ドラマや映画に出てくるようなホテルで働くことに憧れている皆さんへ。
旅行やホテル、ホスピタリティ、ラグジュアリービジネスといった言葉に惹かれているなら、海外のホテル業界で働くという夢を具体的に考えてみませんか?
みなさんのお住まいの地域の観光地でも、海外からのゲストを見ない日はないのではないでしょうか。訪日外国人の数は年々、市場最多を更新し続け、また、ホテルの価格がどんどん高くなっていたり、例えばAirbnb(エアー・ビー&ビー)のような、新しいサービスがどんどん当たり前になっていることからも、日本のホスピタリティ業界がどんどん発展していくことが明らかですよね。
そんな中、観光業界における人材不足が一つ課題として上げられいます。
また、IT技術の進化により、チェックイン等の多くの仕事の自動化等が進んでいる中、人の心に寄り添い、特別な体験や思い出づくりなどの「AIやIT技術に取って代わることができないサービス」を提供できる人材をいかに育てるかもホテル業界や観光業界の課題となります。
では、これから採用の需要が増えると予想されるホスピタリティ業界、特にホテル業界で世界的に活躍するためにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、世界で活躍するホテリエになるための海外進学についてご紹介します!
ホテリエとはどんな仕事?
昔は「ホテルマン」や「ホテルウーマン」などの呼び方がありましたが、現在では男性と女性に関わらず、ホテルで働く方を総じて「ホテリエ」と呼びます。
「人に喜んでもらう仕事をしたい」「日本のホスピタリティを海外に伝えたい」「英語など海外の言葉を使って仕事に活かしたい」という理由で、ホテリエを目指されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
日本の有名ホテルに就職し、海外の観光客をもてなすことも出来れば、世界展開しているホテルに就職し、海外の支店に異動出来るケースもあります。
まずは、どんなホテルでどんなお仕事をしてみたいか考えてみましょう!
ホテルの種類
世界各国に様々なホテルがありますが、違いやホテルの定義についてご存じでしょうか?

まずはホテルタイプについて、以下ご案内いたします。
1. ラグジュアリーホテル
国内外で最高級の評価を受けているホテル。豪華で贅沢なイメージが特徴です。
2. ハイエンドホテル
1泊数万円で、コンシェルジュが常駐し、フルサービスを提供する高級ホテル。洗練されたサービスが魅力です。
3. アッパーミドルホテル
比較的新しいホテルですが、良質なサービスを提供。スパやジム、宿泊者専用ラウンジなどがついており、コストパフォーマンスが良いのが特徴です。
4. ハイビジネスホテル
アッパーミドルホテルと同等のサービスを、より安価に提供。客室が若干狭いことが多いです。
5. カジュアルホテル
最もリーズナブルで、街中でよく見かけるホテル。出張や旅行での利用が多いです。
6. 星付きホテル
「3つ星ホテル」「5つ星ホテル」のように、星の数で格付けされるホテル。欧米中心の制度で、星が多いほど高級とされます。ただし、世界統一基準はなく、政府や企業によって評価基準が異なります。
日本の場合は、旅行会社や旅行サイトの独自の基準や、顧客からの口コミでランク付けされているホテルも多いのではないでしょうか?
ホテリエに求められるスキル

ホテリエには、主に以下の4つのポイントが求められます。
1. 洗練されたおもてなし
星が多いホテルや高級ホテルになればなるほど、洗練されたサービスやホスピタリティ精神が必要になります。お客様一人ひとりにあった手厚いおもてなしや期待以上のサービスを提供することが常に求められます。
2. 状況判断の力、行動力
星付きホテルやラグジュアリーホテルは単なる宿泊施設ではなく、大切な人との思い出作りや、非日常的な体験を求めに宿泊をされる方が多いです。そのため、ホテリエに与えられた裁量も大きく、マニュアルにとらわれず常に状況を判断し、自ら考え自主的に行動する能力も必要になります。
3. 英語力
高級ホテルに宿泊するお客様は、富裕層の方が多く、海外からお越しになるお客様も少なくないでしょう。そのため、流暢に英語が話せることもスキルの一つとして求められます。
4. マーケティング、マネージメント能力
日本の専門学校や大学を卒業した後、新卒でホテルに入社した場合、総支配人になるまでにおおよそ10年ほど下積みの時間がかかると言われております。
しかし、外資系ホテルの場合、「幹部候補育成ポジション (Graudate Trainee) 」と呼ばれるポジションに採用されると、約2~3年管理職になるためのトレーニングを集中的に受けることが出来るため、キャリアアップのスピードが速いという点に特徴がございます。
ホスピタリティ業界やホテル業界に関する知識や、ホテル業界のマーケティング、マネージメントについて理解、そしてスキル習得をされた方は幹部候補育成ポジションで採用をされやすいと言われております。
世界で活躍するホテリエになりたいあなたにおすすめの大学3選!
ホテリエを目指す方におすすめの、ホスピタリティ留学が可能な大学をご紹介いたします!
グリオン大学 / レ・ロッシュ大学


世界大学ランキングホスピタリティ&レジャー部門においてTOP5にランクインしている名門校。ホスピタリティ学発祥の地であるスイスにメインキャンパスを構えており、スイス以外にグリオン大学はロンドン、レ・ロッシュ大学はスペインにもキャンパスがあります。
学士課程では、ホテルの現場を知るための実技実習やマーケティングやマネジメントスキルの基礎を固める座学を通して、ホスピタリティ学について学び、そして2回にわたるインターンシップを通して、学んだことを実社会で発揮していただきます。
また、ラグジュアリービジネスやデジタル・マーケティング、リゾート開発、アントレプレナーシップといった専攻で、専門的な知識を学ぶことができます。
4年生の総合大学とは違い、日本人率は毎年1~2%と低く、かつコミュニティが小さいため、グローバルで学生サポートがしっかりしています。
ブルーマウンテンズ・インターナショナル・ホテル・マネジメント・スクール

世界大学ランキングホスピタリティ&レジャー部門 オセアニア地域でNO.1の大学です。こちらの学士課程でも同じく実技実習や座学、そしてインターンシップが2回ございます。
ブルーマウンテンズがあるオーストラリアは、国全体として観光業に力を入れており、特にホテル業界に関しましては、2032年のブリスベンオリンピック・パラリンピックに向け、多くのホテルにて採用活動を行っている状況です。
また、ブルーマウンテンズは同じオーストラリアにあるトレンズ大学のホスピタリティ学部にカリキュラム提供を行っているため、卒業をするとブルーマウンテンズ大学とトレンズ大学の2大学の名前が記載された卒業証書を取得することが出来ます。
ホテリエを目指すための海外進学をお考えの方は是非iae留学ネットへ!
いかがでしたか?
世界で活躍するホテリエになるためには「海外でホスピタリティを学ぶこと」が一番の近道。
ホスピタリティ業界で就職をお考えの方は、是非ご参考にして頂けたら嬉しいです。弊社ではホスピタリティ留学も取り扱っておりますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
メールや無料のカウンセリングにて、学校やコースの詳細について資料をお見せしながらご案内いたします。