皆さん、こんにちは。iae留学ネットのオーストラリア担当です。
オーストラリアには、グループオブエイト(Group of Eight)と言われる名門大学が8校あります。
日本の高校を卒業後、ほとんどの名門大学は付属カレッジのファンデーションコースまたはディプロマコースから入学する必要がありますが、G8の中でも唯一TAFEという高等教育機関経由にて入学ができる大学があるのをご存じでしょうか?
それはずばり、アデレード大学です!
アデレード大学は、QS世界大学ランキングでは106位、ノーベル賞受賞者5名を輩出しているオーストラリアの名門大学の1校です。
また、南オーストラリア州の州都・アデレードは、オーストラリアの中でも物価がリーズナブルで生活費を抑えることができ、かつ大学卒業後には卒業生ビザが3年間取得できることから今大注目のエリアです!
本日は、TAFE SA(テイフ南オーストラリア)からアデレード大学への進学ルートを詳しくご紹介してまいります。
TAFE から大学進学するメリット
TAFE(Technical and Further Education)とは、オーストラリア州政府によって運営されている公立の職業専門学校です。オーストラリアには100校以上のTAFEがあり、各州のTAFEは、州内を幾つかのエリアに分け、エリア毎に教育機関を設置しています。
TAFE SA(南オーストラリアTAFE)に関する詳細は、次のコラムでもご紹介しております。ぜひこちらも参考にしてみてください。
TAFEってオーストラリア進学留学で見かけるけど何?特徴とおすすめポイントについて
TAFEから大学に編入するメリット
TAFEから大学に編入するメリットはさまざまですが、ここではその代表的なメリットをいくつかご紹介いたします。
メリット1:学費を抑えることが可能
TAFEは州政府運営の公立教育機関だからこそ、授業料がリーズナブル。大学の平均授業料が約$30,000~(約240万円~)に対し、TAFEは年間$14,000~$16,000(約120万円~140万円)と約半額!進学にかかる費用を抑えることができるのが最大のメリットです。
メリット2:ディプロマコース経由で、大学2年次に編入が可能
TAFE SAとアデレード大学間の協定により、ディプロマコースを修了すると取得した単位を全てアデレード大学の学部プログラムへ移行し、編入することが可能です。プログラムの組み合わせには注意が必要ですが、コストを抑えて大学2年次に編入できるのでコスパ最強です。
メリット3:入学条件(英語力・学力)のハードルが低め
通常、大学への直接入学をする場合IELTS6.0~6.5が求められますが、TAFEのディプロマコースならIELTS5.5~から入学が可能。また成績に関してもそこまで厳しい条件が設定されていないため、目安として高校の成績が60%以上あれば出願できます。
アデレード大学について
アデレード大学は、1874年に創設された南オーストラリア州アデレードにある総合大学です。オーストラリア国内のグループオブエイト(Group of Eight)の1校。2021年度のQS世界大学ランキングでは106位にランクインしており、これまでに5人のノーベル賞受賞者を輩出している世界でも名が知れた名門大学です。
総学生数は24,000人前後。Group of 8の中では比較的小規模ですが、その分学生一人ひとりへのきめ細かいサポートが充実しています。各学部別には鉱物エンジニアリング(26位)、歯科学(31位)、看護学(42位)で世界的にも高い評価を受けています。
※アデレード大学の詳細は次のコラムでも確認可能です。ぜひ参考にしてみてください。
アデレード大学へ進学留学を希望する場合、いくつかの方法で入学できます
アデレード大学へのパッケージプログラム
TAFE SAのDiplomaコース(準学士号)からアデレード大学の2年次に編入できるパッケージプログラムは多数ありますが、ここではいくつかご紹介させていただきます。
なお、これらの組み合わせのコースであれば、日本出発前にDiplomaコース+Bachelorコース卒業までの学生ビザ申請が一度の申請で可能です。
学部・専攻 | TAFE SA | アデレード大学 |
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Arts and Design |
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Building and Construction |
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Business and Marketing |
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Health and Lifestyle |
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Hospitality and Tourism |
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今、アデレードへの留学が熱い!
アデレードは人口約120万人のオーストラリア第五の商業都市。文化と芸術の街と知られているこの街が、今留学生を積極的に受け入れしています。
昨年度、南オーストラリア州政府は2030年までに留学生受け入れを8倍にするという10か年計画を発表しました。そのため、現在各大学への設備投資や通学用のインフラを整えるなど、州政府を挙げて学習しやすい環境づくりや卒業後の雇用拡大に向けて全力で努めています。
また、大学・大学院卒業後に取得できるPost Study Work Visa(卒業生ビザ)に関しても、アデレードはRegional Areaに指定されているため3年間のビザ取得が可能。特に、卒業後オーストラリア国内での就労経験を希望の方や、その後の永住権申請を目指している方に大変お薦めの地域です。
キャンパス風景、学校の雰囲気が分かる動画
TAFEからアレデード大学への編入に関するご相談はiae留学ネットまで
いかがでしたでしょうか?
これから海外での大学進学、大学院進学をお考えの皆様には、TAFEからのパスウェイ進学が充実している世界トップレベルのアデレード大学はお薦め大学の1つです。学費を抑えられたり、入学条件のハードルが少し低くなることは、トップランキングの大学へ進学を目指していく際に心強いポイントですよね。
また、アデレードという都市自体、生活費がリーズナブルなことに加え、卒業生ビザの優遇もあるので大変魅力的な街です。
なお、iae留学ネットではTAFE SA、ならびにアデレード大学進学に関するご相談から出願のお手続きまでを、無料でご案内させていただいております。
ぜひご興味がおありの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。