今月上旬の2/2~2/5にかけてインドの首都ニューデリーで開催された「インド・アート・フェア/INDIA ART FAIR」ってご存知ですか?

2008年の設立以来、今回で第9回を数える南アジア地域の主要アートフェアで、インドといえば「いかにも」な宗教芸術っぽいものしか思い浮かばなかったりしますが、現代インドを表すキーワードである「多文化性」「多民族性」「多言語性」を感じさせるユニークな展示がギャラリーや会場で行われました。

例えばテキスタイル一つとっても民族衣装の色遣いや柄などがポップでなかなかオシャレ。普段触れない文化に出会えるので刺激を受けること間違いなしです。毎回同じくらいの時期に行われているようなので、来年はこの日程に合わせて留学に行ってみても良いのでは?

英語留学先としてのインド

さて、英語の語学留学先として少しずつ認知され始めつつあるインド。たまに「とにかく予算がない、安く語学留学がしたい、場所はどこでもいいです!」というお問い合わせを受けるのですが、そこでインドをお勧めしてみると「インド?うーん微妙(゜-゜)」みたいな反応になる方多数。いや、安いところっていうのでご紹介したのですが…。

けどその気持ち、分からないわけでもないです。何となく想像できるアメリカやカナダ、オーストラリアといった欧米圏での留学生活とも全然違いそうなインドでの留学生活...大丈夫だろうか...。

けどそんなインドでも、街中にある語学学校に毎週月曜日に入学ができて、英語のグループレッスンが受けられて、様々な宿泊タイプを手配してもらえる等、語学学校の受け入れ態勢や提供されるプログラム、宿泊タイプなど、欧米圏と同じ感覚で留学することができます

あとは留学費用が安い。例えば1か月間の留学費用は約1750ドル(約199,500円)~ですので、フィリピンの缶詰スタイルの留学以外では最も安いくらいではないでしょうか。

ムンバイにある語学学校

stanford-english-academy

そこで今回ご紹介する語学学校は、インド西海岸に位置する最大都市ムンバイ(旧ボンベイ)の「Stanford English Academy」。ムンバイ近郊、ナビムンバイに位置する語学学校で、世界各国の学生が集まるため、国際色豊かな環境の中で英語力の強化やインド文化への理解だけに留まらず、貴重な国際交流体験も期待できます。

どんなコースがあるの?

  • コースの種類は「集中英語」「ビジネス英語」「試験対策(IELTS、TOEFL、TOEIC)」「英語+α(インターンシップ、IT)」など
  • 集中英語コースの申込期間は4~52週間(最短4週間~です)。毎週月曜日から入学できます。
  • 中級以上の語学力があれば短期でもインターンシップをアレンジすることが可能です。

気になる宿泊タイプは?

  • 「ホステル」「ホテル」「アパート」など。ホームステイの手配はありません。
  • 通常は「Hostel」に滞在する方が多いようです。学校まで近く安価で、空調やテレビを初め基本的な家具は揃っており、ハウスキーピングサービスもあるのでなかなか至れり尽くせり
  • 自分で食事を作りたい方はキッチンがつく宿泊タイプ「アパート」も
  • 費用的には例えば4週間の「集中英語コース+Hostel滞在」で1750ドル~(約199,000円~)とお考えください。

大都市ムンバイとインドで語学留学する意味

実は『世界の人口密度の高い都市』の輝く第一位に挙げられるムンバイ(1平方キロメートルあたりの人口密度は2万9650人、都市の総人口・1435万人、都市の総面積・484平方キロメートル)。日本の都市(おそらく東京)はというとトップ20にもランクインしていないので、ぜひその人口密集率の高さを体験してきましょう。

そしてあの、人が溢れんばかりに(実際溢れてますが)乗っている電車の映像見たことあるかと思いますが、それがムンバイ近郊鉄道です。ぜひ一度乗って...いや、ちょっと危険かもしれませんね。

料金的には安価なインドですが、生活面(衛生面)とインド英語は気を付けて頂く必要があります。特にインド英語!はっきり言って超聞き取りにくい...。もともと多言語な土地柄ですが、先生や学校スタッフもかなりのインド英語なので初めはかなり苦労するかも。

またインド人は非常に気分屋。留学生には教師の遅刻や欠勤にも決して苛立たない広い心が求められます

けどインド人はとってもおしゃべり好き。いや議論好きといった方が良いのか。街中でも(多分)かれこれ何時間も話しつ続けてるんだろうなと思われるオジサン達をよく見かけることになるでしょう。きっと英語の会話相手には困らないかと思います。

とにかくムンバイはインドの「多言語」「多宗教」「多文化」が凝縮された都市。メリット、デメリットはありますが、ぜひ日本とは大きく異なる文化に接してほしいと思います。

Stanford English Academyの体験談

実は夏にひとり女子大学生の留学の手配を行ったのですが、体験談を頂きましたのでご紹介します。ちなみに彼女は料金等でインドを選んだというよりは、大学の専攻に関連した目的で発展途上国であるインドで語学留学をしたかったということのようです。受講されたコースはIELTS試験対策コースでした。

『私が受講した4週間のIELTSコースはとても良かったです!先生がIELTS試験の各パートの回答方法
を親切に解説してくれました。また教室は快適で授業に集中することができました。

先生や他の生徒さん達とのコミュニケーションも取りやすく仲良くなれました。4週間で帰らなければならないのが寂しく、正直もっとココいたいです...。

実際に目標のIELTSスコアに届くぐらいの語学力アップが達成できたかどうかは分からないのですが、結局のところIELTSのスコアは私自身の結果です。学校はベストを尽くしてくれ、あとは私が頑張るのみです』

まとめ

いかがでしたか?海外旅行先としてではない語学留学地としてのインドであれば、観光では決して見られない素のインドが垣間見れるはず。お問合せお待ちしています!