【留学中に体験したい!】意外と知らないイギリスのミュージカル文化

ミュージカルと聞くと、多くの人はニューヨークのブロードウェイを思い浮かべるかもしれません。

しかし、イギリスのミュージカル文化もまた世界的に高く評価されており、独自の伝統と現代性を兼ね備えています!

本コラムでは、イギリスのミュージカル文化に焦点を当て、その魅力を3つの側面からお伝えします。またミュージカル鑑賞をしながら留学したい!そんな方におすすめの都市もご紹介いたします。

〈ミュージカルの聖地〉ロンドンのウェストエンド

ロンドンのウェストエンド地区は、ミュージカルの中心地として世界的に有名です。このエリアは、歴史ある劇場が立ち並び、「ミュージカルの聖地」とも呼ばれています。

ウェストエンドの劇場文化は19世紀に始まり、ロイヤル・ドラリー・レーン劇場やロイヤル・オペラ・ハウスは、現在も最高品質の公演が行われ、今日に至るまでその伝統を守り続けています。

特に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが生み出した作品(「キャッツ」「オペラ座の怪人」)は、ウェストエンドの象徴的存在です。

また、ウェストエンドでの観劇はロンドン観光の目玉でもあり、多くの観光客がこのエリアを訪れます。観劇後には、周辺のパブやレストランでロンドンのナイトライフを楽しむ人も多いです。

イギリス発!名作ミュージカルたち

イギリスでは、数多くの名作ミュージカルが生まれ、それらは翻訳され、海外公演が行われるなど国際的な成功を収めています。

前述したように、アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作なしに、イギリスのミュージカル文化を語ることは出来ません。

「キャッツ」や「オペラ座の怪人」に加え、「エビータ」や「ジーザス・クライスト=スーパースター」もロイド=ウェバーの手によるものです。これらの作品は、革新的な舞台装置と感動的な音楽で観客を魅了しており、日本だと「劇団四季」が翻訳公演をしていることでも有名です。

帝国劇場でのラスト公演ということで日本でも話題の「レ・ミゼラブル」の成功も忘れてはいけないでしょう。ヴィクトル・ユゴーの小説を原作とするこの作品は、ロンドンで初演されて以来、世界中で上演され続けています。劇場版と映画版の成功により、イギリスミュージカルの地位をさらに高めました。

近年の話題作としては、「ハミルトン」や「マチルダ」など、現代的なテーマを扱ったミュージカルも注目を集めています。これらの作品は、クラシックなミュージカルの伝統と現代性を融合させた、まさに「新時代のミュージカル」といえるでしょう。

地域に根付くミュージカル文化と未来への展望

ウェストエンドだけがイギリスのミュージカル文化ではありません。地方都市でも独自の劇場文化が発展しています。

地方都市の劇場として有名なのは、バーミンガム、マンチェスター、エジンバラの劇場。上記都市では、地域密着型の劇場が都市中心部にあり、地元の才能ある人々の発表の場として活用され、また観客が小規模な演目を楽しめる環境が整っています。

また、イギリスの演劇学校(RADAやLAMDAなど)は、ミュージカル俳優やスタッフの育成に力を入れています。これにより、才能ある人材が継続的に生まれ、文化が発展しています。

パンデミック以降、オンライン公演・配信が普及し、地方や海外の観客も気軽にイギリスのミュージカルを楽しめるようになりました。これにより、新しい形の観劇文化が広がっています。

イギリスミュージカルの無限の魅力

イギリスのミュージカル文化は、ウェストエンドの豪華な舞台から地方都市の地元劇場まで、多様で豊かな特徴を持っています。その背後には、長い歴史、情熱的な創作者たち、そして支える観客の存在があります。

次回ロンドンやイギリスを訪れる際は、ぜひ劇場に足を運び、そこで繰り広げられる感動の瞬間を体験してみてください!

ミュージカルへの興味にかかわらず、イギリスのミュージカルは、あなたに新たな感動を与え、人生のヒントを教えてくれることでしょう。

ミュージカルを見るなら!留学オススメ都市

このコラムを見ている方の中には、語学留学をしながらミュージカル鑑賞をしてみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

筆者もイギリスに留学しているときは、授業の終わった放課後に友人とミュージカル鑑賞をした経験があります。

ここからは、ミュージカル鑑賞をしながら留学をしたい方におすすめの都市をご紹介いたします。

劇場もたくさんあるので見放題!なロンドン


ミュージカルの本場ウェストエンドがある都市といえば、まずはロンドンが挙げられます。

ロンドンはミュージカルの中心地で、ウェストエンドには歴史的な劇場が集中しています。「ライオンキング」や「オペラ座の怪人」などの日本でも有名なロングラン作品から、日本ではまだ上演されていない最新作まで幅広く楽しめます。

また、ロンドンには多くの演劇学校やアート関連の施設があり、文化的な刺激を受けられる環境が整っています。

多くの劇場があり、様々な演目がロンドンには集まっているので、留学中に手軽に劇場を訪問することが出来るだけではなく、学割を活用すれば、リーズナブルな価格で一流の舞台を観られます!

Kaplan International Languages(カプラン)のロンドンキャンパス

開講プログラム
  • 一般英語コース
  • ビジネス選択英語コース
  • 試験対策コース...など
期間1週間~
スタート日毎週月曜日
国籍比率
  • トルコ:19%
  • 韓国:9%
  • ブラジル:8%
  • フランス:7%
  • 日本:7%

4週間留学する場合、概算費用は以下の通りです。(2024年12月現在)

期間授業料滞在費合計
4週間1,460ポンド1,020ポンド2,480ポンド
(日本円:約50万円)

ロンドンで見れない演目が観れるかも!?なマンチェスター


地方都市でもミュージカルが盛んな都市としては、イギリス第二の都市マンチェスターもおすすめです。

マンチェスターは「Palace Theatre」や「Opera House」などの有名な劇場が都心部あり、ウェストエンド作品のツアー公演が頻繁に行われています。

また、マンチェスターはマンチェスター大学をはじめ、大学や語学学校も多数立地している学生都市でもあり、留学費用が比較的リーズナブル。UKロックといえば!なoasis(オアシス)の出身地であるなど、活気ある音楽やアートのシーンも楽しめます。

ロンドンよりも生活費が安いので、費用を抑えつつ、アットホームな環境でミュージカル文化を満喫できます。

Kaplan International Languages(カプラン)のマンチェスターキャンパス

開講プログラム
  • 一般英語コース
  • ビジネス選択英語コース
  • 試験対策コース...など
期間1週間~
スタート日毎週月曜日
国籍比率
  • サウジアラビア:37%
  • トルコ:11%
  • コロンビア:8%
  • 韓国:8%
  • オマーン:5%
  • 日本:3%

4週間留学する場合、概算費用は以下の通りです。(2024年12月現在)

期間授業料滞在費合計
4週間1,320ポンド880ポンド2,200ポンド
(日本円:約43万円)

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