永世中立国、という歴史の勉強で出てきた言葉と一緒に覚えている国、スイス。

公用語が4つ、ドイツ語、フランス語、イタリア語とロマンシュ語ある国で、スイス国民の多くがポリグロット、多言語話者です。

一般的にスイス、という国名が知られていますが、略称であるCHはラテン語のConfoederatio Helveticaからきています。

そのスイスがある分野での留学で世界トップ、ということをご存知ですか?

今回はそのスイスの特定分野=ホスピタリティ留学について紹介させてください。

スイス留学担当の私が現地の学校を見学することになりました

iae留学ネットでスイス、ホスピタリティ留学の世界最高峰、グリオン大学、レ・ロッシュ大学日本事務局担当として、2019年9月にスイス、フランス語圏の街、国連事務局のあるジュネーヴに降り立ちました。

グリオン大学、レ・ロッシュ大学それぞれの学校を見学させてもらうためにお邪魔をしたのですが、最初のミッションとして基本、公用語が英語ではないこの国で鉄道を利用してローザンヌまでいかなくてはなりません。

入国審査を終え、荷物を受け取り、空港内鉄道駅へ移動。

ローザンヌまでの電車内、同じ席になったスイス人のおばあちゃんと楽しい会話を楽しみました。

ローザンヌ着後は乗り換え、電光掲示板でモントルー行きの電車がどのホームから出発するかを確認して無事乗車、グリオン大学のあるモントルーまで無事、到着できました。

グリオン大学はホスピタリティ学でQS世界大学ランキングで3位、あなたがもし、ホスピタリティ業界でトップを目指すならこの大学への入学を強くおすすめいたします。

グリオン大学はモントルーに実際にホスピタリティで求められる実践的な勉強、たとえばテーブルアートやワインの知識、室内清掃などの実習ができる、5つ星ホテルを改修してできた校舎、それからビュル(Bulle)というグリュイエール湖(チーズでとても有名です)のそばに座学用キャンパスを持っています。

卒業生の就職率、実に98%という驚異の数字を持つグリオン大学は世界中のホスピタリティ業界、さらにはその他の業界からも大人気。

もしあなたが世界でホテル業、旅行業、エアラインなどの職種で活躍したいなら、グリオン大学を選ばない理由がありません。

これから様々な業界がAIに台頭されると言われていますが、ホスピタリティ、人と人のつながり、おもいやりはAIがとって変わることのできないもの。

ホスピタリティは業界の枠を超え、さまざまな企業の運営方針にも取り入れられるようにもなっています。

いざ出発、到着から学校までにあった出来事

スイス・ジュネーブ空港到着後の話からスタートしてしまいましたが、もしあなたがスイス留学をする場合、家を出るところから留学は始まりますよね。

日本出発からグリオン大学到着まで、どのような流れになるか、私のグリオン大学訪問を最初からお話してみます。

今回、私が利用したのは日本・成田空港、国際線の場合は基本的に利用する空港へ2時間前までに到着、チェックイン手続きを済ませておきます。

利用航空会社カウンターでパスポートとEチケットを提示してチェックイン、大きなスーツ―ケースはここで預けて出国審査へ。

チェックイン時にもらった搭乗券には出発ゲートと機内の席番号が書かれているので、出発予定時刻45分前までにゲート前に集合しておきましょう。

私の場合は今回、中東・ドバイ(アラブ首長国連邦)で乗り継ぎ、上記の通り何事もなくジュネーブ空港に到着できました。

電車を利用した、と簡単に書いたのですが、ちょっと補足を。

スイスの鉄道チケットは日本でも予約可能、なんですが、私は現地スイス・ジュネーブ到着後に購入しました。

自動販売機で簡単に買える、はずだったんですが…どうも機械が苦手で時間ばかりかかってしまい、結局はボランティア?の学生さんにお手伝いしてもらい、なんとか購入することができました。

電車内で知り合ったおばあさんといい、それからグリオン大学、別途紹介させていただくレ・ロッシュ大学のスタッフさんといいスイスの人は本当に人柄良く、親切な人ばかり、留学生としてはじめてスイスにきても、何も困ることはない、困ったことがあったとしても、周りの人が助けてくれるんだろうな、と感じました。

グリオン大学で見た・聞いたアレコレ

グリオン大学があるモントルーはレマン湖の湖畔にあり、本当に綺麗な場所で勉強するのにぴったりな落ち着いた場所です。

グリオン大学の校舎に実際入ってみると、まるでホテルのような受付があり、実習中のグリオン大学生が対応をしてくれました。

レジデンスにもお邪魔したのですが、非常に清潔感がある本当にホテルのようなお部屋、いわゆる語学学校などのレジデンスとはちょっと質が異なります。

提供されている食事も実習中のグリオン学生が作ってくれたものなのですが、どれも美味しかったです。

グリオン大学モントルー校から徒歩15分くらい離れた駅前にはお店もあるので、放課後や週末はみんなここで買い物をしているとのこと、生活に不便はないそうです。

週末はグリオン大学の学生会が企画するイベント、スキー・スノーボードなどを楽しむことができます。

食事や交通、物価について

実際、スイス・モントルーで生活するための費用ってどのくらいなのか、私も気になっていました。

物価の基本としてよく引き合いに出されるお水ですが、ちょっと大きめのペットボトル1本が日本円で約500円。

正直に言いますが、スイスは物価が決して安くはありません。

今回、私が移動手段として利用したのは電車とタクシーだけ、なのですが、これらも高かかったです。

ただし、グリオン大学に通う「学生」の場合には、いろんな割引があるので是非、利用してください。

スイス留学でホスピタリティを勉強したいならiae留学ネットへ

グリオン大学、ホスピタリティ留学の紹介のつもりが、スイス到着、グリオン大学の基本情報、で終わってしまいました。

別途、グリオン大学のコースの魅力や、在学生の声などをご案内させていただきます。

ホスピタリティ、というものにご興味をお持ちなら是非一度、弊社にお問合せいただければと思います。