの最初の学期では、数学と留学生用の英語の授業だけを取ったのでそこまで困りませんでしたが、通常の授業を取っていたらと思うとゾッとしました。
なるべく留学前に英語のレベルを上げて、足りなければ語学学校に満足するまで通うことも選択肢の一つとして、いいのではないかと感じます。
アメリカへお試し留学をしてみては?
現在留学して8か月が経ちました。英語は少しずつではありますが自分でもわかるくらい進歩していますし、会計の知識も身に付いてきました。
なにより、毎日が新しい体験ばかりで刺激的な毎日を送れていると思います。
しかし、日本に帰国してからのことを考えると少し不安が残るのも事実です。
再就職は本当にできるのか、貯金もほぼ使ってしまうので日本での新生活は大丈夫だろうかと考えることもあります。本当に日本に戻っても留学する前のような安定した生活ができないかもしれません。
ただ、留学することによって成長することは確かですし、刺激的な毎日を送れることは間違いないでしょう!
私としては、少しでも興味を持ったならば1か月でもいいので現地で生活することをオススメします!それで面白ければ、再度本格的に留学や生活にチャレンジすればいいし、つまらなければ「海外は合わないな」と自分の答えがわかるからです。
この記事を見て、あなたの背中を少しでも押すことができれば嬉しいです。