フィリピン留学は選ぶ学校によっては費用対効果が良いです。今回は、損をせず安く英語留学する方法をご紹介したいと思います。フィリピン留学をお考えの皆さんの今後の参考にしていただけると幸いです。

英語留学はフィリピンが一番?

英語留学を考える時、アメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリス…などがまず候補に挙がりますが物価が高いのが難点でもあります(とは言え日本と変わりませんが)。語学学校もグループレッスンが主流で授業料も安くありません。

その点フィリピンは、現時点では物価も授業料も安く、個人レッスンが基本です。

マンツーマンでのレッスンはグループレッスンに比べ、発言機会が多くなります。また自分の要望に合った授業をしてくれるため、英語力を伸ばすのに最適だと思います。先生もネイティブではないにしろ、英語力は非常に高く教え方が上手でした。

気をつけないといけないのは治安面です。昨年6月にドゥテルテ大統領が就任してからは治安も良くなってはいたのですが、現在はIS(自称イスラム国)の戦闘地域となり戦況は激化しています。安いのが魅力のフィリピン留学ですが、しっかり下調べしてから慎重に検討してください。命の危険があるのは否定できません。

どこの学校を選ぶか?

フィリピンでの英語留学は、セブ島が一番人気です。しかしセブには安い英語学校がなかなかありません。そこで4週間で10万円以下(授業料、宿泊費、食事代すべて込み)の英語学校は以下の3校です。

以下3校の学校はiae留学ネットではお取り扱いがありませんので参考程度にしてください。

マニラのEB

4週間 79,000円

安さも魅力ながら料理が美味しかったです。フィリピンの料理は味が濃く、日本人に合わないケースがあるのですが、日本人向けに味付けしているみたいです。個人専用のスタディルームもあり快適に勉強できました。難点はあまりWiFiが安定してなかったことでしょうか。

アンヘレスのアイティーチ

1週間11,522ペソ(24,627円) ※1ペソ2.14円 2017年8月現在

アンヘレスはマニラから1時間半程バスで行ったところにあります。事前に連絡を取らないと中から人がなかなか出てきません。校舎は綺麗でWiFiが安定しています。学校からジプニーで10分程行くと、大きな歓楽街がありカジノもあります。

バギオのBONDS ENGLISH ACADEMY

4週間 95,000円

バギオはマニラからバスで5時間程北にいったところにあります。日本の都市で例えると軽井沢みたいな所で涼しく暑いのが苦手な人には過ごしやすいと思います。物価がマニラやアンヘレスと比べ安く、遊ぶところが少ないため勉強に専念したい人にはお薦めです。

安いからと言って、授業の質が悪いということはないと思います。もし先生と相性が合わなかったら、すぐに交代もできます。上記3校の値段はいずれも共同部屋で4時間コースの場合です。

フィリピン留学は費用対効果抜群

自分でできることは自分でやり費用を抑える

授業料(宿泊費、食事込み)の他に、入会金、教科書代、洗濯料金、送迎費用、ビザ延長費用、SSP申請及びACR-ICard申請費用、共益費等が別途かかります。

上記の中で、ビザ延長と送迎費用は節約することができます。特にビザ延長は自分で手続きすることで半年の留学だと2万円以上の節約が期待できます。

ほとんどの生徒はフィリピンでのビザ延長手続きを英語学校にすべて任せています。そこで学校運営スタッフに自分でビザ延長したい旨を伝えるとほとんどの場合、了解してくれます。

ビザ延長手続きをするには、イミグレーションオフィスに行く必要があり、マニラのEBスクールの場合は、ショッピングモールSM City North内にあるオフィスで手続きします。書類を出してから、ほんの10分程でビザ延長ができました。

必要とするのは以下の4つです。

  • パスポート
  • 延長のお金
  • 証明写真(2インチ×2インチ)
  • パスポートの顔写真のページをコピーした用紙

受付でVISA延長したいと伝えると申請用紙をもらえるので、それを記入して申請窓口へ行くと、支払い用紙がもらえます。それを持ってカウンターに行き支払いし、少し待つと名前が呼ばれて、受け取って終了です。

ビザ延長手続きは非常に簡単で書類を提出するとすぐに発行してくれます。

まとめ

フィリピン留学を安く済ませたいなら、ある程度のDIY留学の精神が必要です。安い方がいい人はEB、歓楽街が好きな人はアイティーチ、暑いのが苦手な人はBONDS ENGLISH ACADEMYというように、各校それぞれ特色があります。留学準備は非常に大切です。

ビザ延長手続きを自分でする時は、1カ月延長も2か月延長も料金がほとんど同じなので、滞在日数を考えて行いましょう。マニラには6カ月延長できるイミグレーションオフィスもありますが、6カ月延長は少し高いようです。しかし長期滞在の場合は、6カ月延長の方が、2か月ごとに延長するよりは安く済みます。

その他にもお伝えすべきことはたくさんあるのですが、やはり現時点で一番気になるのは治安です。場所によっては相当悪いといえます。

安く英語習得ができるということで流行しつつあるフィリピン留学ですが、現地の最新情報を熟知しておかないと危険です。ぜひ一度ご相談ください。