アメリカの名門、カリフォルニア大学デービス校(UCD)がコーヒーの未来を変える?
日本でも人気が高く、アメリカ大学進学留学の代名詞的存在になりつつあるカリフォルニア大学。
そのデービス校(UCD)において、今まで解明されてこなかったアラビカコーヒーのゲノム配列が解明され、公開された模様です。
コーヒー豆に限らず、食品を効率的・科学的に品種改良するためには、その遺伝子のデータが必須。
交配したり、環境を変えたりでも品種改良は可能なんでしょうが、それだけではうまくいかない食品もあるわけです。
例えば、ミックスナッツによく入っているジャイアントコーンは、とうもろこしの一種なのですが、ペルー中南部ウルバンバ地方の標高約3000mの地域の中でもほんの一部の地域でしか栽培されていません。というより栽培できません。
他の地域でも栽培をして収穫量を増やそうとしたウルバンバの農家が、他の農地で試したところ、同じ種子なのに普通のとうもろこしになったそうです。
これも遺伝子のデータを完全に解明することができれば突破口が開けるのかもしれませんが、現状ではまだウルバンバでしか育たない「神の与えし穀物」として扱われています。
アメリカ・UCDが研究しているコーヒー豆も栽培が限定された食品
一般的にある一定の条件を満たした「コーヒーベルト」と呼ばれる地帯でしか美味しいコーヒーは育ちません。
今回のゲノム解明は、コーヒーベルト以外でも栽培を可能とする新しい品種が生まれる鍵になってくる快挙です。
日本語訳されているにも関わらず、なおもノリがアメリカンでおなじみのメディア「WIRED」でその詳細が紹介されていました。
ゲノム解読で「コーヒー・ルネッサンス」がやってくる
引用元: WIRED jp
カリフォルニア大学デービス校(UCD)エクステンションへ留学しよう
エクステンションプログラムとは、大学で行われる公開講座や学外教育などの意味を持ちますが、平たく言えば、大卒や社会人向けに開講されているプログラムで、その大学の学生以外でも、同じ講義を受講できて同じように高い教育を受けられるものです。
例えば、単純に語学留学したい方も受け入れていますし、本格的なビジネス英語や、法律・貿易・金融などの専門的な分野も学ぶことができます。
UCDエクステンションは40年近い歴史の中で、カリフォルニアにおける社会人教育のリーダー的な役割となっています。