イギリスの食文化と聞くと、「美味しくない」「フィッシュ＆チップスしかない」といったイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし実際には、伝統的かつ多様性を存分に含んだ、豊かな食文化がイギリスにはあります。
イギリス留学を機に、イギリスの食文化を楽しむ準備をしてみませんか？このコラムでは、具体的な料理も交えつつ、イギリスの食文化や食文化に触れることのできる都市をご紹介します。
イギリスの伝統料理を知る
イギリスには、長い歴史の中で育まれた伝統料理が数多くあります。これらの料理を味わうことは、現地の文化や歴史、イギリスの古き良き伝統を深く理解する一歩に繋がります。
代表的なイギリス料理
1. フィッシュ＆チップス
サクサクに揚げられた白身魚とポテトの組み合わせ。街中のテイクアウト店やパブで手軽に楽しめます。酢（モルトビネガー）をかけるのが定番。
2. ローストディナー
日曜日に食べられる「サンデーロースト」として知られる一皿。ローストビーフ、ジャガイモ、野菜、そしてグレイビーソースやヨークシャープディングが主役です。
3. コテージパイ＆シェパーズパイ
ひき肉（牛または羊）とマッシュポテトを重ねて焼いた家庭料理。温かく、心をほっこりさせる味わいです。
4. フル・イングリッシュ・ブレックファスト
ソーセージ、ベーコン、卵、トマト、マッシュルーム、そして焼いたパンやビーンズがセットになったボリュームたっぷりの朝食。エネルギッシュな一日を始めるには最適です。
※塩気が強い多いことがほとんど！食べすぎには要注意です！
イギリスならではの飲食スタイル
イギリスでは、食べ物だけでなく、食事を楽しむスタイルや文化も特徴的です。これを知っておけば、現地での生活に早く馴染めますし、現地の方とも仲良くなれること間違いなしです。
1. アフタヌーンティー
イギリスの象徴的な飲食スタイルで、サンドイッチ、スコーン、ペストリーを紅茶と共に楽しむ習慣です。高級ホテルからカフェまで様々な場所で体験できます。スコーンには、クロテッドクリームとジャムをつけるのが基本ですが、「どちらを先に塗るか」は地域で論争になるほど！
2. パブ文化
イギリスのパブは、食事だけでなく「コミュニケーションの場」でもあります。定番メニューとしては、パブローストやパイ（ステーキ＆エールパイ、チキン＆マッシュルームパイなど）が挙げられます。現地の人々と交流しやすい場所でもあるので、友人同士で積極的に利用してみることをおすすめします。
多文化の影響を受けた現代のイギリス料理
イギリスはヨーロッパ他国やアジアからの移民も多く、多文化が融合した国です。その影響で、現代のイギリス料理には様々な国のエッセンスが取り入れられています。
1. カレー文化
イギリスはカレーを「国民食」と称するほど愛しています。特に「チキンティッカマサラ」は、インド料理から派生したイギリス独自のカレーとして知られています。多くの街で本格的なインド料理店を見つけることができ、留学中に味わう価値があります。
2. 地中海料理やアジア料理
ロンドンやマンチェスターなどの都市部では、イタリアン、タイ、韓国料理など、様々な国のレストランを見つけることが出来ます。そのため外食の選択肢が豊富で、和食が恋しくなった時も簡単に食べることが出来ます。
スーパーマーケットでも世界各国の食材が手に入りやすく、自炊する際もバラエティ豊かな料理を楽しめます。
※筆者は、ラーメン、寿司、丼ものなどを実際に留学中に食べました。寿司はネタが小さくてびっくり！でした。
イギリスの食文化を楽しむコツ
イギリスの食文化は、伝統的な料理から多文化が融合した現代的なものまで幅広く、多彩な魅力を持っています。
昔ながらの伝統料理はパブやホームステイで体験し、歴史や文化を感じることが出来ます。
また、放課後にはアフタヌーンティーやパブ文化を通じて、イギリス人のライフスタイルに触れることもイギリスについて知る一歩に繋がります。週末に友人同士で出かける際は、多文化の影響を受けた料理に触れてみると、現代のイギリス食文化に触れられますし、友人との会話のネタになるかも。
