アメリカで語学留学に行くなら「オンキャンパスの寮に滞在したい」という方は多いのではないでしょうか。

宿泊タイプとしてはホームステイなどもありますが、寮の方がよりアメリカ留学というものを味わえるはず。またキャンパス内での衣食住を整えることができるので、利便性や安全性の面でもよいでしょう!

今回はアメリカの四年制大学・二年制大学の付属英語コース、またはオンキャンパスの私立語学学校で寮・レジデンスの宿泊タイプが選べる留学先を選んでみました。

寮・レジデンスのポイント

寮・レジデンスに滞在する際には、以下の5つのポイントがあります。

1. ホームステイよりも他の留学生やローカルの大学生との交流機会が増える

ホストファミリー宅に滞在するホームステイと異なり、住環境も学生同士となるため、あまり気を遣わずフランクなコミュニケーションを求める方には向いています。

2.「学生寮タイプ」と「アパートメントタイプ」

学生寮タイプは建物内に食堂があり、食事が取れるようになっています。一方アパートメントタイプには食堂やカフェテリアは無いものの、フロアごとに簡単な調理が可能なキッチンが備えられています。

3. ベッドルームは「シェアルーム」の場合が多い

これはイギリスやヨーロッパ方面の学生寮との違いなのですが、一般的にアメリカの寮は2名のシェアルームになることが多いです(イギリス・ヨーロッパの場合は大抵がシングルルーム)

4. 基本的には留学生同士でのシェアルーム

入居契約期間の違いもあり、ローカルの大学生とのシェアルームということはなく、同じ英語コースに通う留学生同士でのシェアルームとなるでしょう。

5. 英語での意思伝達が大事

ホームステイであれば、何も言わなくてもホストファミリーに気遣ってもらえることもあるかもしれませんが、同じ学生同士のシェアとなると快適な生活のためには主張が必要。一般的に日本人ははっきりと意思を伝えるのが苦手なので、そのあたりも意識して留学に備えましょう。

寮滞在ができるアメリカ大学オンキャンパス英語コース

そんな寮に滞在できるオンキャンパス語学学校6キャンパスと各寮についてご紹介いたします。(※費用は全て2022年9月現在)

ELSラバーン校(@ラバーン大学)

年間を通して温暖な気候の中過ごせる南カリフォルニアのラバーン(La Verne)は、ロサンゼルス中心部から東へ約50km程の位置にある小規模な住宅街です。

1891年創立のラバーン大学(University of La Verne)は約8,000人の学生が在籍する小規模な私立総合大学で、Best Colleges is National Universitiesの最新ランキングでは全米151位。少人数制で良質な教育を提供しています。

ELSランゲージセンターは、ラバーン大学のオンキャンパスでアカデミックな語学力の強化に特化した英語教育を行っています。

University of La Verne Residence(主にはThe Oaks Halls)

寮は建物2階にあり、ELSのクラスルームまで3ブロック以内でアクセス可能です。部屋はダブルルーム仕様で、シングルベッド2台、デスク2台、ドレッサー2台、クローゼット2台を備えています。

また大きな窓があり明るさが保たれています。男性と女性でダブルルームを共有することはありませんが、フロアは共同使用となります。フロア廊下のバスルームは共同使用です。

リネン類の提供があり、学生が到着するとシーツや毛布/掛け布団、枕、タオルを受け取ることができます。少額の追加料金でセルフサービスの洗濯機を利用可。また全ての学生に無料のWiFiアクセスが与えられます。

冷蔵庫と電子レンジを備えたキッチンが備えられていますが、直火/ウォーマープレートは許可されていません。Resident Advisor (RA) が常駐しており、寮生全員 (ELS と大学生) のための楽しいアクティビティを企画してくれます。

部屋タイプ、食事ダブルルーム(料金に食事は含まず)
宿泊期間と料金
  • 最短3週間から
  • 360USドル/週

ELSラバーン校の様子を動画で見てみる

ELSシンシナティ校(@シンシナティ大学)

アメリカ中西部、オハイオ州南西に位置するシンシナティは全米でアトラクションが豊富な都市Fun Cityランキングで20位圏内。またP&Gやトヨタといった世界の優良企業が多くが拠点を置いています。

