海外留学前の計画その1、心配する自分をほめたたえる
リスクマネジメントという経営手法があります。予想、または期待していたことと違う結果になった場合の対処法をあらかじめ考えておき、実際に起きたことと、予想とのギャップを最小限に食い止める手法です。
リスクマネジメントをきちんと行うと、期待した結果を出せる可能性が高まり、関係者に安心感を与えることができます。
留学は自分への投資です。投資にはリスクがつきものです。心配することは、リスクへの対策のきっかけとなります。
「自分はリスクに対して敏感に反応してるんだ。えらい!」と、まずは自分自身をほめたたえ、にっこりと笑いましょう。
海外留学前の計画その2、心配のタネを探る
人はわからないことに対して、不安になったり心配したりします。漠然といろいろ考えているだけでは、余計心配になるばかり。
自分が心配していることは何なのか、具体的にどういった状況を心配しているのかをはっきりとさせましょう。
コツは心配な状況を、誰に伝えても、相手の頭の中にその場面が浮かぶくらい具体的に考えることです。
次にそういった状況が、日本であり得るかどうかを考えてみましょう。
例えば、強盗やテロに遭う心配は日本でもあります。
日本語でさえ、自分が伝えたいことが、常にきちんと伝わっているかというと疑問です。
心配している状況が杞憂である場合と、そうでない場合に分けましょう。日本でもあり得ることであれば、「な〜んだ、留学しなくたってあり得るわけだ。何を心配してるんだ、自分!」と、晴れやかに笑いましょう。
海外留学前の計画その3、対策を練る
計画その2で日本ではあり得ない心配な状況が判明した場合、その対策法を考えましょう。
例えば病気やケガをして、どこに行って、なんと言えばいいのかわからない場合は、あらかじめ留学先の医療システムを調べたり、滞在先近辺の医療クリニックの電話番号を調べておく。
留学先の言語で、自分の体調を表現する方法をメモっておく。
心配している具体的な状況がわかっていれば、対策も練りやすいはず。
ここまで来ればもう大丈夫
心配事の対策ができたらば、「準備万端。できることはすべてやった。」と安心して笑いましょう。
心配するだけでは結果は変わりません。
自分を理解し、何が置きてもある程度大丈夫なように計画を立て、シミュレーションまでできればもう大丈夫です!
計画1から3までを実行し、行動することで、留学の心配を笑い飛ばしましょう。