海外大学院進学という選択肢、内定取り消しという人生の分岐点

2019年末、中国・武漢から恐るべき速度で世界中に蔓延した新型コロナウイルス、COVID-19。

日本の大学を卒業して就職が決まっていたあなたの内定を取り消すほどの影響が出ています。

内定取り消しで希望していた職種から異なる企業への再就職が決まった人もいるようですが、この状況を再度、人生を見直す好機だと考えてみませんか。

大学生の間に留学をしたいと思っていたものの果たせなかった、大学在学中に交換留学や休学・認定留学をしてみて、もっと海外で学びたいと思ったというあなたへ。

日本でも進む国際化、グローバルに求められる人材を目指しましょう。

海外大学院進学でスキルアップ

海外大学院進学と聞くと、やはり一歩後退りする方が多いですが、海外の大学院は日本と違いスキルアップできるのをご存知でしたか。

「成績優秀で英語がペラペラの人しか無理でしょ?」
「大学院って研究ばっかりで、就職や転職に活かせるスキルは学べないんでしょ?」
「2年間も大学院に通って勉強できるか不安」

海外大学院進学をご検討中の方から良くこんなご質問を頂きますが、実はそんな事はありません。

イギリスの大学院課程は1年間ですし、オーストラリアにある名門ビジネススクールでも1年間の修士号プログラムがあり、営業や接客など対人コミュニケーションが必須とされる職種向けの修士号プログラムが開講されているのをご存知でしょうか。

また、海外には最短3か月の準修士プログラムが開講されており、短期間でスキルアップを目指せる大学院も数多くあります。

大学院=研究というイメージが強いですが、海外の大学院では就職や転職、仕事に活かせるスキルを習得できるプログラムを開講している大学院が数多くあります。

海外大学院進学をするために必要な準備とは

内定取り消しを機に、海外大学院進学を目指す場合どのような準備が必要になるのでしょうか。

国や学部・専攻によってそれぞれ異なりますが、一般的に必要となるものをチェックしてみましょう。

海外大学院進学のために必要な語学力

アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアやニュージーランドで大学院での勉強をするためには、まず英語力が必要となります。

カレッジや大学であれば一部、英検・TOEICといった日本で人気の英語試験資格を認める学校もありますが、大学院、修士課程の場合には使えません。

世界で認められているアカデミック英語試験、TOEFL、IELTS、Cambridge英検といったテストで高いスコアを取得する必要があります。

イギリスの大学院進学を検討される場合には、UKVI IELTSという英語試験のスコアが必要となります。
※UKVI IELTSはブリティッシュカウンシルでのみ受験可能、東京または大阪いずれかの試験会場で受験する必要があります。

最近のコロナウイルスも影響もあり、今までDuolingoを英語力証明として認めていなかったカレッジや大学でも、Duolingoを認める様な動きも出てきています。

進学される国や教育機関によって、受験すべき試験が異なります。詳細は、iae留学ネットのカウンセラーへご相談ください。

アメリカで大学院を目指す場合には別途学力テストがあります

MBA(経営学修士)やIT・コンピューターサイエンスで人気のアメリカの大学院進学。

アメリカで大学院進学を希望する場合、英語力以外にGRE(Graduate Record Examination)やGMAT(Graduate Management Admission Test)といった学力テストで高いスコアを取得する必要があります。

英語力に加え、あなたが大学で学んだ専攻に関する知識を振り絞ってチャレンジしなければならない非常に難しいテストとなっています。

ただし、これらのテストを受けなくても入学できる大学院も中にはあります、もしアメリカ大学院進学をご検討されているなら是非一度、iae留学ネットまでご相談ください。

推薦状やエッセイも必要、卒業した大学の教授に相談しよう

英語力だけでなく、大学院進学には推薦状やエッセイが必要となります。

日本の大学でお世話になった教授に大学院進学を希望していることを申し伝え、推薦状を書いてもらいましょう。

大学の教授に相談すると、あなたにおすすめの大学院を紹介してくれる方もいらっしゃいます。

その他、希望する大学院で学ぶ内容を将来、どのように活かしていきたいかなどを書く英文エッセイの準備も必要となります。

アカデミックな英語で正しく、あなたがなぜその大学院を希望するのか書きましょう。

海外の大学院進学なら利用できる奨学金も

語学留学では利用できない留学奨学金ですが、大学院レベルになると応募できる奨学金も増えます。

ただし、高い英語力・GPA(成績平均点)が必要となるものが多く、競争率も非常に高くなっています。

大学でどれだけ真面目に講義に参加し、勉強に取り組んできたかがポイントになります。

iaeでは給付型(返済義務のない)奨学金紹介ページ(リンクします)を用意しているので是非、ご覧になってみてくださいね。

※iaeでは各奨学金に関するご質問は一切受け付けておりません、詳細については各機関へ直接お問合せください

ポストグラデュエートプログラムをご存知ですか?

大学院進学をしたいけど、大学時代のGPAがそんなに良くなかったので入学許可を得ることが難しい、そんなあなたにはポストグラデュエートプログラム(準修士号)がおすすめです。

学士号(バチェラー)と修士号(マスター)の中間にあたるポストグラデュエートプログラムでは大学で学んできた知識をより実践的に活かすための勉強ができます。

大学在学中に留学ができなかったあなたも、このポストグラデュエートプログラムに参加することで大学で学んだ専門知識を海外でブラッシュアップ、世界で通用するレベルまで引き上げることができます。

分野・専攻は限定されますが、外資系企業や日本だけでなく世界で働いてみたいと思っているなら是非、ご検討ください。

iae留学ネットのカウンセラーがあなたの専攻をお伺いし、ぴったりのポストグラデュエートプログラムを紹介させていただきます。

修士号取得を目指すおすすめポイント、メリットとは?

あえて難しい海外大学院進学を目指す理由、メリットは一体何なのでしょうか。

お給料が良くなるのはもちろんなんですが、海外での仕事が見つかりやすくなること、就労ビザ申請でも有利になることなどが挙げられます。

海外での就職にこだわらなくても、日本に帰国し、海外で学んだ語学力や知識を活かして希望する企業への就職にも当然、有利になります。

決して楽ではない海外大学院進学ですが、達成したときの見返りはその努力に見合うものになりますよ。

海外大学院進学、内定取り消しだからこそ見直す人生まとめ

日本で内定取り消しに合った今だからこそ再度、本当に自分がやりたいこと、夢を叶えるために海外大学院への進学について簡単に紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

世界700の教育機関、1,500校との提携があるiae留学ネットなら、海外大学院進学のご相談からお手続きまで各提携校なら無料でご案内しています、是非一度、お気軽にご相談くださいませ。

行けるか行けないかはわからない、でも前向きに考えたいというあなたからのお問い合わせを心よりお待ちいたしております。