ホスピタリティを学ぶための海外留学におすすめの大学、厳選2校を紹介します

コンピューターサイエンス、AIが進歩しても必ず残ると言われるホスピタリティ業界。

日本だとホスピタリティを学ぶことイコール旅行やホテル業界で働くこと、と思いがちですが、世界レベルのホスピタリティ学はその範疇に留まりません。

世界大学ランキングトップレベルの大学でホスピタリティを学ぶことは世界レベルの企業で働くための最初の一歩になっています。

今回はホスピタリティ学に関する世界トップレベルの大学と、おすすめの学校を紹介させていただきます。

ホスピタリティを学ぶ世界トップ大学ランキングについて

ホスピタリティについては世界でも人気の学問のひとつですが、世界大学ランキングでトップレベルの大学がどこなのかはあまり知られていません。

2021年QS世界大学ランキング、ホスピタリティ部門のトップ3の大学はどこが選ばれているのか、調べてみました。

ホスピタリティ学での世界大学ランキングトップ3

順位大学名
第1位スイスエコール・オテリエール・ド・ローザンヌ
第2位アメリカネバダ大学
第3位スイスグリオン大学
第3位スイスレ・ロッシュ大学

スイスにある大学が3校も選ばれています。

ヨーロッパの永世中立国であるスイスがホスピタリティを学ぶ国として選ばれている理由、それはスイスがホテル発祥の地と言われているためです。

アメリカ・ネバダ州、ラスベガスは観光のメッカであり一流ホテルも多く、そこで働くための勉強ができる、というのは想像しやすいものではないでしょうか。

なぜ海外でのホスピタリティ留学にスイスが選ばれているのか、調べてみました。

スイスにあるホスピタリティの大学が選ばれている理由

 

スイスがホテル発祥の地であることはお伝えしましたが、それだけで世界中からホスピタリティ・トップレベルの勉強をしようと留学生が集まることはありません。

スイスでのホスピタリティ学は長い歴史があることからその教育について他国より1歩、進んでいるのは事実ですが、それ以上にホスピタリティマインドを身に着けることがホスピタリティ業界に限らない、各分野での活躍ができることを立証しているためです。

人を思いやり、利他的に行動するというホスピタリティマインドはたとえば消費者に売りたいものを売るのではなく、消費者が求めるものを提供するという発想でビジネスを考えるようになります。

ホスピタリティマネジメントを学んでいれば、各企業で管理職に就いた場合もあなたのチーム全体が成功するよう、同僚がどうすれば働きやすいかを優先して考えることで結果を出すことも可能となります。

将来、海外で活躍したい高校生や大学生、すでに社会人としてホスピタリティ業界に就いているもののキャリアアップを目指したいあなたにホスピタリティ留学は本当におすすめなんです。

ズバリおすすめはこの2校、将来、海外で活躍したいあなたへ

上記で紹介した世界トップレベルの大学の中から2校、おすすめの大学をそれぞれ紹介します。

グリオン大学はホスピタリティでも世界的な企業での管理職を目指したいあなた向き

グリオン大学は、世界のホスピタリティ業界で管理職・マネージャーを目指すあなたにおすすめの学校です。

スイス・ジュネーブから1時間強、レマン湖畔に校舎を構えるグリオン大学は実践的な授業を中心にスイス・ホスピタリティの真髄を身に着けることができます。

卒業生の多くが世界中にあるトップ企業で活躍していることから、グリオン大学で学び卒業する多くの学生の就職率も非常に高くなっています。

学士課程から修士課程まで幅広い分野・レベルの勉強をすることも可能。

ホスピタリティ業界での起業を目指すならレ・ロッシュ大学へ

あなたの目標が旅館やホテルを含むホスピタリティ業界での起業を目指す場合にはレ・ロッシュ大学への進学をおすすめします。

レ・ロッシュ大学はスイス・ジュネーブから2時間強のクランモンタナにキャンパスを構えています。

起業を始め、ファイナンスやマーケティングなどをホスピタリティの観点から学ぶことができるだけでなく、修士課程(大学院)ではMBA(経営学修士)まで取得できます。

有給インターンシップで海外就労経験、留学費用節約にも


上記ホスピタリティ留学でおすすめの大学として紹介させていただいたグリオン大学、レ・ロッシュ大学で学士号課程に参加する場合、最初の1年の後半、それから3年目の前半にそれぞれ約半年、1学期分の有給インターンシップが含まれています。

最初のインターンシップではホスピタリティの基礎を実践で活かすための研修、後半のインターンシップでは座学で学んだホスピタリティに関する知識を活かし、よりアクティブかつ積極的にホスピタリティ業界の現場で活躍できるかどうかを試すためのもの。

いずれもインターンシップ先については各大学で登録されている研修先にレジュメ(英文履歴書)を作成して送付、インタビューを受けて参加するものとなっています。

この後に紹介をさせていただきますが、スイスの大学進学に必要な費用は決して安くはありません。

その一部を、この有給インターンでカバーできるのはキャリアアップの面も含めてあなたの大きな財産になります。

気になる費用について、卒業までにいくら必要なのか

グリオン大学およびレ・ロッシュ大学ともスイスにある名門校です。

海外大学進学はその他の国であっても決して安くはありませんが、スイスの場合、どのくらいのお金が必要になるのか、以下、卒業までに必要な費用をご確認ください。

グリオン大学、レ・ロッシュ大学でのホスピタリティ進学留学に必要な費用

学期グリオン大学レ・ロッシュ大学
1年前期CHF35,800+CHF10,500
=CHF46,300
CHF28,400+CHF10,400
=CHF38,800
1年後期有給インターン有給インターン
2年前期CHF30,700+CHF9,350
=CHF40,050
CHF25,200+CHF10,400
=CHF35,600
2年後期CHF31,550+CHF9,350
=CHF40,900
CHF26,050+CHF10,400
=CHF36,450
3年前期有給インターン有給インターン
3年後期CHF30,700CHF25,200+CHF3,250
=CHF28,450
4年前期CHF32,200CHF25,200+CHF3,250
=CHF28,450
合計CHF190,600CHF167,750
日本円約2,200万円約1,900万円

上記はいずれもホスピタリティに関する学士号(大学卒業資格)を修了するまでに必要な概算費用となっています。

両校とも2年次修了までは滞在費用が含まれていますが、3年次~4年前期までには滞在費用が含まれていません、ご注意ください。

グリオン大学、レ・ロッシュ大学ともに奨学金制度もある大学ですので、こちらも併せてご相談くださいませ。

またスイスフラン(CHF)の日本円換算については2020年7月時点の海外送金レート(T.T.S)より算出しています。

出願、入学に関する要件のご案内

グリオン大学、およびレ・ロッシュ大学の学士号課程に出願するためには英語力、および最終学歴の成績平均点であるGPAが必要です。

スイスの大学でホスピタリティ学士号コースに参加するための要件

学期グリオン大学レ・ロッシュ大学
英語力TOEFLiBT 70以上
IELTS 5.5以上
TOEFLiBT 70以上
IELTS 5.5以上
成績平均点2.5/5.0(要相談)2.5/5.0(要相談)

※成績平均点については一度、iae留学ネットのホスピタリティ担当者にご相談ください。

ホスピタリティで海外留学するのにおすすめの大学紹介まとめ

いかがでしたでしょうか。

基本的な情報ばかりの案内となってしまいましたが、ホスピタリティに関する留学をお考えなら是非一度、iae留学ネットまでご相談ください。

あなたの希望に沿う学校、コースを紹介させていただきます。

海外大学進学、ホスピタリティ留学に関するあなたからのお問合せを心よりお待ちいたしております。