アイルランド留学体験談、ワーキングホリデーで参加、まだまだ知られざる国

他の英語圏の国に比べて日本人が少ないアイルランド。インターネット上での情報も徐々に増えてきましたが、まだまだ日本人には知られざる国。そんなアイルランドでのワーホリ体験談を魅力と共にご紹介します。少しでもアイルランドでのワーホリを考えている方の参考になれば幸いです。

フレンドリーな国民性は本当だった

これはガイドブックにも他の方の体験談をみても、書かれていることですが…アイルランド人は本当にフレンドリーです!!ちなみに私がアイルランドを滞在先に選んだ一つの理由がこれです。

カフェやレストランで隣になったら「どこから来たの?」なんて聞かれることは日常茶飯事ですし、ある雨の日練れた髪の毛を整えていると、通りすがりのおじさんに「そんなに気にしなくても、君の髪は十分きれいだよ、ハハハ」と言われたこともあります。ちなみに私が外国人だからというわけではなく、アイルランド人同士でも同じです。

そしてこれはしばらく滞在して感じたことですが、日本人と似てるんです!社交辞令が多いし、思ったことをはっきり言いません。この辺がヨーロッパ大陸出身の方とは大きく違うなぁと思うところです。

ホームステイで英語力向上

実は私、アイルランドでのワーホリは2回目で、1回目はカナダのトロントに行きました。カナダでは数週間だけホームステイし、その後は日本人と2人でシェアハウスに住んでいました。ホームステイ先はいつも4~5人程、入れ替わりで色々な国の人が滞在しており、他の生徒とは仲良くなれたものの、ホストファミリーと過ごしたのはわずかな時間でした。

カナダから日本に帰った時に「あれ?あまり現地のカナダ人と関わらなかったなぁ」「もっと毎日英語漬けにすれば良かったなぁ」という思いがあったので、アイルランドではその反省点を踏まえ、初めの1カ月は迷わずホームステイを選択しました。現地人の暮らしに溶けこみ、英語漬けの生活にするためです。

ホームステイに関して色々な話を聞きますが、私の場合は幸運だったのでしょう。1カ月の滞在予定が、1年間のホームステイとなりました。家族の誕生会に招いてもらったり犬の訓練学校に同行させてもらったり、色々な場面での英語を実践で学べただけでなく、本当に素敵な体験をさせてもらいました。今でも彼らとは連絡を取り合い、本当の家族のように気遣ってもらってます。

ヨーロッパ各国への旅行

アイルランドに滞在する大きなメリットの一つが、ヨーロッパ各国へ安く旅行できることでしょう!例えば、安い時期ですと10ユーロくらいでロンドンに行けます。

北欧以外のヨーロッパのほとんど国は、物価がアイルランドよりも安いです。半額以下なんていう国もあります。旅行したいけれど日本から行くには航空券も高いし、休みも取りにくいし、と思っている方には最高です。

アイルランドでの仕事

アイルランドで仕事をゲットするのは思っている以上に本当に大変です。しかし、不可能でもありません!私は運良くバー・レストランで働いていましたし、私のまわりの日本人もみんな、何かしらの仕事をしていました。

バー・レストランで働けて良かったことは、お客さんやスタッフなどと話すことで会話の練習になったのはもちろん、レストランでのマナーを知ることができたのも大きな収穫です!注文や支払い方法、ウェイターとの会話、チップの置き方などが分かったので、アイルランドやその他のヨーロッパの国でレストランやカフェに行ってもびくびくすることがなくなりました(結構日本と違うので、ソワソワして落ち着かなかったんです)。

他のワーホリの国でよく聞く「日本人=働き者」といったイメージは、残念ながら浸透していません。私が働いたレストランも日本人は初めて雇ったらしいです。最初の頃は日本との違いに戸惑いましたが、数カ月した頃オーナーが「日本人は雇ったことなかったし、ここでの経験もなかったから雇うかどうか迷ったけど、今ならどんな日本人でも雇えるよ!」と言ってくれました。少し時間がかかるかもしれませんが日本人の礼儀正しさやきめ細かさは、必ず評価されます。

ちなみにレストラン等ではCV(履歴書)を店に行って直接渡してくる、という方法が多いかと思います。「そんなの無理!恥ずかしい」「緊張する…」などと思わなくて大丈夫です。お店側は慣れていますし、CVを持ってきたんだなぁーくらいにしか思いません。気軽な気持ちで、気になったお店にどんどんCVを配ってみると良いと思います。

まとめ

アイルランドの魅力はまだまだあります。もちろん困ったこと、嫌な思いもしたことありましたが、それはどこの国でも体験することでしょう。アイルランドに来て本当に良かったと思いますし、英語力も間違いなくアップしました。ワーホリを検討している方には自信を持ってお勧めできる国です!!