大学ランキング9位!ラッセルグループの名門ブリストル大学へ2つのファウンデーションコースと費用&条件

イングランド南西部では最大規模の都市圏、ブリストル。

古くは貿易港でも栄えた運河沿いの街で、その名残から多様性やリベラルな雰囲気のある、イギリスで最もクールな街のひとつとして知られています。

ブリストルは音楽やアートなど独自のスタイルを伴った文化の発祥地でもあり、現在では世界的に有名な覆面ストリートアーティストであるバンクシーもブリストル出身です。

そのブリストルにある名門ラッセルグループの1校、ブリストル大学の魅力と日本人がどうすれば入学できるのか、ご案内していきます。

ブリストル大学の基本情報について

1876年、イングランド南西部ブリストルに設立されたブリストル大学(University of Bristol)の発祥は1595年の職業訓練教育機関Merchant Venturers Technical Collegeから、前身である1876年設立のUniversity College Bristolを経て現在の学校となっています。

1930年代~60年代にはイギリスの元首相、ウィンストン・チャーチルが学長を務めたことでも知られています。

ブリストルはイングランド南西部、ロンドンからは電車やバスで1時間半ほどでアクセスできるブリストル市内中心部に位置しています。

ブリストルの壮大な建築物や美しい自然の中にブリストル大学の各施設は点在しており、ライブラリーや24時間利用可能なコンピュータールーム、スポーツ施設、ドミトリーなど設備面も充実。

ブリストル大学からノーベル賞受賞者12名輩出しており、イギリス大学ランキングでは毎年トップクラスにランクイン、卒業生の就職率の高さや企業が求める人材の出身校などイギリス国内外で高い評価を受けています。

約24,000人の総学生数の中でも留学生の割合は高く、イギリス国内の研究・教育の質トップクラスの大学でありながら、ブリストルという街の魅力と同じく多様性に富んだ国際的な校風の名門大学です。

イギリス大学ランキング9位、世界大学ランキング78位、ブリストル大学の人気学部・専攻を紹介

ブリストル大学(University of Bristol)の評価や主な専攻などは以下をご覧ください。

ブリストル大学の各評価・ランキングについて

  • The Guardian (2025年)16位
  • Times Best University in the UK (2025年)9位
  • QS World University Ranking (2025年)78位

主な専攻分野

  • 工学デザイン
  • 経営学
  • 機械工学
  • 薬理学
  • 社会科学
  • 法学
  • 地理学
  • 医学
  • 薬理学

主な設備

壮大な校舎の中は最新設備が整えられており、9か所あるライブラリーやスタディセンター、スポーツ施設も用意しています。

ブリストル大学で高い評価を受けている学部・専攻について

  • Sociology(社会学)
  • Archaeology and Anthropology(考古学・人類学)
  • Aerospace Engineering(航空宇宙工学)
  • Engineering Design(エンジニアリングデザイン)
  • Pharmacology(薬理学)
  • Mechanical Engineering(機械工学)
  • Theology & Religious Studies(神学・宗教学)
  • Geography(地理学)
  • Law(法学)
  • Politics(政治学)

ブリストル大学のキャンパスの様子を動画で見てみる


ブリストル大学の学士課程に進学するためのファウンデーションコース×2校

日本の高校卒業者がイギリスへ大学進学する場合、教育制度の違いから、ファウンデーションプログラムを経て大学1年次に進む必要があります。iae留学ネットにてサポート可能な、ブリストル大学へのファウンデーションコースは2校です。

1. Kaplan International Pathways

「Kaplan International Pathways」はブリストル大学オンキャンパスのセンターか、ロンドンにあるKaplanの校舎にて、大学1年次に進学するためのファウンデーションコースを運営しています。

2. Kings Colleges

「Kings Colleges」は、ロンドン、ブライトン、ボーンマス、オックスフォードの校舎で多くの名門大学が認定するオープン式ファウンデーションコースを運営。コース内成績によって出願先大学を選定しますが、ブリストル大学については初めから条件付き入学許可を得ることが可能です。

