みなさんこんにちは、iae留学ネット、アメリカ担当です。
経験したことのない海外生活を始める前は、何かと不安になると思います。
一つの体験談として大きく私を変えることとなった留学生活、アメリカはコロラド州での留学生活についてご紹介します。
アメリカ・コロラド州立大学でのオンキャンパス留学
治安が良く、日本人留学生が少ない
アメリカの留学先としてまず考えるのは、西海岸のカリフォルニア州、そして東海岸のニューヨーク州ではないでしょうか。
しかし、多くの日本人留学生が選ぶことで知られ、英語を上達させたい方にはむしろ不安なことかもしれません。
また、どちらの州も言葉や文化を知る前は、治安という点でも心配なことと思います。
私も同じでした。
そこでアメリカの中では治安が良く、また日本人留学生が比較的少ない地域として、コロラド州にあるコロラド州立大学ボルダー校へ留学することにしました。
小さく可愛らしい街、ボルダー
コロラド州ボルダーは陸上選手の高地トレーニングの場として知られていますが、ロッキー山脈の麓に位置しているため標高がとても高く、山脈と緑に囲まれた美しい街です。
高地のため酸素濃度が低いので、慣れるまでは少し小走りをしただけで息切れがしたりもします。
人口は約10万人と少なく大都市特有の華やかさはありませんが、しかしコロラド大学の学生の街として活気に満ちています。
小さな街ですが、パールストリートと呼ばれる歴史的地区の中心街では、なんでも揃います。
100軒以上のショップ、カフェ、ブティック、レストラン、ブランドショップまで並んでいます。
カラフルな色合いで、春には花が咲き乱れるとても可愛らしいストリートです!
ロッキー山脈の麓で大自然に囲まれて
山脈に囲まれた高地のため、冬の厳しさと積雪量は日本でいう北海道の山地という感じでしょう。
アメリカ全土でもパウダースノーが楽しめるウインタースポーツの州として有名なので、冬のアクティビティに興味のある方には絶好のスポットといえます。
事実、私はコロラド州でスノーボードのために山へ通い、地元のアメリカ人とも顔見知りとなり絶好の交流の場となりました。
また、夏のアクティビティも盛んで、ロッククライミングやカヌーなど、アメリカのダイナミックな自然を満喫することができます。
私の活気に満ちた楽しい留学生活は、アメリカの大自然のおかげといえます!
コロラド州、教育水準の高さは全米第2位
2017年5月のU.S.ニュースにて、全米で最も教育水準の高い州として、コロラド州がマサチューセッツ州に次いで第2位と公表されました。
その理由として、コロラド州は公共融資が充実しているからだそうです。
コロラド州立大学ボルダー校、コロラド州立大学、デンバー大学の3大学が含まれます。
アメリカの国土は広く、州によって文化に大きな違いがあるのは事実です。
そのため私は留学を考える際、多くの留学斡旋業者やアメリカ生活を経験している大学の先生などに話を聞きました。
教育水準が高くリベラルな人が多い地域ということが、安全な地域になるのかもしれません。
不安なく過ごせたことは、安全な日本で暮らしてきた私にとっては大きなことでした。
語学留学中の過ごし方、ポイント
勉強するだけではもったいない
海外留学を経験することができるというのは、とても恵まれたことです。
学校だけでは得られなかった留学中の経験を考えてみました。
- 国の違う人々との出会い
- 他国の食文化を体感する
- 当たり前が通じない生活習慣の違いを経験する
- 母国では出会わないような局面に遭遇する
- 新しい土地を見る
- 外国の言語を学ぶ
就職活動や将来を考えて勉強に専念するのは、もちろん大切なことといえます。
しかし、留学経験者が就職活動の際や働き始めてからその経験を発揮するのは、学校外での経験が大きいと思います。
留学を経験してすでに多様な局面を乗り越えているという自負、また文化の違う人々とのコミュニケーション能力、そこに母国語以外の言語スキルを身につけることが大切なのではないでしょうか。
私が大学を卒業して社会人として働き始めた最初の数年間は、英語を生かした業務でした。
しかし実際に英語を話せたことで評価されたわけではありません。
外国人とコミュニケーションを取れるその柔軟性や物怖じしない積極性だったと感じています。
それはその後の私にも、かけがえのない財産となっています!
語学のためにも、アクティブな留学生活を
語学を上達させる方法は、土地の人々と接することが一番だと言われていますね。
そのため言葉が通じなくてもどんどん外に出て行動することにより、新しい単語やその言語ならではの言い回しを自然と学ぶことになります。
コロラド州には年間を通して、多くのアクティビティを楽しめることは先にお話ししました。
行動が変われば話しの内容も変わります。新しい体験をすることで語学も上達すると思います。
留学当初、英語をうまく話せない自分が恥ずかしく、クラスでもあまり発言できませんでした。
そんな私が思いきって英語を話すようになったのは、大自然の中でロッククライミングやスノーボードをして現地の交流したからだと言えます。
ホームシック対策
慣れない外国生活で、ホームシックはつきものです。
私が留学生活を送っていた時にも、実際に留学を終える前に帰国した日本人学生たちがいました。
もちろん外国生活は、人によって向き不向きもあります。
しかし、せっかくの貴重な経験を無駄にするのはとても残念なことです。
ホームシックに陥る前に、対策をとることをオススメします。
私の場合まず第一に、日本語を話したくなった時には窮屈に自分を苦しめずに、日本人の友人などと思いっきり日本語を話して日頃のもやもや感を投げ飛ばしていました。
一度すっきりすると、頭がよりリラックスして英語がすんなり入ってくるようになったのを覚えています。
日本を離れて恋しかったのは、やはり食でした。衣・食・住というけれど、食は生活の基盤だということを実感しました。
小さな街ボルダーにも大都市同様に幾つかの和食レストランがあります。
高価なお寿司はさすがに食べれませんでしたが、焼き魚定食をよく食べながらお腹も心も満たしていました。
そんなことが、留学生活を楽しく過ごすポイントのように今は感じています。
世界が広がる留学経験
留学と言っても目的や過ごし方は人によって様々だと思います。
けれどもどのような留学経験もその後の人生の幅を広げ、また海外生活を乗り越えたという大きな自信にもつながるでしょう。
私はアメリカでの留学生活を終えて、その後トルコとイタリアの2カ国で暮らした経験があります。
そのどちらも英語という言語手段を持ったこと、さらにどこでも生活できるという自信があったからだと感じます。
できる限り多くの方に、このような世界が大きく広がる感動の体験をしてもらいたいと思います。
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