カナダ進学の中でも西海岸側、バンクーバーが位置するブリティッシュコロンビア州ではその進学ルートやシステムが比較的整備されており、大学編入を目指して日本を含むも多くの留学生が学んでいます。
しかしカナダ進学を実現するために大きな壁となりうるのが英語力証明。四年制大学でも公立カレッジでも、出願時にはTOEFL iBT80/ IELTS 6.5相当の高いアカデミック英語力を証明する必要があります。
アカデミック英語と言っても、いわゆる受験英語だけを学んできた日本人には非常に高い壁であり、多くの場合、大学やコミュニティカレッジ付属の英語コースからスタートします。
バンクーバーで人気の公立カレッジ<ランガラカレッジ>には「LEAP」という英語コースがありまして、こちらは単に英語向上だけでなく、四年制大学編入に必要なカレッジ内でのGPA向上にも繋がるデータがあることが分かりました。
今回は他の公立カレッジや大学付属の英語コースとは異なる独自性の強いランガラカレッジ「LEAP」からスタートすると得られるメリットについて紹介します。
ランガラカレッジ・青柳さん
今回ご紹介するカナダ進学留学について必要なGPA(成績平均点)に関する情報はバンクーバーにあるカレッジ、ランガラカレッジの担当者、青柳さんからの情報をもとに紹介しています。
カナダ進学留学ならランガラカレッジのLEAPがおすすめ
あなたがカナダ進学留学を検討しているものの、希望するコースに参加するための英語力が高く、語学力アップからお考えなら、バンクーバーにあるコミュニティカレッジ、ランガラカレッジのLEAP(Langara English for Academic Program)が絶対おすすめです。
ランガラカレッジのLEAPは、9段階にレベル分けされた英語コースとなっていて、週あたり20時間のアカデミック英語レッスンを受講できます。
7週間を1セッションとしているため、入学できるタイミングも多く、高校卒業後のカナダ進学留学だけでなく、大学生の語学力アップコースとしても大人気。
宿題もたっぷり出る厳しい英語コースとして知られているランガラカレッジのLEAPなのですが、現地学校スタッフ、青柳さんから非常に興味深い情報をいただきました。
大学編入に必要なGPA、成績平均点についてわかった事実
カナダのカレッジに進学して、4年制大学3年次への編入を目指す場合、ランガラカレッジのあるブリティッシュコロンビア州では、どの単位がどの大学で認められるか分かるシステムを導入しています。
ブリティッシュコロンビア州が、いかにカナダの中でもカレッジから大学への編入に注力しているかがよく分かるお話ですが、ただ必要な単位を取得していれば編入できる、というわけではありません。
その単位を取得するため、どんな努力をしてきたか、その指標が単位成績であり、さらにそれらの単位成績の総合からの平均点、GPA(Grade Point Average)によって受け入れ先である大学は審査を行います。
カナダ進学留学で編入留学をする場合に重要なGPAとは
成績平均点、GPAは日本の大学入試のように主要5科目の成績だけではなく、カレッジ入学後に履修したすべての単位成績の総合平均点を指します。
すべての成績平均点、ということはカレッジで大学編入コースを受講しはじめる最初の1学期目からの基礎科目の単位も当然、GPAに含まれる対象となるわけです。
またカナダのカレッジに進学するには、アメリカのコミュニティカレッジに比べて非常に高い英語力が求められます。TOEFL ibtやIELTSといったアカデミック英語力をはかる公式試験のスコア結果を出願時に提出します。
つまり、カレッジでの大学編入コースに出願する時点では「公式英語試験の高いスコア証明」を、そして入学時点では「高いアカデミック英語力」を備えていることが必要となってきます。
では英語力がないから諦めるしかないか、といえばそんなことはなく、ランガラカレッジの付属英語プログラム「LEAP」で規定レベルをクリアすることで(TOEFL、IELTSのスコアを出すことなく)大学編入コースをスタートできます。
確かに規定のTOEFL、IELTSを提出できればLEAPに通わずとも大学編入コースを開始できるのですが、現地ランガラカレッジのスタッフ青柳さんから興味深いデータを提供してもらいました。
ランガラカレッジ・LEAP参加者、それぞれの成績平均点
ランガラカレッジで大学編入その他メインコース参加している学生のうち、出願要件であるTOEFLやIELTSを取得した学生、それからカナダで高校を卒業して入学した学生とLEAPで英語コースからスタートした学生について、以下のようなデータとなっています。
ランガラカレッジ入学基準別GPA比較一覧
出願者の英語力 | 学生数 | 成績平均点(GPA) |
---|---|---|
カナダの高校卒業者 | 25 | 2.19 |
TOEFL iBT80以上 | 143 | 2.54 |
IELTS 6.5以上 | 175 | 2.25 |
LEAPからスタート | 61 | 2.86 |
求められる英語要件を最初からクリアしている人よりも、LEAPからスタートした学生の方が成績平均点(GPA)が高いんですね。
実はLEAPというプログラムでは、アカデミック英語の勉強はもちろん、コミュニティカレッジや大学でどのように講義を受けるか、シュミレーションもやっています。
積極的な講義への参加、ディベート・ディスカッション、プレゼンテーションといった海外のコミュニティカレッジや大学でより良い成績を取得するための積極的な講義参加方法を学ぶことができます。
日本人はTOEFLやIELTSだけでなく、TOEICや英検といった語学試験を効率よく合格する方法をよく知っています。
Aという問題にはBという対策法で臨む、といったいわゆる試験対策ですが、この方法でハイスコア・検定合格をしても本当の語学力がついているとは言えません。
実際、上記の一覧表で英語スコア等で入学しても思うような成績が取れていないのは、海外のコミュニティカレッジや大学での講義の受け方を知らなかったこと、それから英語試験対策にたより、本当の英語の聞き方、伝え方を身に着けられなかった結果と言えるのではないでしょうか。
あらかじめランガラカレッジが求める英語力が身についていたとしても、まずLEAPの最短2セッション、講義受講に必要な語学力が身についているか確認した上で、大学編入コース等の希望プログラムへご参加いただくことを強くおすすめいたします。
ランガラカレッジ・LEAPプログラム概算費用とスケジュールについて(※2023年時点)
ランガラカレッジ、LEAPプログラムにご参加いただく場合の費用をご紹介します。
LEAP×2セッション(14週間)概算
申請費用 | CA$155 |
---|---|
LEAPプログラム費用 | CA$3,167.5×2セッション=CA$6,335 |
滞在費 (家賃、食費、交通費込み) | CA$1,500×4か月=CA$6,000 |
合計 | CA$12,490 |
【2023年~2024年スケジュール】
10月30日~12月15日(2023年)
1月8日~2月23日(2024年)
3月4日~4月19日(2024年)
4月29日~6月14日(2024年)
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カナダの特にカレッジから大学編入を目指す方にはランガラカレッジは非常に良い進路の選択となるでしょう。iae留学フェアでもこれまで毎回オンラインセミナーを担当して頂くなど、iae留学ネットの重要な提携校の一つランガラカレッジについてのお問い合わせお待ちしております!