1819年創立のシンシナティ大学(University of Cincinnati)は、全米州立大学のランキングでトップ100位圏内位置づけている四年制総合大学です。約43,000人の学生が在籍する郊外のキャンパスは全米で最も美しいキャンパスの1校に選出。

ELSランゲージセンターはシンシナティ大学のオンキャンパスでアカデミックな英語コースを提供しており、所定の英語レベルに達した学生には大学での授業聴講などのオプションもあります。

Campus Recreation Center/ Morgens Hall/ Scioto Hall

オンキャンパスの寮は3か所あり、それぞれクラスルームやキャンパス内の設備には徒歩でアクセス可能です。Campus Recreation Centerは総収容人数230人で、2つのシングル ベッドルーム、バスルーム、エントランス スペースを備えたスイートスタイルです。

Morgens Hallはモダンな効率性を備えた新しく改装された建物内の家具付きアパートメントスタイルで、各ユニットには調理用のコンロ、電子レンジ、ミニ冷蔵庫を備えた簡易的なキッチンが付いています!Scioto Hallも同じく利便性の高いアパートメントスタイルを提供しています。

部屋タイプ、食事ダブルルーム(Campus Recreation Centerはシングルルーム可)
※料金に食事は含まず
宿泊期間と料金
  • 最短3週間から
  • 400USドル/週

ELSフィラデルフィア校(@セントジョセフ大学)

東部ペンシルベニア州のフィラデルフィアの歴史は古く、東海岸を代表するアメリカ発祥の地ともされる都市です。植民地時代の名残を感じさせるコロニアル風の遺跡が多く、一方で現代的な街並みも兼ね備えたフィラデルフィアは米国文化の新旧両面を見せてくれます。

中心部から25分ほどの郊外に位置するセントジョセフ大学(Saint Joseph's University)は1851年創立のローマカトリック系のリベラルアーツカレッジで、フィラデルフィアを象徴するような歴史を感じさせる雰囲気のキャンパスに近代的な設備を有しています。

ELSランゲージセンターはセントジョセフ大学のオンキャンパスでアカデミックな英語コースを提供。小規模で落ち着いたキャンパス内で英語学習に励むことができます。

UST Residence Halls(SJU - Lannon Hall)

ラノン ホールはキャンパス内のELSセンターから徒歩でアクセス可能な場所にあり、アメリカ人学生も同じ建物内で生活しています。各部屋には調理器具、Wi-Fi、リネン。また各フロアには洗濯機と乾燥機が備えられています。

部屋タイプ、食事ダブルルーム(料金に食事は含まず)
宿泊期間と料金
  • 最短3週間から
  • 500USドル/週

ELSメルボルン校(@フロリダ工科大学)

フロリダ州のメルボルンは大西洋側に面した街で、フロリダらしい白い砂浜の続くビーチや西海岸とは異なる南国の雰囲気を味わうことができます。ディズニーワールド、ユニバーサルスタジオといったテーマパークやNASAのケネディ宇宙センター、多くの広大なゴルフ場など世界的に有名な観光スポット・施設にもアクセスしやすいです。

フロリダ工科大学(Florida Institute of Technology)はその立地からも工学や航空分野に強い大学で、特にサイエンス、各種エンジニアリング、IT、ビジネス、航空学の専攻で州内外の高い評価を得ています。

ELSランゲージセンターはフロリダ工科大学のオンキャンパスでアカデミックな英語コースを提供。「American Conversation Partnerships」という現地大学生とのカンバセーションパートナーサービスにも積極的です。

Campus Residences

フロリダ工科大学のキャンパス内にある寮で、ELS センターへのアクセスも良好。伝統的なドミトリースタイルの寮で友人作りにも適した環境です。各部屋には机、椅子、ランプ、ミニ冷蔵庫、小型電子レンジを備えておりバスルームはフロアでの共用。リネン類は無料でランドリー設備にもアクセスできます。

部屋タイプ、食事
  • ダブルルーム
  • 週19食の食事付
宿泊期間と料金
  • 最短3週間から
  • 500USドル/週

Kings Englishニューヨーク校(@カレッジ・オブ・マウントセントビンセント)

