カナダ大学進学留学に関する基本情報を簡単におさらい
カナダ・オンタリオ州でおすすめの学校をご案内させていただく前に簡単なカナダ大学進学に関するおさらいをしておきます。
カナダにはアメリカと同じくコミュニティカレッジというものが存在しておりこの学校では職業の基礎知識やカナダの大学へ進むための基礎教養を学ぶことができます。
2年間カナダのコミュニティカレッジで学び卒業後に4年制大学の3年次に編入するいわゆる編入留学が可能。
なぜ直接大学へ出願しないかといいますと申請に必要な書類が大変、高校での成績が優秀でなければならないという点と、もうひとつ学費が大学に比べてコミュニティカレッジの方が安い、という利点があるためです。
そんなカナダのコミュニティカレッジとアメリカのコミュニティカレッジには2つ決定的な違いがあります。
1つ目は入学に求められる英語力がカナダはアメリカに比べて圧倒的に高いという点。
教育水準の高いカナダはアメリカのコミュニティカレッジがTOEFL iBT61以上で入学できるところが多い(中には英語力を求めない学校もあります)のに対しカナダのコミュニティカレッジはTOEFL iBT80以上が平均これは大学入学で求められる語学力と大きく変わらず、日本人留学生にとっての大きな壁になります。
カナダ大学進学は語学力の壁を乗り越えるとメリットがいっぱい
最初が大変なカナダ大学進学ですが無事英語力を身に着ければあとは良いことばかり。
例えばCoop(コープと読みます)これはフルタイムで働きながらその職業経験が単位になるという優れモノ。
1学期普通にお給料をもらいながら働けるこのプログラムはお金のかかるカナダ大学進学留学をする留学生に本当に嬉しいシステムと言えます。
その他コミュニティカレッジ大学で学位取得コースを無事終了すれば最長3年間、カナダで働くことが許可されるポストワークパーミットも大きなメリットのひとつ。
カナダの永住権はポイント制となっており英語力・学歴・職歴で加算されることを考えるとコミュニティカレッジ→大学→3年間の就労経験はアドバンテージになりますね。
アメリカの場合にはOPT(Optional Practical Training)という制度がありますが最長1年までの制限がありその後就職まで考えると大学院卒業資格がなければ難しいこともありカナダは将来海外で活躍したいあなたに本当におすすめの進学先となっています。