今回はシドニー大学の人気学部紹介第五弾として、大人気の看護学部についてご紹介致します。

シドニー大学は世界有数の名門大学ですが、卒業生の雇用適正ランキングでは、世界第4位と卒業後の就職に大変強い大学です。

特に医療系の学部が強く、今回ご紹介の看護学科をはじめ世界大学学部別ランキングにランクインする学科が多数あり、世界最高峰の環境や施設で国際医療分野を学習することができます。

将来、オーストラリアでの永住権取得や労働ビザ取得を目指している方をはじめ、医療分野にて国際的知識や経験を積みたい大学3、4年生、社会人の皆様はぜひご検討ください。

シドニー大学とは?

シドニー大学 The University of Sydney

シドニー大学は、1850年設立オーストラリア最古の名門大学です。最新の2021年QS世界大学ランキングでは40位、オーストラリア国内では2位というオーストラリアを代表する大学の1校です。

オーストラリア歴代首相やノーベル賞受賞者、最高裁裁判長などを輩出しており、QS世界大学ランキング2020年の卒業生の雇用適正ランキングでは、世界第4位にランクインしています。

シドニー大学の医療関連学部について

シドニー大学の医療関連の学部は、2021年QS世界学部別ランキングでも高い評価を得ています。

医療系学部の世界大学ランキング
  • Veterinary Science(獣医学):12位
  • Nursing(看護学):13位
  • Medicine(医学):18位
  • Life Science&Medicine(生命科学・医学):24位
  • Pharmacy&Pharmacology(薬学・薬理学):24位
  • Anatomy and physiology(解剖学・生理学):28位
  • Psychology(心理学 ):27位

なおSydney Nursing Schoolでは、がんと血液学の看護、高度な看護実践、臨床試験の実践、緊急看護、集中ケア看護、メンタルヘルス看護、ナースプラクティショナー、プライマリヘルスケア看護など、看護のさまざまな専門分野で幅広い高度学習を提供しています。

看護学科の卒業生は急性期病院、小児病院、救急医療、メンタルヘルス、シニアケア、地域看護、在宅看護、ドラッグセンターやアルコールセンター、製薬業界、臨床研究試験、その他の健康関連分野で活躍しています。

Master of Nursing(看護学修士課程)コースについて

シドニー大学看護学

看護学修士では、地域、国内、および国際的な医療環境での仕事に携わるための知識や経験を習得します。

2年間の学習を通じて、健康と病気およびケアがどのように提供されるかのか理論的理解を深め、実践的学習を通じて一流の専門家から学ぶことができます。

学習の一部として、救急科、集中治療室、小児科ユニット、腫瘍学ユニット、メンタルヘルス施設、地域医療センターなどで800時間以上の臨床経験を積みます。

臨床ケアに加え、人間生物学、薬理学、研究と証拠に基づく実践、健康と病気の社会的文脈、病気の経験、医療制度、医療におけるリーダーシップ、および医療における法的および倫理的問題を含むその他の専門的なトピックについても学びます。

なお、本コースは以下2つのキャンパスにて提供されますが、キャンパスにより内容が異なります。

  • キャンパーダウンキャンパス
  • ウェストミードキャンパス

キャンパーダウンキャンパスを選択した場合 、2021年にオープンしたばかりの最先端の臨床シミュレーションプログラムとマルチサービスクリニックを有したスーザンワキルヘルスビルディングにて学習することができます。

授業内容について

Master of Nursingでは96クレジットポイントと16単位学習します。

1年次の1学期目は、看護の社会的役割やオーストラリアの医療制度を学習する科目と一緒に臨床看護研究を行います。

2学期目は、メンタルヘルスや急性看護、病気の経験、薬物療法など、より具体的な臨床分野に焦点が当てられます。

2年次には、ヘルスケアシステムの政治的側面、看護実践、専門的実践、グローバルな観点での看護師の新たな役割、地域看護、メンタルヘルス、急性/依存度の高い患者向け看護、小児科、メンタルヘルス、臨床看護実践などを学習します。

カリキュラム内容
  • Aboriginal and Torres Strait Islander Health(アボリジニとトレス海峡諸島民の健康)
  • Australian Health Care - Global Context(オーストラリアのヘルスケア-グローバルな背景)
  • Care and Chronic Conditions(ケアと慢性的条件)
  • Community Health Nursing(コミュニティ・ヘルス・ナーシング)
  • Developing Nursing Practice(看護実践の開発)
  • Evidence Based Practice(エビデンス・ベースド・プラクティス)
  • Frameworks for Practice(実践のためのフレームワーク)
  • High Acuity Nursing(ハイアキュイティ看護)
  • Illness, Experience and Nursing Care(疾患・経験と看護)
  • Introduction to Nursing Practice(看護実践概論)
  • Mental Health Nursing Practice(メンタルヘルス看護の実践)
  • Nursing the Acutely Ill Person(急病人の看護)
  • Social Contexts of Health(健康の社会的文脈)
  • The Body, Its Function and Pharmacology(身体、機能と薬理学)
  • Transition to Practice (MN)(実践への移行(MN))
  • Understand Health and Managing Disease(健康の理解と疾病の管理)

コース詳細ならびに入学条件について

以下の学力要件に加え、応募者は面接、識字能力と計算能力のテストを受ける必要があります。オンラインテストに合格した応募者は、面接へ進みます。

コース名Master ofNursing
期間2年間
入学時期2月
学費AU$43,500 / 年間(※2021年11月現在)
入学条件IELTS Overall 7.0(各セクション7.0)以上

※最終学歴の資格は、修了10年以内である必要があります。
※海外の看護資格は認められます。

本コースの詳細、内容がよりが分かる動画



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いかがでしたでしょうか?

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