iae留学ネット・イギリス留学担当です。
私は大学時代に、大学の夏休み短期プログラムを利用してイギリスへ4週間の短期留学を経験しました。
その時に得た知識や経験はその後の大学生活や、今のお仕事の中でも活きており、忘れられない思い出です。
今日は、そんな私のイギリス・マンチェスターでの短期留学の留学体験談をご紹介いたします。
留学先としてイギリスを選んだ3つの理由
私の所属していた大学ではイギリスをはじめ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド…と様々な英語圏の語学留学プログラムを選ぶことが出来ました。その中でも、私がどうして「イギリス」を選んだのかをご紹介します。
1.幼少期からのあこがれ
幼稚園生の時に両親の影響で「QUEEN」、そして小学生の時に担任の先生の影響で「The Beatles」をたくさん聴いていたので、幼いころから漠然とした「イギリスへの憧れ」がありました。
中学生・高校生の時には苦手であったイギリス英語を払拭するべく、ハリーポッターの映画を何度も見返していました。
そして大学入学後に、イギリスの16世紀の歴史に興味を惹かれ、研究をスタート。自身の成長の過程でイギリスに関わることが多く、日に日に憧れが大きくなっていました。
2.ヨーロッパに行ってみたい
私の大学では、2つ目の専攻を大学3年生の時に選択する必要があり、私は「ヨーロッパ地域」を選択しました。当時の私は、カナダとアメリカにしか行ったことがなく、ヨーロッパは本やテレビで見聞きしたことしか知識がありませんでした。
大学のゼミでもヨーロッパについて研究しているのに、その国の持つ雰囲気や国民性を直接感じたことがないので少し悔しい気持ちも。実際に自分の目で見て、肌で感じた上で、さらなる知識を付けていきたいと考えていました。
3.リスニング力をつけたい
英検やTOEICを受ける際に私の点数の伸びを妨げていたものが、「イギリス英語」のリスニングでした。アメリカ/カナダ英語を学びながら育ったので、なかなか慣れることが出来ず…。
イギリスの俳優が出ている映画を観たり、UKロックを聴いて耳を鍛える日々。少しずつ点数は上がっていましたが、苦手意識は払拭できず、本場でイギリス英語に触れたい!という思いが強くありました。
筆者と留学先について
簡単に、私が留学した時の情報をお伝えいたします。
年齢 | 大学3年生 (21歳) |
---|---|
英語クラス | Upper Intermidiate |
留学国・都市 | イギリス・マンチェスター |
留学時期 | 2019年8月~9月 (4週間) |
学校名 | マンチェスター大学 |
プログラム名 | English Summer Programme |
クラス人数 | 10~12人 |
クラスメイトの国籍 | 日本、韓国、中国、ロシア、サウジアラビア |
滞在方法 | 学生寮 (学校から歩いて10分) |
所属大学が開講している夏の短期語学プログラムの1つで参加しました!校内審査でエッセイ、英語力が必要でした。
マンチェスター大学〈English Summer Programme〉について
私は4週間、マンチェスター大学のサマープログラムに参加しました。現代的な建物と、中世をイメージさせるような建物が混在していたのが印象的でした。構内には芝生や木々が多くあり、自然が多かった点もよく印象に残っています。
また、到着初日に学生証を発行していただき、大学の施設設備を全部使うことが出来ました。学部生の夏休みシーズンということもあり、すべての施設がオープンしているわけではないのですが、学校内の図書館やカフェテリアは頻繁に使っていました。
構内が想像の何倍も広かったので、自分の使う教室を探すだけでも一苦労。カフェテリアや図書館もいくつもあったので、様々なところを利用していました。
授業が終わった後は、学校のすぐ近くにバス停があるので、街の中心部に出かけることもしばしば…。中心部にはカフェや日本食レストラン、劇場などがあるので放課後も楽しめます。友人と自分たちでチケットを取ってミュージカルを観に行ったこともありました!
余談ですが、大学のイメージカラーが「紫」のようで、紫色を中心とした数々の大学グッズが売っていました!
