みなさんこんにちは。

今回は私が経験した思い出深いマルタ留学の体験談を紹介したいとぽもいます。

マルタ島は地中海に浮かぶ小さな島で、歴史的にも観光地としてもヨーロッパでは人気の国であると同時に多くの語学学校もあります。

日本ではまだマイナーな国ですが、私がマルタ島へ留学しようと決意したきっかけは、日本人の少なさです。

その他にも魅力あふれるマルタ共和国について紹介していきますね。

マルタ留学で英語をしっかり学ぶ

マルタ島までは羽田空港から中東・ドバイを経由していきました。

私がマルタに留学したのは夏、本当に暑かったです。

しかしジメジメした暑さではなく、とにかく日差しが強くサングラスや帽子は重宝しました。

学校が始まり最初に感じたことは、本当に日本人がいない。

もはやアジア人が全然いないということです。夏休みの語学学校はクラスのほとんどが日本人だった、という話を耳にすることが多く不安でしたが、その不安は必要ではなかったようです。

クラスメイトの国籍は、スペイン、フランス、リビア、コロンビア、韓国、イタリア、アフリカ、インドネシアなど。本当に多くの国からの留学生が来ていました。

日本人が多ければわからないとことがあればこっそり聞けますが、お互いに頼れる言語は英語のみ。伝わらないときは必死に身振りで伝えました。

そして私が今まで過ごしてきた学校での授業とは雰囲気が全く異なりました。

ただの受け身の授業ではなく、他国の学生は積極的に学び発言していました。

自分の考えを主張し、納得できるまで質問します。他の学生の意見もきちんと聞いていました。

ということは、もちろん私にもその質問が飛んできます。本当に英語を話せなかった私は、呆れられないだろうかと心配しながらも下手な英語で考えを述べました。

今までクラスで失敗することは恥ずかしいことのような感覚がありましたが、そこではそのような気持ちには一度もなりませんでした。

彼らは理解しようとしっかり耳を傾けてくれるし、本当に優しい人ばかりでした。

そのため授業では多くの英語を話し、授業が終わったら友達とご飯へ行ったり休みの日にはビーチへ行ったり…授業だけではなく、他の学生からも学ぶことは多くありました。

このように、日本人が少なければ日本語に逃げることもできません。辛い時もあるかもしれません。

しかしそれは、英語をより多く使い世界中に友達ができるチャンスを広げてくれる環境だと思います。

マルタ島は英語を使える環境

マルタ留学では毎日が冒険

マルタ島には電車が通っておらず、移動はすべてバスで行いました。

大きな国ではないので、基本的にバスでどこへでも行けました。

初日、バス停のベンチに座りバスを待っていると、ほぼ時間通りにバスがきました。

ワクワクして待っていると、バスは止まらず行ってしまいました。

は!?と驚きましたが、日本のバス事情とは違っていたようです。

友達が止まってほしいアピールをしないと止まってくれないよと教えてくれ、それからはバスが見えたら手を挙げて全力でアピールをしました。

そしてどこへでもバスで行けるとなると、それだけバスの種類があるということです。

乗る前に運転手にここへ行きたい!合ってる?ということを下手な英語で聞きました。

ここは海外らしいですね、みんなしっかり教えてくれ、降りる場所になるとここだよと教えてくれる人が多かったです。

街でもお店でも学校の先生でも、本当に親切な人が多かったのが印象的です。

そしてなによりきれいな場所が沢山あります!街並みも可愛いですし、ビーチが沢山あります。

どこもとても綺麗ですが近くにあるコミノ島の海は別格です!

休日に他国の留学生と行けば、英語も使えるし綺麗だし楽しい。

私の大好きな場所になりました。

マルタ島は毎日が冒険

マルタ留学はかけがえのない体験に!

この留学は間違いなく私にとってかけがえのない体験になりました。

とにかく得たものが多かったです。

学習の面では、積極的に学ぶ姿勢と、わからない時はそれをしっかり伝えることの大切さ、そして何より自分の常識や当たり前は世界では通用しないということです。

歴史も文化も違う彼らは、自分とは全く違う解釈や考えを持っています。

それを知ることで新たな考えや理解がどんどん増えていきました。

英語を学ぶことは、語学だけではなくそれ以上の価値があると私は考えます。

そして言葉もうまく伝わらない環境で過ごすことで、一回り成長できた気がします。

お店に入るのも、バスに乗るのも、ただスーパーへ行くことも海外では冒険に変わり、失敗と成功を与えてくれました。

最初は言葉が伝わらないことに物怖じし控えめになっていましたが、帰るときにはわからないことは何でも聞けるほどに物怖じしなくなりました。

この留学は私に新たな目標を与えてくれたと同時に、現在の社会に残る差別問題などへの関心が増えました。

この経験を活かしたいと思える素晴らしい時間になりました。