近年、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいるように見えるホスピタリティ業界。実はもう既に復帰傾向にあることをご存じでしょうか?
各国では徐々に国境も開き、2022年度~2023年度にかけて海外旅行者数や海外留学者数も増えることが予測できます。
Four Seasons Hotels and Resortsでは、プライベートジェットツアーを2023年度に開催すると発表がありました。2021年末の発表にも関わらず、既にたくさんのご予約を頂いているようですね!
このように開国と同時に海外旅行をご検討されている方が多くいることから、ホスピタリティ業界もまた、今後盛り上がっていくこと間違いないです!
ホスピタリティ業界とは?
さて、ホスピタリティ業界と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
従来のホスピタリティ業界と言えば、「ホテル」や「レストラン」を想像される方もいらっしゃると思いますが、今日におけるホスピタリティ業界は幅広い分野に分類できます。
1. ラグジュアリー
ファッションブランド(ルイヴィトンや、ロレックス)、高級車、高級ホテル、プライベートジェット、超豪華客船など
2. ツーリズム
高級ホテル、プライベートジェット、超豪華客船など
3. ファイナンス
ホテル業界、F&B業界、ブランド業界、不動産業界、コンサルティング業界など
4. イベント
オリンピック、ワールドカップ、国会、企業イベント、音楽フェスなど
5. アトラクション業界
テーマパークなど
6. マーケティング
ホテル業界、F&B業界、ブランド業界、不動産業界、コンサルティング業界など
7. レストラン
8. スポーツ
オリンピック、ワールドカップ、スポーツ試合など
9. エンターテインメント
テーマパーク、映画館、音楽フェス、部隊など
10. ホテル
各分野に共通しているのが、「非日常な体験」を提供しているということです。空間の雰囲気や人から人への「おもてなし」が重要になる分野は、今日において「体験型産業」と呼ばれるようになりました。
自分へのご褒美や、大切な人との時間を過ごすために、普段味わえないような空間や場所に足を運び、そこでの雰囲気やサービスを満喫している傾向にございます。より良い体験に対して、価値を見い出している方が増えているということが分かりますね。
リモートワークや自主隔離で気持ち的に疲れた人々を癒す場所としても、ホスピタリティ業界のニーズは今後高まること間違いなしですね!
ホスピタリティ学 発祥の地・スイス
ホスピタリティマネジメント学は、昔からスイスを中心に研究を重ねられてきました。
スイスは2000万人超が宿泊する観光立国であり、世界中から訪れる観光客に対するサービス環境が発展したことでホスピタリティ発祥の地として確立され、その技法を伝える教育機関が多く設立されました。
伝統ある教育を受けるために、現在世界中の留学生がスイスを訪れています。
英国の大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ(QS)」による世界大学ランキング、ホスピタリティ&レジャー部門を見ても上位にスイスの教育機関が多くランクインしていることから、スイス式のホスピタリティは世界基準として認識されており、ホスピタリティを学ぶにはもっとも適した場所といえます。
※QSランキング 2021年度のデータ
また、日本や他国の総合大学とは違い、実践授業、そして経営学を軸とした幅広い教養と経験が得られる学問である為、卒業後企業の即戦力として活躍できる人材を育成している点においても特徴があります。
スイスでオススメの学校 3校
それでは、スイスにあるおすすめの大学3校をご紹介いたします。
1. グリオン大学
キャンパス
- グリオンキャンパス(スイス)
- ビュルキャンパス(スイス)
- ロンドンキャンパス(イギリス)
グリオン大学の様子を動画で見てみる
2. レ・ロッシュ大学
キャンパス
- クラン・モンタナキャンパス(スイス)
- マルベーリャキャンパス(スペイン)
- ジンジャンキャンパス(中国)
レ・ロッシュ大学の様子を動画で見てみる
グリオン大学とレ・ロッシュ大学はスイスのフランス語圏、ローザンヌ近郊にメインキャンパスを構えており、イギリスやスペイン、中国にも校舎を持っています。
ホスピタリティやそれに関連した業界での起業、マーケティングその他の知識を徹底的に学ぶことができ、卒業後、世界各国・多様な業界に求められる人材となることが可能です。
3. BHMS
BHMSには、ホスピタリティマネジメント、ビジネスマネジメント、カリナリーアーツ(調理)と、大まかに分けて3つのコースがあり、3年間で学士号取得が可能です。
また、1年ごとに取得できる学位が異なっており、インターンシップもコースに含まれているため、休学留学をご希望の方にもおすすめの学校です。
キャンパス
- ルツェルン
観光業・ホスピタリティ業界への就職に強い オーストラリア
オーストラリアは、国連世界観光機関が出しているツーリズムハイライト(2019)の「国際観光収入ランキング」で第7位にランクインしております。
観光者数は約925万人に対し、450.3億米ドルの国際観光収入を得ていることから、観光客1人当たりに対し、約52万円の観光収入を得ている計算となります。国を挙げて観光業に投資しているということもあり、インバウンドの先進国として有名です!
約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に解放された今、観光業界やホスピタリティの採用ニーズが今後増加すると予測できるため、今ホスピタリティを学ぶことに意味があります。
また、オーストラリアでは大学・大学院卒業後、卒業ビザも取得できるため、オーストラリアで就職をご希望の方、もしくは永住権を狙う方にもおすすめのロケーションとなります。
オーストラリアでお勧めの学校2校
では次に、オーストラリアでホスピタリティが学べるおすすめ大学2校をご紹介いたします。
1. ブルーマウンテンズ インターナショナル ホテルマネジメントスクール(BMIHMS)
オーストラリアでスイス式ホスピタリティについて学べる大学であり、卒業時には、オーストラリアにあるトレンズ大学の連名で学位が取得できます。
また、オーストラレーシア・アジア・太平洋地域(オーストラリア・ニュージーランド・パプア・ニューギニア島とアジア地域)のホテル・観光産業における国際的なホスピタリティ・マネジメント学校ランキングにおいて1位にランクイン。(TNS2013、2017調べ)
キャンパス
- レウラキャンパス(シドニー)
- シドニーキャンパス(シドニー)
- メルボルンキャンパス(メルボルン)
- アデレードキャンパス(アデレード)
BMIHMSの様子を動画で見てみる
2. グリフィス大学
グリフィス大学はオーストラリア、クイーンズランド州ゴールドコースト、それからクイーンズランド州の州都であるブリスベンに5つのキャンパスを持つ公立大学。
世界大学ランキングホスピタリティ&レジャー部門において、第20位にランクインしており、卒業後、有名なホテルや旅行会社に就職する学生も多くいます。
キャンパス
- ゴールドコーストキャンパス
- ネイサンキャンパス
- マウント・グラヴァット
- サウスバンク(ブリスベン中心部)
- ローガン(ブリスベンとゴールドコーストの中間)キャンパス
グリフィス大学の様子を動画で見てみる
ホスピタリティ留学ならiae留学ネットへ
いかがでしたでしょうか?
ホスピタリティを学ぶメリットについてもう少し詳しく知りたい方や、自分に合っている学校やコースについてご興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせください。
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