イギリス留学を通じて、新たな味覚の冒険を楽しみ、イギリス文化への理解を深めてみてはいかがでしょうか？
イギリスの食文化に深く触れる！留学オススメ都市
このコラムを見ている方の中には、語学留学をしながら様々なイギリスの食べ物に挑戦してみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか？
筆者もイギリスに留学しているときは、フィッシュアンドチップスや伝統的な朝食、お寿司屋さん（！）などに行ってみた経験があります。
ここからは、イギリスの食文化を肌で感じながら留学をしたい方におすすめの都市をご紹介いたします。
多文化の食体験がしたいなら！ロンドン
多国籍な料理の宝庫であるロンドンは世界中からの移民が集まる多文化都市。日本だけでなく、インド、タイ、中東、イタリアなど、あらゆる国の料理を楽しめます。特にブリックレーンのカレーや、ソーホーの中華料理は有名です。
また、マーケットでの食文化体験も魅力の1つ。以下のようなマーケットが現地の方にも、観光客の方からも人気です。
- ボローマーケット：高品質の食材やストリートフードを提供する市場で、英国の食文化と地元生産者による食材にも触れることができます。
- カムデンマーケット：世界各国のストリートフードが楽しめる、学生に人気のスポットです。
アフタヌーンティーの本場でもあるので、高級ホテルから身近なカフェにおいて、様々なスタイルのアフタヌーンティーも楽しめます。
ロンドンに留学すれば、伝統的なイギリス料理と現代の多文化的な料理の両方を体験できます。また、スーパーには各国の食材や調味料がありますので、自炊派の学生にも適した食材が簡単に手に入ります。
語学学校 EC English（イーシーイングリッシュ）のロンドンキャンパス
| 開講プログラム | 一般英語コース、ビジネス選択英語コース、試験対策コース...など |
|---|---|
| 期間 | 1週間～ |
| スタート日 | 毎週月曜日 |
| 国籍比率 |
|
4週間留学する場合、概算費用は以下の通りです。（2024年12月現在）
| 期間 | 授業料 | 滞在費 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 4週間 | 1,540ポンド | 1,160ポンド | 2,700ポンド （日本円：約53万円） |
地元食材とサステナブルな食文化の先進都市！ブリストル
ブリストルはイギリスで最もサステナブルな都市の一つで、地元の食材を重視したレストランやカフェが多いです。ファーマーズマーケットでは新鮮な野菜やチーズ、地元産のお肉を購入できます。
また、イギリス西部の海沿いに位置するブリストルは、新鮮な魚介類も有名！オイスターやクラブ（カニ）などのシーフード料理が楽しめます。それだけではなく、ブリストルはユニークなカフェが多く、地元焙煎のコーヒーとともにベーカリーが楽しめます。
毎年開催される「ブリストル・フードフェスティバル」は、多彩な料理や地元産の食品が集まるイベントで、ブリストルの多彩な食文化に触れることが出来ます。
ブリストルは環境に配慮した食文化を重視しており、現代の食トレンドと地域性を両立させた体験ができます。自然豊かな環境も魅力で、リラックスしながら食文化を楽しみたい方におススメです。
語学学校 EC English（イーシーイングリッシュ）のブリストルキャンパス
| 開講プログラム | 一般英語コース、ビジネス選択英語コース、試験対策コース...など |
|---|---|
| 期間 | 1週間～ |
| スタート日 | 毎週月曜日 |
| 国籍比率 |
|
4週間留学する場合、概算費用は以下の通りです。（2024年12月現在）
| 期間 | 授業料 | 滞在費 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 4週間 | 1,380ポンド | 1,000ポンド | 2,380ポンド （日本円：約47万円） |
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