90~91年ですからもうかれこれ20年前ですか。当時アメリカで放映され世界中で大ヒットしたミステリードラマシリーズ「ツイン・ピークス」。
その新作にあたる「ツイン・ピークス The Return」の放映が本国アメリカで開始され日本でも7月からBSでスタートするそうです。
当時リアルタイムでテレビシリーズを観て「ローラ・パーマーの日記」も含め書籍も色々と買った私としては演出のデビッド・リンチや主演のカイル・マクラクランのほか多くの主要キャストが登場と聞いただけでも胸アツものです。
このドラマ「美少女ローラ・パーマーを殺した犯人は?」という元々のテーマは結構どうでもよい(という事もない)のですが、やっぱりデビッド・リンチの作る謎に満ちたシーンの数々や怪しげな映像美がこのドラマの魅力を惹きたてたのだろうな~と改めて思ったりもします。
そんなツインピークスのロケ地っていったいどこなのだろう?多分アメリカ北部っぽくて、どこか陰鬱さも感じる山林に囲まれた外界と隔離された田舎町みたいな印象を持っていましたが、実はシアトル近郊で撮られたのだそう。
ツインピークス・ファンならぜひ訪れてみたい!だからと言って、わざわざ旅行でロケ地巡りだけしに行くのもアレだし....。そこで留学先からロケ地を訪れてみるのはアリではないか、ということで今回はシアトルにある学校をいくつかご紹介します。
① Kaplan International English(カプラン・インターナショナル)- 語学学校
1967年設立の現在では世界各国40以上の校舎を展開し、質の高い語学教育で知られる語学教育機関グループ。プログラムは一般英語のほかビジネス英語、アカデミック対策、TOEFL試験対策など幅広く、KAPLANの独自開発となるK+Toolsと呼ばれるオンライン学習システムは学内外で自主学習をする際にとても役に立ち、学生が効率的に勉強する手助けとなります。またカレッジや大学とのつながりが深く、進学を視野に入れている学生は大学進学コースや各種試験対策コースを選択することも可能です。
ちなみにこちらの学校はシアトルのダウンタウンに1校、シアトル南部のデ・モインにあるHighline College(ハイラインカレッジ)のキャンパス内に1校と、それぞれの魅力がある2つの校舎から選べます。
② Seattle Central College(シアトル・セントラル・カレッジ)- コミカレ
その名称の通りシアトルの中心部に位置する2年制コミュニティカレッジ。ワシントン州には数多くのコミュニティカレッジがありますが、とくにこちらはダウンタウンから徒歩15分の活気あふれるキャピタルヒルに位置していてとても便利です(大体の大学、カレッジは郊外というか地方にキャンパスがありますからね)。
4年制大学への編入プログラムや数多くの職業訓練コースのほか、集中英語プログラムに英語コースを受講しながら大学の科目履修もできるプログラムなど、将来のキャリアにつなげる留学から大学の休学留学にまで対応可能です。
宿泊タイプもホームステイのほか、キャンパス内の寮も選択できる数少ないカレッジなのでお勧めですよ。
③ Pacific Lutheran University(パシフィック・ルーテラン大学)- 4年制大学
最後は4年制大学、ユニバーシティのご紹介。シアトルから南に30分ほど行った港湾都市タコマにあるパシフィック・ルーテラン大学です。
アメリカの各大学にはその象徴として大学のカラーも表すマスコットが存在していて、多くの場合は動物なのですが、こちらのマスコットはLanceluteという西洋の鎧騎士みたいなの。結構ユーモラスで良いアジ出してます。
学生数3,000人ちょっと位の小規模な大学で、有名な専攻はビジネス、マーケティングに看護。主要なランキングとしては「6th Best Value School West」(西海岸でリーズナブルな大学第6位)に選ばれていたりも。まあ、それはともかく実はこのPacific Lutheran大学、日本の留学生にとってとてもメリットが高い大学なのです!
そのすごいメリット3つをご紹介しましょう。
(4年制大学なのに)出願ハードルが低い
英語スコアのTOEFL ibt 79はまあこれ位かなというところですが、GPAが2.0以上で出願できるというのはコミカレ並みの出願基準です。
(4年制大学なのに)学費が安い
年間の学費は$39,100というと何だ高いじゃん、という話になりますが、こちらの大学は現在の日本人留学生に奨学金を提示しておりその額はなんと年間$20,000!つまり年間学費は$39,100-$20,000=$19,100!これもやっぱりコミカレ並み。
日本人スタッフがいる
アメリカの4年制、コミカレにかかわらず大学で日本人スタッフが常駐しているところなんてあまり聞きません。何が良いって何か困ったことがあったときに日本語で相談できるという点ですよね。
まとめ
いかがでしたか?ただ単に「治安が良い」「物価が低い」だけでなく語学学校、コミュニティカレッジ、4年制大学とそれぞれの留学スタイルにあった良い学校があるのがシアトル留学の良さ。もしシアトルに行かれた際には「あの」アメリカンダイナーでチェリーパイとアメリカンコーヒーにチャレンジするのもお忘れなく!