ホスピタリティ留学の世界最高峰、スイスにある名門校に進学するには

ホスピタリティマネジメントが学べる世界最高峰の大学と言えば、スイスにメインキャンパスを置くグリオン大学とレ・ロッシュ大学が知られています。

スイスは「ホスピタリティ」が学問として学ばれるようになった最初の国でありHome of Hospitalityと呼ばれています。

ホスピタリティ業界のプロを目指して実践を交えながら学べるだけでなくマネジメントやマーケティングを本格的に学んでいくので、将来経営者や起業家になるための知識を極めることができます。

今はそこまで考えていないという方にとっても「経営者目線」を身に付けて働くことは、業務のパフォーマンスアップのためにも重要です。

将来もAIにとって代わられることが無いと言われている職種「ホスピタリティ」をぜひ極めてみてはいかがでしょうか。

グリオン、レ・ロッシュ両校への進学をするにはどんな手続きが必要なのか、このページで紹介します。

ホスピタリティ留学で世界のトップにあるグリオン、レ・ロッシュで学ぶには

ホスピタリティ学で世界大学ランキング上位にランクインするグリオン大学、レ・ロッシュ大学の学士課程(3.5年制)に入学するためには以下の3つが必要です。

  1. 高校卒業資格
  2. 各校・各コース規定の英語力
  3. その他書類一式

「ホスピタリティに関して学んだことが無くても大丈夫でしょうか?」というご質問をいただくこともありますが、高校を卒業したばかりの方でホスピタリティに関して学んだ経験がある方が珍しいと思われるため心配しなくても大丈夫です。

もしお時間があれば、高校ご卒業後にホスピタリティやマーケティングの基礎に関する本をまず日本語で読んでおくと良いですよ。

高校3年生の夏休みにそれまでの成績証明書と英語力を確認しよう

ホスピタリティ留学に向けての準備その1、成績証明書

高校の成績平均点がどれくらいあれば良いのかというご質問をいただくことがありますが、明確な数字は提示されていません。

学業成績だけで判断をするのではなく、人間性を含めた多面的な判定をしているためです。

もちろん、学業成績が良ければ、勉強を一生懸命頑張ってきたという事をアピールできます。

学校成績にちょっと不安があるなら、英語力を高めることに注力したりその他の部分(課外活動など)でアピールすることも可能、是非一度ご相談くださいませ。

ホスピタリティ留学に向けての準備その2、英語力について

スイスでのホスピタリティ留学は英語でのコース参加となるため、以下の語学力が求められます。

TOEFL⇒525(paper-based) / 70(internet-based)

IELTS Academic⇒Average 5.5 and minimum 5.0 in each component

Cambridge⇒FCE: grade C (minimum 160 points) / CAE: minimum 160 points

※英語のみの環境で高校の授業を2年間以上受けた場合(インターナショナルスクールや英語圏の高校留学など)、英語スコアの提出が免除(既卒の方で英語力免除とするにはご卒業後1年以内であること)となります。

日本人留学生はIELTSを提出する方が多いです。

ただし、求められる語学力、IELTS5.5に達していても、ヨーロッパでアルファベットにより親しんでおり、より英語を使う機会のある学生と比べると日本人はコミュニケーション力(特にスピーキング)力が低い傾向にあります。

英語力が合格ラインであっても、コミュニケーション力が不足しがちな日本人留学生の場合には事前の英語コース(6週間)にご参加いただくことを強くおすすめします。

この英語コースにはIETLS5.0以上あればご参加が可能、IELTS5.5に達していない場合、コース修了後のテストで合格すれば入学許可がもらえます。

ただし不合格になってしまうと日本へ帰国しなければなりません。

IELTS5.0未満の場合には高校在学中の夏休みや春休みを利用してIETLS対策オンライン講座などにご参加、またはお時間が許すようならフィリピン・セブ島でマンツーマンレッスンを受け、アカデミック英語スコアを伸ばすようにしておきましょう(こちらは別途ご案内いたしますのでご安心ください)。

出願書類に不備がないか一緒にチェック

いざグリオン、レ・ロッシュに出願するときには、以下を確認します。

ホスピタリティ学をなぜ学びたいのか、300ワード程度のエッセイ作成

なぜスイス、なぜホスピタリティ業界に興味を持ったかということだけでなく、なぜその学校でなければならないのかを英文で書きます。

あらかじめ学校情報をリサーチしておく必要がありますが、iae留学ネットがサポートいたしますので、ご安心ください。

英文履歴書(レジュメ)の作成

英文履歴書(レジュメ)を作ってご自身の経歴を最大限にアピールしましょう。

英文履歴書(レジュメ)は、自分がこれまで頑張ってきたことを最大限に伝えることができる重要な書類です。

アルバイト経験(職歴)だけでなく課外活動(部活動など)、趣味や興味関心、ボランティア活動、留学経験などを記載します。

書類作成方法についてはテンプレートを用意しておりますので、あなたのお話をお伺いした上で独自にアレンジしていきましょう。

出願後、審査・結果発表までにやるべきこと

全ての必要書類をそろえてグリオン、レ・ロッシュ両校希望する学校・コースに出願したら、約1週間以内に担当面接官から英語でメールが届くので、面接(インタビュー)日時の調整をします。

