日本の4年制大学では1~2年次に基礎教養・必修科目の履修が義務付けられているのが一般的、3~4年次に専門科目を勉強します。
イギリスの場合、大学では3年制が採用されています。
イギリスの大学では選んだ専攻学科に応じて、入学後からすぐに専門科目の履修が始まり、コースによっては実務研修が含まれるものもあります。
日本の高校卒業後、イギリスの大学の学士課程に進学する場合、その前に9か月間~1年間のファウンデーションコース(大学進学準備コース)での履修を通して専攻する分野の基礎知識のほか進学英語やカレッジスキル(ノートテイキング、カレッジライティング、プレゼンテーションなど)などを習得します。
ファウンデーションプログラム修了後、3年間の大学生活となるため、大学卒業資格である学士号取得までは日本の大学に進む場合と同じ4年間が必要となります。
日本の大学2年次までを修了、または短大を卒業している学生は上記ファウンデーションコースとは別にイギリスの大学1年次をカバーする「International Year One」というパスウェイに参加可能、このプログラム修了後にイギリスの大学2年次に編入学して卒業を目指すこともできます。