学生寮での生活
学部生が夏休みの期間だったので、短期プログラムの参加者は基本的に学生寮での滞在でした。キッチン、トイレ (男女別) 、シャワールーム (男女別) は共用でした。それぞれのお部屋は男女で階や棟が分かれておらず、隣の部屋が同性別でない人もいました。
学生寮だと、食事は全て自炊。キッチンは階ごとに2か所あったので、部屋の近い友人たちと一緒にご飯を作っていました。ただ、キッチン用品 (フライパン、お皿、カトラリーなど) は一切おいていなかったので、自分たちで日本から持って行ったものを使っていました。
学生寮から学校までは歩いて約10分。寮から学校の間にスーパーも3か所あったので、食材は手に入れやすかったです。
自炊と聞くと大変そうなイメージを持つかと思いますが、スーパーには冷凍食品などもあります。フィッシュアンドチップスやピザの冷凍食品もあるので、これらをうまく使うことをオススメします!
1日のスケジュール例
1週間のスケジュールは以下の様に組まれていました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
10:00-11:30 | Core language skills | Core language skills | Core language skills | Core language skills | British Culture and Communication |
11:30-12:00 | 休憩 | 休憩 | 休憩 | 休憩 | 休憩 |
12:00-13:30 | Core language skills | Core language skills | Core language skills | Core language skills | British Culture and Communication |
13:30-14:30 | 休憩 | 休憩 | 休憩 | 休憩 | - |
14:30-15:30 | British Culture and Communication | Core language skills | British Culture and Communication | Core language skills | - |
Core language skills
4技能向上のためのクラス。よく使うフレーズや文法事項の学習がメインでした。
British Culture and Communication
イギリスの文化を学ぶクラス。クラス内でプレゼンテーションやイ街に出てインタビューなどもしました。最後のクラスでは、イギリスのTraditional Breakfastを食べに行きました!
金曜日は13時30分には授業が終わるので、夜に友人とご飯を食べに行ったり、街の中心部にショッピングをしに行っていました!
参加したアクティビティ
たった4週間の留学でしたが、学校が開催しているアクティビティには積極的に参加していました!ここでは、私が参加したアクティビティをいくつかご紹介いたします。
Lake District Tour
湖水地方への日帰りバスツアー。約6時間の自由時間があり、湖水地方を自由に見て回ることが出来ました。私は大学の友人とピーターラビットのミュージアムに行ったり、ふらふら散歩をしました。木々が多く、空気が澄んでいて、とても気持ち良かったことを覚えています。
Day Trip to York
ヨークへの日帰りバスツアー。約5時間の自由時間があり、ヨークの街を自由に観光できました。ハリーポッターに出てくるダイアゴン横丁のモデルになった商店街でのショッピングや、大聖堂の見学が印象に残っています。
また、ヨークはキットカットの発祥地なので、お土産のチョコレートをたくさん買うことも出来ました。
Cocktail Party
こちらは学校内で行われたアクティビティです。授業後の夕方に3杯まで無料で好きなカクテルを飲みながら、友人たちとお話しすることが出来るアクティビティでした。
私が参加したときは日本人がほとんどだったので、あまり英語を使えなかったのがもやもやポイントでした…。
(マンチェスターという都市に留学する日本人は少ないですが、夏休みプログラムはどうしても人数が増えてしまう傾向があります…)
これから留学をする皆さんへ
短期留学は本当にすぐに終わってしまいます。だからこそ、どんな場面でも自分が積極的に動くことが大切です。
毎日の授業で、少し緊張するけど1番に手を挙げてみる。
授業終わりに先生に話しかけてみる。
土日のアクティビティに思い切って参加してみる。
わからないことを隣の席のクラスメイトに聞いてみる。
日常のちょっとしたところから積極的に行動することで、何倍も何十倍も充実した短期留学になると思いますよ!
イギリスへの短期留学に関するご相談はiae留学ネットまで
マンチェスターに短期留学する日本人はあまりいないので、私の体験談をもとに、留学プランのイメージが少しずつ湧いてきていたら嬉しいです。
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