基本的にはスカイプでの面接ですが、まれに面接官が関東・関西方面に来ることもあり、直接面接をしてもらえる可能性もあります。

面接日時を調整して学校に連絡をすると、面接前日までに別途質問事項が送られてくるので、各項目を必ず確認しながら、入力を済ませてメールで面接官に送り返しておきましょう(リーダーシップを発揮した瞬間、ホスピタリティに興味を持ったきっかけなどが問われます)。

面接当日、面接官はあなたが送信した回答シートを見ながら質問をすすめていきますが、回答した内容以外のことについて質問されることもあります。

面接時の服装は自由、制服である必要はありませんが、何を着れば良いか迷ったら学校制服にしておくことをおすすめします。

グリオン、レ・ロッシュ各大学から入学許可書が届いたら

入学許可書はiae留学ネットに届くので、到着次第、発送させていただきます。

その後、以下のお手続きをお済ませください。

  1. 入学許可書がお手元に届いたら、2週間以内に入学頭金のお支払い
  2. 現地学校(iae留学ネットからのご案内含む)から届いた準備ガイドの確認
    (チェックインや持ち物などに関する情報も全てここに書いてあるのでしっかりとご確認ください)
  3. 期日までに1学期分の授業料と寮費をお支払い

費用のお支払いが期日から遅れることのないようご注意くださいませ。

出発準備、知っておくべき各国学生ビザ知識や用意する持ち物

グリオン、レ・ロッシュ両校で長期、進学留学をする場合には学生ビザが必須です。

スイスキャンパスへ進学する場合

【日本国籍を保持している場合】

スイス入国前のビザ申請は不要、現地到着後に学校からのサポートを受けながら「B-permit(ビーパーミット)」と呼ばれる滞在許可証を申請します。

基本的に大学出願時の書類などが提出必要となるので、出願後も書類はご自身で保管しておくようにしておきましょう。

【日本以外の国籍をお持ちの場合】

国籍によっては事前のビザ申請が必要となるため、スイス大使館のホームページで詳細を確認の上、渡航日までに準備を進めておいてください。

※スイス校だけでなく、その他キャンパスをお選びいただく場合にも必要な学生ビザは必要です、それぞれご案内をさせていただきますのでお問合せくださいませ。

スイス留学をする場合に用意すると良い持ち物

いざ留学準備をはじめると、何が必要でどんなものを用意すべきなのか調べるのも大変です。

以下、スイス留学をする場合に用意すべき持ち物リストをお役立てください。

  • クレジットカード
  • 現金
  • 出願書類
  • 入学許可証
  • パスポートサイズの写真
  • 裁縫道具
  • 1週間分のシャンプーやトリートメントなど
  • 常備薬
  • 折り畳み傘
  • タオル
  • 眼鏡・コンタクトレンズ
  • 携帯アイロン
  • パソコン
  • スーツ数点
  • 履きやすい黒い靴(実技実習用)

いよいよスイスへ、その前のオリエンテーション

待ちに待ったスイス留学、その後出発前のオリエンテーションでは以下のご案内をさせていただきます。

Arrival Formの記入

航空券をご予約後、学校に到着の時間を知らせる必要があります。学校のホームページより「Arrival Form」のご登録を。

Facebook の登録

各学校で新入生用のグループページがあります。入学までの準備のお知らせなどがあるためこちらも事前にご登録をお済ませください。

出発に向けて

遅くともご出発時刻の2時間前には必ず空港に到着しておくこと。

深夜の便で出発される方の場合、フライトの日にちに間違いがないか再度、確認しておくようにしておきましょう。

万が一、飛行機が飛ばない場合、遅れがある場合は、各学校の緊急連絡先の電話番号に連絡を入れてください。

スイスご到着後は

空港到着後、学校スタッフが空港で待機しているため、集合して他の新入生と共にミニバスでキャンパスへ移動、いよいよスイスでのホスピタリティ留学がスタートすることになります。

ホスピタリティ留学で進学をお考えならiae留学ネットにご相談ください

スイスの名門校、グリオン、レ・ロッシュ両大学への出願準備から、現地ご到着までのご案内をさせていただきました。

注意点として、出願するための書類は先生や親御さんのサポートを得ながらでも良いので、必ずご自身でご用意ください。

特にエッセイは、書いてあることと、実際のご本人の英語力・志望理由が一致することが重要です。

その準備の段階で、書き方が分からない部分があれば遠慮なくiaeへ相談くださいませ。

グリオン、レ・ロッシュ2校以外の学校、スイス以外の国への留学をご検討中、または学校選びで迷っていらっしゃいましたら、iae留学ネットがお手伝いいたします、是非お気軽にお問合せくださいませ。

あなたからのご連絡を心よりお待ちいたしております。