カナダやオーストラリアと言えば安全な上に過ごしやすく英語も通じる事で永住先として人気ですが、永住権の取得する本当のメリットとはいったいどのような事があるのでしょうか?
下記にカナダの場合の永住権のメリットをご紹介します。
カナダ永住権の7つのメリット
働ける期間が無制限
最近は働けるビザが下りる事もあり、ワーキングホリデー留学が人気がありますが、オーストラリやカナダなどの留学先での滞在期間は1年又は2年間のみです。
これはオーストラリア政府やカナダ政府が自国民の仕事を優先しているためですが、永住権を取るとこの制限がなくります。つまり期間に制限なく働けるというメリットがあります。
就労の時間制限がない
カナダでは就労ビザを取得する時には就労時間の制限を指定されます。例えば一般的な労働者なら週40時間まで、また学生なら週20時間までといったようになるのですがこの就労時間制限がなくなります。
大学などの学費が安くなる
もちろん学校によりますが、日本で4年制の大学に行けば学費は卒業までに数百万程度かかる事は当たり前のようなイメージです。
しかしカナダで永住権持っていればカレッジ(日本の専門学校や短大に相当)の場合、永住権を持っていない人に比べて約6分の1程度(1年間でCA$2000程度、日本円で15万円程度)、4年制の大学で約3分の1程度(1年間で約CA$7000、日本円で60万円程度)と、学費が劇的に安くなります。
また、条件次第では、申請すればほぼすべての学生に学費の30%程度の支援金が配られます。
永住権の更新が5年に1回の更新でいい
カナダに1〜2年住んでいると本当に煩わしいのが学生や就労ビザなどの更新です。日本人ですとビザなしでカナダに滞在できるのは6か月までですし、ワーキングホリデーのビザでも1年までです。
ビザが切れれば再度申請しなければいけません。そのたびに申請料としてCA$100くらいは払わないといけません。しかも、申請したからと言って、必ずしもカナダ政府が受理するわけではありません。
雇用主や職種を限定されない
一般の就労ビザでは働ける場所は限られてしまいます。例えば、本業の合間にアルバイトなどをしてさらに稼ぎたいと考えても法律的にできません。しかし永住権があればこの縛りはなくなります。どのような雇用主の下でも働くことができるようになるのです。
また、就労ビザを持っていも働くことができない職種もありますが、永住権保持者の場合は働ける職種は多岐にわたります。選択肢が大幅に増えるのです。
空港での待ち時間が極めて少ない
一回でも海外に行ったことがある人なら経験があると思いますが、大きな空港での行列には何時間も待たせられることがあります。
しかし、永住権さえ持っていれば、このような事がカナダの空港であれば一切無くなります。永住権を取得した後に永住カードをカナダ政府から授与されるのですが、それがあるとスキャン一回で入管を通れるというものすごいメリットがあります。
医療費が基本無料(ただし薬は除く)
この最後のメリットが、カナダに永住する最大のメリットかもしれません。日本では医療費無料というのは信じられないような話ですが、カナダでは当たり前の話です。家から救急車で運ばれた、癌での手術などをした。薬以外はすべて無料になります。
カナダ永住のメリットまとめ
一般的な語学留学や、ワーキングホリデーなどでも、もちろん素晴らしい留学体験はできます。しかし、その国に住むとなると、外国人である私たちにとってはさまざまなハードルがあるのは事実です。
カナダは本当に素晴らしい国です。日本以外に移住してみたいなとお考えの方は、是非参考になさって下さい。