各ファウンデーションコースの特徴

1. Kaplan International Pathways

「Kaplan International Pathways」のファウンデーションコースは、ブリストル大学オンキャンパスのセンターか、ロンドン校舎のいずれかによって進める専攻が異なります。

スケジュールはブリストル大学オンキャンパスは9月開講のみで、翌年5月までの約8か月間。一方ロンドン校舎は9月、1月、5月と複数の開講時期が設けられています。

ブリストル大学オンキャンパスから進める専攻分野は以下の通りです。

  • Art & Humanities(芸術・人文科学)
  • Science, Technology, Engineering and Mathematics(科学・技術・工学・数学)
  • Social Sciences and Law(社会科学・法学)

ロンドン校舎から進める専攻分野は以下の通りです。

  • Business, Law and Social Sciences(ビジネス・法律・社会科学)
  • Engineering & Science(工学・科学)

2. Kings Colleges

「Kings Colleges」は、A-Level(イギリス高校卒業課程)のカリキュラムをベースにしたDegree Pathway Programmeを運営。ブリストル大学の幅広い学士課程へのファウンデーションコースとなります(条件付き入学許可)。スケジュールは9月と1月の開講で約9か月間のコースです。

進める専攻分野は以下の通りです。

  • Business, Marketing and Management(ビジネス・マーケティング・経営)
  • Economics & Finance(経済・金融)
  • Engineering & Science(工学・科学)
  • Computer Science(コンピューターサイエンス)
  • Humanities & Law(人文科学・法学)

なお、Kings CollegeのDegree Pathway Programmeはいわゆる「オープン式ファウンデーションコース」で、ブリストル大学以外のハイランク大学がファウンデーションコースとして認定しており、出願審査によって他大学への進路も見込むことができます。
(※下記リストの旧"Advanced Level Foundation"を参照)

両校とも大学でその専攻分野の履修を行うために必要な基礎を学ぶだけではなく、数多くのモジュール(ビジネスマネジメント、グローバルイシュー、アントレプレナーシップ、クリティカルシンキング、数学など)から自分に合った科目を選択でき、さらに英語力の向上と専門科目基礎、アカデミックスキルの修得も含まれています。

ブリストル大学進学ファウンデーションコースへの出願に必要な要件と費用

各パスウェイプログラムへの出願条件や費用などは以下を参考にしてみて下さい(※費用は全て2024年現在)

Kaplan International Pathways

開始日9月、1月、5月
出願必要英語スコアIELTS 5.5~ (サブスキル4.5以上)
※ブリストル大学オンキャンパスはIELTS 5.5~ (サブスキル5.0以上)
必要成績高校卒業 (好成績) ※GPA3.0/5段階以上
コース費用21,880ポンド(2 Terms)
※ブリストル大学オンキャンパスは27,200ポンド

Kings Colleges

開始日9月、1月
期間と必要英語力IELTS 5.5 (各スキル5.0以上)
必要成績高校卒業 (好成績) GPA3.0/5段階
コース費用28,533ポンド(3 Terms)

ブリストル大学進学をご検討中ならiae留学ネットにご相談ください

ブリストル大学進学を目指すためのパスウェイプログラムはKaplan International PathwaysまたはKings Collegesにてご紹介可能です。

アートの街とも言われるブリストルは、物価が低めで日本人学生にとって理想的です。

イギリス屈指の名門大学にもかかわらず留学生に対する受け入れ態勢も柔軟、現在日本の大学に通う学生の編入学も目指せます。ぜひ、ご相談ください。

海外進学は高いハードルがあるように思えますが、語学力、成績が少し足りない留学生のための道、パスウェイがあります。

世界700の教育機関、1,500校との提携があるiae留学ネットなら、ブリストル大学進学のご相談からお手続きまで無料でご案内しています。是非一度、お気軽にご相談くださいませ。