観光・旅行業だけでなくその他の分野でも活かせます
ホスピタリティマインドはそのイメージから接客・サービス業だけで活かされるものと考えられがちですが、そんなことはありません。
世界のあらゆる分野でホスピタリティマインドは重要視されています。
ユーザーデマンドを把握しようとするスキルはどんな業界であってもマーケティングを進める上で重要であり、インターネットで世界中がつながる今「売りたいものを売る」のではなく「求められるものを先取りして開発、販売していく」社会にシフトしています。
海外の企業も多くはホスピタリティマインドを重要視しており、最初に紹介したグリオン大学やレ・ロッシュ大学でもホスピタリティマインドに基づくビジネスマネジメントコースを提供、卒業生は世界の一流企業に就職しています。
管理職にも求められるホスピタリティマインド
海外企業に勤めることは世界で活躍するという夢の第一歩。
ホスピタリティマインドを身に着けたあなたは将来、管理職に昇進することもあるでしょう。
管理職に就く場合にもホスピタリティマインドを身に着けていることは非常に重要です。
部下がどうすれば仕事をしやすいのかを常に考え、環境を整えていくことで部下の業務に対するモチベーション、それからあなたへの信頼は高まります。
チーム全体がやる気をもって仕事をすれば当然、業績アップにもつながりますよね。
管理職にありながら、部下が困っているときに口は出すものの実際的なサポートはしない、自分の業務を自分のペースで自己中心的に進めるような人材のもとでは、部下は業務に対するモチベーションを持てませんよね。
常に利他的に部下のこと第一に考える管理職は自然と評価もあがるもの、そのために必要なアビリティがホスピタリティマインドと言えます。
グリオン大学やレ・ロッシュ大学では管理職育成のためのプログラム(ポストグラデュエート、修士課程)を提供、世界中のビジネスマンからも人気がある学校となっています。