留学を実現するための第一歩をアニメ映画、カンフーパンダから学ぶ

「留学してみたいと考えているけれど、英語に自信がない、資金面が不安といった理由で、ずるずると今まできてしまい、悩んでいます。どうすれば思い切って飛び出せますか?」といった相談を受けることがあります。

何もしなかった後悔より、行動したことに対する後悔の方がいい。それはわかっているけれども、踏み切れない。

カンフー・パンダにヒントあり

映画「カンフー・パンダ」の主人公、ポーはカンフーが大好きです。

夢の中ではカンフーの達人(達パンダ?)になった自分が、仲間とともに悪者をカッコよくやっつけるのですが、実際の彼はカンフーを一度もやったことがありません。ジャイアントパンダですから、太っているし、食い意地が張っています。

そんな彼がウーグウェイ導師に「龍の戦士」に選ばれてしまうのです。初日の練習で散々な目にあい、仲間にも嫌われ、桃をやけ食いしているところに、ウーグウェイ導師がやってきます。

ウーグウェイ導師のお言葉

「自分をどうやって龍の戦士にするつもりですか?他の戦士と違って、武器になるものは何も持っていない。さっさと諦めて、実家のラーメン屋に戻って、ラーメンを作った方がいいのかもしれません。」

自分には無理だとうつむくポーに、ウーグウェイ導師は「あきらめるべきか。続けるべきか。ラーメンを作るべきか。作らざるべきか。おまえは過去の人生がこうだったということと、未来はどうなるのかということばかり心配している。ことわざにあるだろう?昨日は過去のもの。明日は未知なもの。今日は贈りもの。だから今を大事にすることだ。(Yesterday is history. Tomorrow is mystery. But today is a gift. That is why it is called present.)」と答えます。

贈り物である今日を生きる

過去に起きてしまったことは変えられません。未来に起きることを、心配しても仕方ありません。でも今この瞬間は自分が意図的に創り上げることができます。考えているだけでは、時間が過ぎるばかりで、何も変わりません。

英語に自信がないのなら、今の状況で少しでも自信がつく方法は何なのか?留学するお金が不足なら、その問題を解消するために、できることは何なのか?

今を大事にするには、即行動です。贈りものである今日を、十分に楽しんだ1日とするかしないかは、あなた次第です。

自分をひたすら信じる

そしてもう一つ大事なことは、自分を信じることです。

ウーグウェイ導師は「ポーをどうやって龍の戦士にしろって言うんですか!」と食ってかかる弟子のシーフー老師に、「ひたすら信じることだ。」と答えます。

シーフー老師は導師の言葉に従い、最終的にポーの食い意地を利用した、彼にぴったりのトレーニング法を見つけ、ポーを龍の戦士にします。

アニメ映画に学ぶ留学実現へのまとめ

自分を信じることで、自分が好きなことや得意なことを使って、留学を実現する近道が開かれるかもしれません。もし周りから反対されている状況であればなおさら、自分以外に自分自身を、そして自分の持つ夢を信じる人はいないのです。

自分を信じて、行動を取り続けましょう。