ニューヨーク市北部のリバーデールと周辺の地域は緑豊かなマンハッタンの郊外といった趣で治安も比較的良好で、主に富裕層が住むエリアとして知られ、日本のビジネスマンやファミリーにも人気です。

カレッジ・オブ・マウント・セント・ビンセント(College of Mount Saint Vincent)はニューヨーク市で最も古い5つの大学の一つであり、ローマカトリック系のリベラルアーツカレッジです。「善と規律と知識を私に教えてください」というモットーに準じて少人数制の質の高い教育を実践しています。

緑豊かな公園をイメージさせる美しいキャンパスからはハドソン川とマンハッタン島が一望できます。安全な住宅地区にあり、マンハッタンまで約40分。典型的なアメリカのカレッジでキャンパス内にはカフェテリア、図書館、ジム、屋内プール、サッカー場、テニスコート、バスケットボールコートなどの設備が整っています。

Kings Englishはオンキャンパスで一般英語コースからTOEFL試験対策、アート&デザイン英語など幅広いコースを提供。Kings Englishの学生も大学の施設利用が可能です。

On-Campus Residence

カレッジ・オブ・マウント・セント・ビンセントのメインの建物から徒歩1~2分のところにある、ドミトリースタイルの寮です。部屋によってはハドソン川の雄大な景観を望むことができます。

各部屋はダブルルームでフロアごとに男女の学生は分かれています。新しく整備された学生寮で、共用エリアではテレビと自動販売機を備えたラウンジとキッチンがあり、学習スペースも設けられています。

食事つきの場合は徒歩1分のダイニング ホール(ハドソン ハイツ)へ。通年営業をしているモダンなダイニング スペースでは、学生やコミュニティ向けに様々な料理を提供しています。

部屋タイプ、食事
  • ダブルルーム
  • 朝昼食付と食事無しから選択可
宿泊期間と料金
  • 最短3週間から
  • 575USドル/週(朝昼食)、435USドル/週(食事無し)
学校の
ホームページ
https://www.kingseducation.com/learn-english/kings-new-york/

Kings Englishボストン校(@フィッシャーカレッジ)

自然・歴史・芸術・スポーツで多くの魅力を持つボストンですが、留学先としての観点ではハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)といった世界の名立たる高等教育機関が多数集まる学生都市としての側面が強いですね。

ボストン市内に校舎を構えるフィッシャーカレッジ(Fisher College)もその一つで、1903年に創立した比較的歴史の長い私立大学です。こちらも少人数制で講師が一人一人の学生の教授に注力するリベラルアーツ式教育を採用しています。学生数は1,500人ほどと小規模でアットホームな校風なので、日本人学生にとってはかえって親しみやすい環境と言えるかもしれません。

Kings Englishはオンキャンパスで一般英語コースからTOEFL試験対策、ビジネス&リーダーシップ英語など幅広いコースを提供。Kings Englishの学生もフィッシャーカレッジの各種設備を利用することができます。

Fisher College Residence/ Fisher HI Residence

Fisher College ResidenceはKings Englishの校舎より徒歩数分のところに位置しており、地下通路から「The Mall」という共用エリアを介して本校の建物に接続されています。シングル・ツイン・トリプルから部屋タイプを選択できます。2食付きは朝夕食でキャンパスのダイニングホールで提供されます。

一方、Fisher HI Residenceの方は学校から少し離れていますがアパートメントスタイルの寮で同じく食事付と食事無しから選ぶことができます。

部屋タイプ、食事
  • シングル・ツイン・トリプル
  • 2食付と食事無しから選択可
宿泊期間と料金
  • 最短3週間から
  • 575USドル/週(2食付き/ツイン)、435USドル/週(食事無し/ツイン)
学校の
ホームページ
https://www.kingseducation.com/learn-english/kings-boston/

寮滞在ができるアメリカ大学オンキャンパス語学学校ならiae留学ネットにご相談ください

いかがでしたか?宿泊ができるかどうかは空室状況もあるので、興味がある方はお早めにお問い合わせください。

海外留学は高いハードルがあるように思えますが、語学力、成績が少し足りない留学生のための道、パスウェイがあります。

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