国ごとによって申請が必要となるビザは異なります。語学留学において、ビザ申請の中でも特に手続に時間がかかるものは学生ビザです。

「ビザを申請するのが面倒」ということであれば、学生ビザ不要で渡航できる国を選択または滞在期間を設定しましょう!

各国学生ビザの特徴

アメリカ学生ビザの特徴

学生ビザ不要学生ビザ必要アルバイト
90日未満+パートタイムのプログラム。(ESTA)90日以上。週18時間以上不可(大学キャンパス内なら可能な場合も)

学生ビザを申請せずにアメリカへ留学する際は、ESTAの申請が必要となります。ESTAでアメリカに留学する場合、週18時間を超えるフルタイムのプログラムは受講できませんので、フルタイムのプログラムを受講するのであれば、たとえ滞在期間が90日以内でも学生ビザが必要。

カナダ学生ビザの特徴

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6ヶ月未満(ETA)6ヶ月以上、学校が定めたフルタイム大学等の正規プログラムなら可

6ヵ月未満の留学でも学生ビザを事前申請することが可能です。現地で滞在期間を延長するかもしれない、という方は事前に学生ビザ申請いただくことをおすすめいたします。

イギリス学生ビザの特徴

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6ヶ月未満、入国時にビザを取得6ヶ月~11ヶ月の語学留学、週15時間以上不可

イギリス学生ビザは3種類があり、どのVisaを取得するかは 1)コースのレベル、2)英国での滞在期間 などによって異なります。また現地でShort-term Study VisaからTier4へのビザの切り替えは出来ません。

    1. Short-term Study Visa 6 months…留学期間が6ヵ月未満の場合
      申請は日本での事前申請が可能だが、空港で入国審査の際に発行してもらうことも可能。現地でのビザ延長は不可。
    2. Short-term Study Visa 11 month…留学期間が6ヵ月以上11ヵ月未満の場合
      日本国内での事前申請が必要。現地でのビザ延長は不可。
    3. Tier4…語学学校を含め、専門学校・カレッジ・大学などの教育機関に6ヶ月以上(語学学校の場合は11ヶ月以上)通う予定の学生が取得できるビザ
      最長3年滞在可能。現地でビザの延長申請が可能。英語能力証明書が必要。

オーストラリア学生ビザの特徴

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3ヶ月未満(ETAS)3ヶ月以上、学校が定めたフルタイム2週間で最大40時間

学生ビザで留学する場合でも、2週間で最大40時間のアルバイトが可能。現地での就労経験を得ることもできますし、アルバイトで得た収入を留学費用の足しにすることもできます。

ニュージーランド学生ビザの特徴

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3ヶ月未満3ヶ月以上、週20時間以上認定機関で14週以上の受講、週20時間

ニュージーランドの政府機関に認定を受けている語学学校で14週以上プログラムを受講する場合、週20時間以内のアルバイトが可能。

アイルランド学生ビザの特徴

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不要90日以上滞在の場合は、現地で外国人登録を行う週15時間の授業で25週間以上の受講

短期~長期まで、留学期間に関わらず学校に通う方は日本国内で事前にビザを申請する必要はありません。アイルランド入国審査の際に下記4点の提示が求められます。入国審査官の判断で、その場でパスポートに学生ビザのスタンプが捺印されます。

      1. 語学学校の入学許可証
      2. 学費の支払い証明書(学校からの領収書)
      3. 滞在費証明のための英文残高証明書
      4. 復路の航空チケット

マルタ学生ビザの特徴

学生ビザ不要学生ビザ必要アルバイト
不要。入国後、現地で滞在延長手続き 90日以上不可

就学目的で3ヵ月以上マルタに滞在する際は、首都バレッタにある移民局にて学生ビザの申請が求められます。必要書類等については出発前に学校から個別に案内されます。

まとめ

学生ビザ申請は余裕をもって、出発日の1ヵ月前には完了するようにお手続きいただくことを推奨します。ギリギリのビザ申請は、「出発日までにビザが届かない」「変更手数料を支払って、航空券の取り直し」「入学日の変更」など様々なリスクを伴います。

近日の出発ということであれば、iae留学ネットにご相談ください。ビザ申請にかかる日数なども考慮して、あなたにおすすめの留学プランをご提案いたします。