イギリスの大学または大学院への進学をお考えの方!検討しているのは名門系研究大学機構の「ラッセルグループ」や「ロンドン大学」でしょうか?
もちろん、よりハイランクの大学に進みたいという気持ちは当然です。けれど大事な大学選びをブランドや伝統・格式だけで選んでしまっているのであれば、必ずしも良い事とは言えないでしょう。
自分の学びたい内容が学べる大学かどうか、自分の条件に合った大学かどうかという点が最も大学選びで優先されることのはずです。
また、英国でもブランド校や伝統・格式の高い大学は出願要件や学費が高く設定されており、この点でも迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
イギリスにある約140校の大学のほとんどは国公立大学で高い教育と研究の水準が維持されています。必ずしも名高い大学でなくても良い教育が受けられるのが特徴です。
その中でも今回は、New Universityと呼ばれる1992年以降にUniversityに昇格した大学をピックアップします。
そもそもラッセルグループとは?
1994年に24の公立大学によって組織されたラッセルグループは、イギリス国内トップレベルの大学群。その特徴は以下の通りです。
ラッセルグループの特徴 |
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ラッセルグループの加盟24校
ラッセルグループに加盟している大学は、以下をご覧ください。
ラッセルグループ加盟校 |
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ラッセルグループ大学を留学生が目指す際の懸念点
上記の通り、国内外での大学ランキングという見える形での評価が高いラッセルグループの大学ですが、私たち留学生が出願を目指す際の懸念点としては次の通りです。
①出願要件のハードルが高い
最終学歴のGPAや英語要件(IELTS)のほか、プログラムによってはポートフォリオ、推薦状、職歴が必要な場合も。
②学費が高い
英国の多くの大学の学費はアメリカの大学ほど高額ではないのですが、「アメリカとイギリスの学費は高い」というイメージを持たれやすい原因はこのあたりにあるのかも?
③履修の難易度が高い
一般的なイギリスの大学よりも学業成績の高い学生が通うラッセルグループでは学生全体のレベルも高く、自分が英語が母国語ではない日本からの留学生であるという立場も念頭に置いて、進学先を検討したほうが良いでしょう。
日本の大学からの学部編入を目指す場合や大学院であれば直接入学も可能ですが、そういった理由から、なるべくインターナショナルイヤーワンやプレマスターといった留学生用進学準備(パスウェイ)プログラムからの進路をお勧めします。
一方のNew Universityとは?
Post 1992 University、Modern Universityとも呼ばれるNew Universityは、もともとポリテクニックとして運営されてきた教育機関が、1992年の高等教育法の施行によりユニバーシティのステータスを付与されました。
学術・学問・研究に根差した教育を行う大学とは対照的に、実学(職業教育)にフォーカスしたに教育課程が行われるポリテクニックが前身であることから、実学教育に特化しており、ビジネスや工学など関連の業界で即戦力となる人材を育てるのに向いています。
その他New Universityのメリットは次の通りです。
New Universityの大きなメリット |
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さらにNew Universityの方が、インターナショナルイヤーワンやプレマスターといった留学生用進学準備(パスウェイ)プログラムからの進路が豊富に用意されています。
キャンパスの様子を動画で見てみる
代表的なNew Universityを紹介
New Universityと呼ばれている主な大学リストです。
代表的なNew University |
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海外では必ずしも就職において「出身大学の名前」が重視されるとは限りません。実学中心のNew Universityではどうしても大学ランキングでは上位に入りにくいのですが、卒業後の就職率が高い大学は数多くあります。
今回ご紹介した各大学について、直接入学やパスウェイを経由した進学のどちらもご提案可能です。
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