海外留学先の一番人気と言えば昔も今もアメリカなわけですが、ここ最近留学を検討されている方の中にはアメリカで留学をすることへの不安を口にする方もチラホラと、もちろんアメリカ大統領のせいです。
それでも大学生の1年留学・休学留学先となると「大学オンキャンパス」で「英語研修とあと大学の科目も履修できる」といったようなオプションのある大学は、数も多いしやっぱりアメリカかな、となりそうな所ですが、今回はその良い対抗馬になりえる大学をカナダ東部、オンタリオ州(トロントがある州です)よりご紹介します。
カナダの大学ですから学費は当然カナダドル。アメリカの大学よりもリーズナブルです。
カナダ留学でおすすめ、オンタリオ州レイクヘッド大学のご紹介
カナダ・オンタリオ州にあるレイクヘッド大学は1946年に創立した前身は職業訓練機関からなる州立大学です。
メインキャンパスはオンタリオ州、五大湖のスペリール湖に面したサンダーベイ(学生数:約7500人)。そしてオリリア(学生数:約1500人)に位置しています。
学士課程および大学院課程において、科学・環境学のほか社会・人文科学、経営学、工学など充実した学科を有し、カナダで最も優れた研究大学のひとつとしても知られています。
レイクヘッド大学は卒業後の就職率も高く、94%の卒業生が卒業後の約2年以内に在職している、というデータも。
カナダ・オンタリオ州西部にある唯一の大学の為、学校の規模に比べ地域産業の育成のため非常に幅広い分野について学習することができます。
大規模過ぎない大学のため学生数に比べ施設が充実しており講師数も多く割り振られ、整った環境で少人数制のクラスで学ぶことが出来ます。
レイクヘッド大学のキャンパスは2箇所にあります
メインキャンパスがあるサンダーベイの人口は約11万人。オンタリオ州北西部で最大の都市圏で、息をのむような大自然と躍動的な都市生活の両方を楽しむことができます。
学外の様々なエンターテイメントやレジャーの機会に多く触れられるはずです。
一方、学生数1500人程度が在籍するキャンパスが位置するオリリアOrilliaは湖と森林に囲まれた人口3万人のにぎやかな街。
トロントから1時間弱でアクセスできる利便性が魅力ですが、オリリア自体も毎年フェスティバルが20以上開催されるなど、芸術や文化、エンターテイメントに触れやすい環境です。
どちらのロケーションも大都市部に比べて安全で物価が低く、勉強に集中できる環境という点で留学生には嬉しいポイントですね。
レイクヘッド大学には留学生向けプログラムとしてどんなものがあるの?
「アカデミック英語プログラム(AEP)」はカナダの大学、大学院を目指す留学生向けに開設されたコースです。各レベルの受講期間は13週間でこれが1学期となります。
特徴は以下の3つです。
- アカデミックな読解力、論文の作成、プレゼンテーションの発表を行う能力を培います。
- 卒業生はレイクヘッド大学の大部分の正規プログラム受講への英語力基準を満たすことができ、別途英語の試験を受ける必要がありません。
- 最上位のレベルに達した学生はAEPを受講中に、学士課程の1科目を受講することができます。
開講時期は1月、4月末、6月末、9月の年4回。いわゆるクオーター制(4学期制)。
他にも学士・大学院課程に条件付き入学許可を得ている学生向けの集中アカデミック英語プログラムや、夏休みようの夏季英語プログラムも開講されています。
レイクヘッド大学VIPプログラムならカナダ留学中に単位履修も可能
Visiting International Student Program=VIPプログラムはアカデミック英語プログラムを受講しながらレイクヘッド大学の学士課程の1~2科目も受講し、大学単位を取ろうという同時受講プログラムです。
ちなみにこのような同時受講のことをConcurrent=コンカレントと言ったりもするので、問い合わせの際に留学カウンセラーに「コンカレントが出来る大学を探してて~」などと言ってみましょう。キョトンとするカナダ留学カウンセラーはモグリのはず。
(と言いつつ、私も最近この言い方覚えたのですが...)
4か月プログラムの必要英語基準はIELTS5.0/TOEFL ibt64以上、開講時期は1月か9月、一方6か月プログラムは、IELTS4.5/TOEFL ibt53以上、開講時期は7月となります。
英語コースは大体9時から15時くらいまでで、その後夕方以降の時間帯に科目履修します。
つまり好きな科目を何でも選べる訳ではなく、その授業の席が空いていて、かつ1~2年次の、夕方以降に受講できる科目からの選択となるのでご注意ください。
またサンダーベイとオリリアで各専攻の設置も異なりますので、絶対にこの科目が取れる、という保証はないのですが一応調べておいたほうがよいでしょう。
カナダ留学中の宿泊タイプや課外活動、学内サービスは?
宿泊タイプは、大都市部と異なりあまりビジネス的でないところが魅力のホームステイのほか、オンキャンパスの寮や共同生活をするアパートやタウンハウスといったオプションもあります。
なおアクティビティも大学らしく活発に行っていて、毎週スポーツイベントや会話カフェ、博物館の見学ツアー、スキー、ハイキング、カヌーなど。カナダを大いに満喫しカナダ人を含めた様々な国からの留学生と英語を使ってコミュニケーションを取る機会を自ら積極的に作っていきましょう。
さらには現地空港での出迎えサービスや、新入生向けのオリエンテーションといったサービスのほか、ビザや就労許可、健康保険などの相談に乗ってくれるInternational Officeの存在など、留学生が安心して生活を送れるようバックアップも整えられています。
カナダ・レイクヘッド大学の気になる留学費用は?
- アカデミック英語プログラム(AEP):4,800ドル/学期(13週間)
- 宿泊費(オンキャンパス寮の場合):922~1,111ドル/月
それぞれ月あたりの費用を見てみると、約2,399~2,588ドル/月となり日本円では月あたりの留学費用は約19万円~約21万円ほど(2020年5月時点の海外送金レート(T.T.S)にて算出)。
アメリカの場合月30万円以上かかることを考えると、やはり安い、ということになります。
カナダ留学でおすすめレイクヘッド大学についてまとめ
いかがでしたか?日本人を含めた留学生が少なく、リーズナブルに留学が実現でき、英語力次第で大学の科目履修もできる。
今までレイクヘッド大学なんて知らなかった人も、留学先の候補に挙げてみてくださいね。
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