海外留学中に使う洗髪、シャンプーの成分は日本とは違う
グローバル企業が販売しているシャンプ―、トリートメントは日本のドラッグストアだけでなく、海外でも同様にお手頃価格で販売されていることが多いです。
「日本でも販売されている同じブランドだし、安心して使える♪」という気持ちから、留学中に使用される方は多いと思います。
ですが、その地域のニーズや生活習慣などを考慮して製品を開発されているため、同じブランドの製品でも素材や成分が各国で異なる場合があります。
海外のシャンプーやトリートメントには、日本の製品には含まれていない成分が含まれていることが多いため、洗い上がりが違ったり、髪の毛のまとまりに違いを感じることがあるかと思います。
日本人の髪質に合わせて開発されたシャンプーではないので、使用を続けると髪の毛がゴワゴワになる可能性もあります。
水の質にも要注意!日本は軟水、あなたの渡航先が国が硬水ならヘアケアをちゃんとしよう
地域によって異なりますが、大陸にある国の水のほとんどは硬水です。一方、日本、台湾、ベトナム、イギリスなどの島国は軟水です。
水の中に含まれる成分のマグネシウムとカルシウムの量によって、軟水と硬水の分類がされています。
ではなぜ、硬水で髪を洗うとゴワゴワになるのかというと、このミネラルが髪に付着したまま残ってしまうからなのです。
髪の毛のすすぎの時だけ軟水のミネラルウォーターを使用する日本人海外在住者もいるくらい、軟水は髪の毛にやさしいのです。
日本で販売されている市販のシャンプーは軟水で洗うことが前提で作られているため、硬水で洗う時にうまく泡立たなかったり、汚れが落ちにくかったりします。
また、硬水は頭皮を乾燥させやすいので、日本にいるときよりも保湿ケアを行ったほうが良いです。
結局どうすればいいの?
ヘアケアに余念がない方は、美容院で販売されているヘアケアブランドのシャンプーやオーガニックシャンプーを現地で購入することをお勧めします。
硬水の地域で売られているものであれば、硬水に適した成分でシャンプーが手に入ります。
また、オーガニックシャンプーであれば、低価格の市販シャンプーよりも毛髪や肌に優しい成分が使用されているので、特におすすめです。
その他、日差しが強い地域では髪の毛の紫外線対策も必要
髪の毛をいたわるのであれば、ダメージの元となる紫外線対策もかかせません。特に、海外は紫外線が強いので、頭皮と毛髪の紫外線ケアを必ず行いましょう。
近年では、UVカットスプレーやトリートメントが販売されていますので、日本で調達して留学先に持っていくと良いでしょう。
海外留学中は髪に気を付けよう、ヘアケアまとめ
海外に行く際は、スキンケアのことだけでなくヘアケアについても知識を身につけられたほうが、出発前と変わらない美しさで日本に帰国することができますよ。
留学先で手に入るシャンプーとトリートメントを下調べすると、現地調達がラクチンになりますね。