アメリカ留学、キャリアも積んで貯金もできた、次は勉強という社会人のあなたへ

日本で大学を卒業し、社会人となったあなたにはどんな留学が選べるのでしょうか。

大学を卒業して、社会人になり3〜4年を過ぎて仕事にも慣れてきた25歳〜30歳くらいの方からの相談は「このままこの会社で仕事を続けて行くのかしら」「英語ができればプロモーションできるのに」「今後のキャリアのためには専門分野の勉強と英語力アップが不可欠」などなど。

今回はそんな社会人のあなたがアメリカ留学を選ぶ場合にどんなオプションがあるのか紹介していきますね。

アメリカ留学で社会人が大学院レベルを目指す場合

学士号を有している方にアメリカ留学でおすすめなのは大学院レベルの勉強をすることなのですが、大学院と聞くと「学者の道へ」というような高いハードルをイメージする方が多く、皆さんちょっと尻込みしてしまうようですが、海外のそれは少し異なります。

欧米の大学院にはプロフェッショナルスクールとも呼ばれている学部もあり、専攻分野によっては実践的な勉強をするプログラムも豊富にそろっています。MBAでよく知られているビジネスススクールや、弁護士を目指すロースクールなどです。

海外、特にアメリカは取得した学位によってサラリーが決まってくる学歴社会なので、このようなプロフェッショナルスクールが重宝されいています。

プロフェッショナルスクールが人気なのは、勉強した内容(またそのレベル)と仕事内容が直結していることも理由の一つです。

学部課程で学習した分野で再度、学士号入学(要するに編入ですね)するのは意味がない(make senseしない)として推奨されません。

看護師やアスレティックトレーナーなどを目指すということであれば、学士課程からの入学も考えられなくはないのですが、大学によっては2つ目の学士号(Second Bachelor)を目指す入学を認めない大学もあるくらいです。例えば、カリフォルニア州の州立大学は看護学部以外は認めていません。

このように、海外では、後ろ向き(または繰り返し)ではなく、志す分野を先に進めることを良しとしているのです。

以上のような理由から、大学卒業資格を持つ方は大学院への進学を目指すことをおススメするのですが、やはり大学院留学の場合は、出願書類も入学基準もグッとハードルが高くなります。

英語力を図るテスト(TOEFL/IELTS)、大学院レベルのみ必要となる適正テスト(GRE/GMAT)、推薦状、志望動機書(エッセイ)、履歴書などなど準備にかなりの時間がかかりますし、出願時期も入学時の1年程度前になります。

英語力の準備から始めるとなると1.5年〜2年程度の準備期間がかかり、思い立ったら即行動、といかないことで挫折する方も少なくありません。

でも安心してください、大学院進学準備コースというものが存在します。

Graduate Pathway/Pre-Master's Program

昨今では、大学院準備コース(Graduate PathwayやPre-Master'sなどと呼ばれています)を提供する大学が増えてきました。

英語力強化、GRE/GMAT対策、プレゼンテーションやパブリックスピーキングなどのスタディ・スキル、大学院課程の基礎科目を学びます。

このコースに修了すると大学院課程2年次に進級が保証されます。最短で2年〜2.5年で修士号取得が可能になるのです。

パスウェイやプリマスターコース対象の専攻分野は大学院によっても異なりますが、MBAを初め、会計学、マーケティング、ヒューマン・リソース・マネジメント、アートマネジメントなどのビジネス系、エンジニアリング系、コンピュータサイエンス、IT、英語教授法(TESOL)、国際関係論、犯罪学、コミュニティ心理学など多岐にわたります。

アメリカ大学院進学留学でおすすめの学校

  • オレゴン州立大学
  • コロラド州立大学
  • アラバマ大学バーミンガム校
  • マーシャル大学
  • セントルイス大学
  • 南フロリダ大学
  • ジョージメイソン大学
  • マサチューセッツ州立大学(ダートマス校/ローウェル校/ボストン校)
  • バーモント大学
  • ルーズベルト大学
  • ワイドナー大学

UC系エクステンションプログラム

大学院は魅力的だけど2年間の時間と費用を考えると二の足を踏むという方もいますよね。

そんな方にはカリフォルニア大学(University of California=UC)のエクステンションプログラムがおすすめです。

UCはカリフォルニア州に10校あります。

  • UC Berkeley (カリフォルニア大学バークレー校/UCB)
  • UC Davis(カリフォルニア大学デービス校/UCD)
  • UC Irvine (カリフォルニア大学アーバイン校/UCI)
  • UC Los Angeles (カリフォルニア大学ロサンゼルス校/UCLA)
  • UC Riverside (カリフォルニア大学リバーサイド校/UCR)
  • UC San Diego(カリフォルニア大学サンディエゴ校/UCSD)
  • UC San Francisco(カリフォルニア大学サンフランシスコ校/UCSF)
  • UC Santa Barbara (カリフォルニア大学サンタバーバラ校/UCSB)
  • UC Santa Cruz (カリフォルニア大学サンタクルーズ校/UCSC)
  • UC Merced(カリフォルニア大学マーセド校)

この中で、iae留学ネットがおススメする社会人向けのプログラムは、UCB、UCD、UCLA、UCR、UCI、UCSD、6校のビジネス系エクステンションプログラム。

大学院レベルのサーティフィケートやディプロマプログラムを提供しており、期間も9月〜12か月でインターンシップも含まれています。

9か月以上のコースを修了すれば、1年間有給で就労が可能なOPT(Optional Practical Training)を体験することも可能。

修士号ではありませんが、大学院レベルの科目を履修し、さらに現地での就労体験ができる人気のプログラムです。

UCアーバインとUCサンディエゴはTOEICでの出願も可能となっているのもおすすめポイントのひとつです。

iae留学ネットではオンラインでの出願やビザサポートはもちろん、個別相談も全て無料で承っています。カリフォルニア大学のエクステンションと大学院を迷っている方も相談してみてください。