海外留学なんて意味がない、英語を話せるようになるなら日本で英語を勉強しても同じじゃないか、と言う人はいつの時代にもいます。
たしかに、英語習得だけなら間違いではありません。
でも海外留学の目的は、英語をはじめとする語学を学びに行くだけではありません。
私は実際に海外留学をしてみて、たくさんの刺激的な経験を積むことができました。
とはいえこれは経験したから言えるのであって、自分も海外留学前は具体的なメリットをイメージ出来ていませんでした。
このページで私が海外留学したことで得ることができた6つのメリット、おすすめポイントを紹介させてください。
海外留学がなぜおすすめなのか、具体的なメリットを紹介していきます
海外留学をした人によって留学の目的やなぜ留学を選択したのかという理由はバラバラ。
より多くのメリットを知りたいと思うなら、できるだけ多くの留学経験者に色んなパターンで実体験を聞いてみることをおすすめします。
今回は、一人の海外留学経験者の観点から私の体験談にもとづく海外留学のメリットを紹介させてもらいます。
海外留学の一番大きなメリット、語学力の向上
海外留学する目的として最も多いのは語学力を身につけるためというものです。
私たちは「海外留学=他言語を習得できる」といった安直なイメージを抱きがちですが、果たして本当に留学するだけで語学力は身につくのでしょうか?
答えは他のサイトでも言われている通り、やはりNOだと思います。
語学力が身につく人は日本にいる間、海外留学出発前にしっかりと準備をしています。
海外留学をするといっても、勉強しないままゼロの状態で毎日を過ごすところからの人と、日常会話程度は話せるようになっている人とではスタート地点が違うだけでなく、語学力の伸びも異なります。
準備も無しですぐに話せるようになるなんてことは、ほとんどあり得ません。
周囲に打ち解ける努力や自分で学ぼうとする姿勢なくして、語学力というメリットは享受できません。
海外留学で語学力を身につけた人は、皆さん例外なく努力をして結果を出した人です。
よくある話として、留学先で日常的に日本人と長い時間を過ごしている人は、間違いなく語学力を身につけることはできません。
日本人と一緒にいて、英語などの他言語で会話することなどゼロに等しいでしょう。
語学力は、耳で聞いて、自分の口から出してこそ身につけることができるものです。「恥ずかしい」と思っていては、何のメリットも得ることはできません。
今はどこの国に行こうにもまずは英語で会話をはかろうとする人が多く、英語は世界で一番多くの国で使われている「世界共通」と言っても過言ではない言語。
たとえその国の言語がしゃべれなくても、英語が堪能だったために意思の疎通ができたことが何回もあります。
つまり英語ができると、どこの国に行っても最低限の会話ができます、これはかなり大きなメリットです。
海外、現地の文化を知ることができます
世界には日本とは違った多くの国があり、それらの国の一つひとつに日本とは違う人が違う文化の中生活しています。
海外留学のメリットの一つとされる異文化に触れられるというメリットは、留学経験者の多くが真実として語っています。
国や言語に限らず、食べ物や建物、習慣や文化、国民性や流行などなど。
生活の全てが日本とは違います。違いを肌で感じることで国の文化は素晴らしいと感じることもあるでしょうし、また日本の文化の素晴らしさを改めて実感することにもなります。
日本ではできない、また海外旅行だと時間的に吸収することができない実生活の中での他国の文化に触れることは、海外留学をすることの大きなメリットです。
これは将来の考え方や進路にも直結します、私もそのメリットを享受したひとりです。
海外留学で身に着く国際的な感覚、グローバルスタンダード
一言で言うなれば、海外留学とは異文化を学ぶものであることは紹介しました。
これをもうちょっとカッコよく言えばグローバルスタンダードの習得、とも言えます。
このグローバルスタンダードの習得には、いろいろな経験をする必要があります。
外国人と同じ職場で働いたり、同じ家で生活したり、同じ学校で勉強したり。
これらは日本国内にいては簡単には経験できないような事です。
日本で生活していると、ついつい周囲の人に頼ってしまいがちです。
しかし、海外での留学生活ではそうはいきません。
特に、留学生が少ない国や都市への留学を選択した場合、現地の人々は留学生への対応に慣れていません。
困っていたら教えてもらえるほど甘くはないのです。
そもそも、世界の多くの国では「自分のことは自分でする」ということは一種のルールです。
海外留学をすることで、自分のことを自分でする(by myself)は生きるための基本だと気づきます。
生きるための強さを得ることも、海外留学のメリットと言えます。
海外留学でわかる、自立するということ
留学で有名なオーストラリやカナダやニュージーランドなどに行くと、自分の意見をしっかり言えるようにならないと住みにくいという問題が起こります。
ホームスティ先での食事のとき、何が食べられて何が食べられないのか(個人的にもはじめてのホームスティではパクチーが食べられない事をはっきり言えないで散々な目に会いました)などを、はっきり伝えておかないと楽しい晩御飯にはなりません。
語学学校では自分の意見を英語で言えないと友達もできません。
職場でははっきりYESとNOが言えないと、嫌な事はすべてあなたの仕事になってしまいます。
YESとNOをきちんと言えるようになる。人間的にも大きな成長です。
日本では謙遜・謙虚を美徳としていることから、自分の意見を直接はっきり言うことがありません。
それがデメリットになっていることもあると感じませんか?
日本企業での業務中、友人関係、ときには家族間であっても遠慮をすることも。
欧米のように思ったことを何でもかんでも口に出してアピールするのがいいと言っているわけではありませんが、対人においては特に奥ゆかしさを持つ日本人文化と、自分の意見をしっかり持ち、それを主張する欧米人文化の「ハイブリッド」を目指しましょう。
海外留学でできる、世界の友人を持つというメリット
海外の友達をつくるには、英語が完璧に喋れないとなかなか難しいと考えている人が多いですが、実際の話、高校生くらいまでの英語で何の問題もなく仲良くなれます。
意外な事に、日本人の友達よりも外国人の友達の方が、友達として付き合うのが楽だなあと思うようになるかもしれません。
実際そのように思う日本人も多いです(私もそのひとりかなと感じています)。
お互いのバックグラウンドが違うので隠し事をない、素の付き合いができているから楽なんだと感じています。
海外に友人を作るのは、とても大きなメリットです。
今ではSNSも当たり前ですから、留学から戻ったらそれっきりなんてこともありません。
どんな人であれ、他人との交流は自分を大きく成長させますが、相手が外国人ならなおさらです。
思いもよらないイレギュラーが、コミュニケーションの中にどんどん生まれることほどエキサイティングなことはありません。
留学生同士で繋がるのもいいですが、やっぱりその国の現地の方々とたくさん会話して下さい、とてつもなくハートを鍛えられます。
学生なら就職での強み、社会人ならキャリアアップになるというメリット
一般によく言われている事ですが、英語が喋れる人と喋れない人では生涯の年収が違うという話があります。
日本の大手企業もある一定のTOEICの点数がないと、役員はおろか課長にも昇進できないというところも増えました。
日本国内に限らず、どこの国で仕事をするにせよキャリアの構築と英語力というのは強い関係にあることは間違いありません。
これまでは英語が話せなくても同僚の誰かが話せればいい、という環境だったものが、同僚が英語委しか話さない、社内公用語が英語のみという企業も出てくるのではないでしょうか。
海外留学のメリットについてもう一度考えてみてください
海外留学に行く前に、そのメリットや自分が得るべきこと、すべき経験をあらかじめシミュレーションしてみたら、きっとその価値、意味に気づくはずです。
最初に書きましたが、海外留学をしてみたからこんなことを書いていますが、行かなければ気づけないままだったことも事実です。
海外留学をすべきかどうか悩んでいらっしゃるのなら是非一度、iae留学ネットにご相談ください、メリットやおすすめポイントを再度、ご案内してあなたを説得してみせます。