大学生の休学留学、認定留学に適用できる留学プランを、アメリカ・ワシントン州、シアトルにある名門州立大学「ワシントン大学/University of Washington」よりご紹介します。
入学時期は秋学期(9月中旬)と春学期(3月下旬)の2回。ワシントン州の大学の学期制はクオーター制(四学期制)で、日本の学期にも合いやすいのがメリット。また州立大学なので必ずしも高額すぎない費用感もポイントでしょう(1学期/3か月間の学費+滞在費の概算はUS$14,294)。
英語クラスも受講するため直接入学や編入ほどハードルの高い出願要件ではなく、「一定の英語力」があって「在籍されている大学のご成績が良い」方なら十分に合格のチャンスがある大学科目履修プログラムです。ぜひご検討ください!
大学科目履修プログラムの特徴
アメリカの数少ない大学で行われている留学生(大学生)向けのプログラムで、1学期間または2学期間、大学の科目を履修して単位を取得できるプログラムです。
- その大学で卒業する意向が無い留学生でも数学期間だけ科目履修することが出来ます
- 現地のアメリカ人大学生と一緒に授業に出席し、グループワークや各種課題に取り組みます
- 留学生向けのため、英語クラスやサポートがあり、直接進学や編入よりも出願要件のハードルは低めです
- 日本の在籍大学で認定留学として認めてもらえるケースが多いです
- 幅広い専攻分野から科目履修を選べますが、希望の科目が好きなだけ履修できるわけではありません
- 出願には一定レベル以上の「英語力証明(公式英語スコア)」と「学力の証明(大学の成績/GPA)」が必要です
ワシントン大学について
ワシントン大学 / University of Washington(UW)は1861年創立、ワシントン州立の四年制大学で、2023年のTimes Higher Educationの世界大学ランキングでは26位、QS World Rankingでも80位と、全米を代表するパブリックアイビー(州立大学版アイビーリーグ)の1校として知られています。
キャンパスはシアトル、タコマとボセル。総学生数は47,000人以上とアメリカ西海岸最大規模を誇ります。総合大学ですが、専攻分野では特にビジネス、工学、生物学、コンピューティング、政治学、社会科学で定評があります。
ワシントン州の中心都市シアトルはAmazonやマイクロソフト、スターバックス、ボーイングなどの有名なグローバル企業の本社があることで知られており、他にもITやテック系、スタートアップを中心とした多くの企業が集まることから「第二のシリコンバレー」という側面も持ちます。
そのため特にビジネス分野や工学系の分野を学ぶ環境として適しているだけでなく、世界的な政治経済の中心であるアメリカで国際問題や社会科学をを学ぶのにも理想的な大学と言えますね。
各部門の中でも「IELP(International & English Language Programs)」はこれまで約40年間、シアトルダウンタウンのメインキャンパスにて留学生向けの語学やエクステンションプログラムを提供してきました。
今回はそんなIELPより大学生の休学&認定留学にピッタリの科目履修プログラム「Global Connections」(グローバルコネクション・プログラム)をご紹介します。
ワシントン大学について動画で見てみる
スケジュールと概算費用(~2024年)
まずは、ワシントン大学の大学科目履修プログラムGlobal Connections/グローバルコネクションのスケジュールと概算費用をご案内します。
スケジュール
2023年秋学期
入学日 | 2023年9月21日 |
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期間 |
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優先出願締め切り日 | 2023年6月1日 |
2024年春学期
入学日 | 2024年3月25日 |
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期間 |
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優先出願締め切り日 | 2024年1月1日 |
概算費用(※1学期間=3か月間)
授業料 | US$7,995 |
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出願登録費 | US$50 |
留学生用健康保険(概算) | US$454 |
宿泊代(概算) | US$4,725 |
教材費(概算) | US$275 |
その他雑費 | US$755 |
合計 | US$14,254 |
ワシントン大学・グローバルコネクション(Global Connections)とは?
次に「グローバルコネクション」について詳しくご紹介いたします。
グローバルコネクション/Global Connectionsの特徴
- 科目履修で求められる、読解やライティング、そして授業への積極的な参加を通して、アカデミックな英語力を向上させることが出来ます
- ワシントン大学の国際学部(ヘンリー・ジャクソン国際学部)と留学生向けアカデミック英語部門(IELP)の共同で提供されているプログラムです
- ワシントン大学の学生と一緒に受講して学部の科目単位を取得できます
- 政治、経済、環境などの分野から各種の国際問題についての知見を深めることができます
- アメリカ(世界)が直面する問題に取り組み、前向きで創造的な解決方法を探求する課題に取り組みましょう
コースについて
- Global Connectionsの学生は特別に用意された国際学部のコースに加えて、アカデミック英語やその他の大学の科目履修を受講します
- さまざまな視点から現在、アメリカや世界が抱えているグローバルな課題について学び研究するコースが用意されています
- 学生の英語力条件により、科目履修のバランスが異なります
- ヘンリージャクソン国際学部から履修可能な科目のサンプル
- Diaspora Communities in Seattle & Beyond
- Global Trade & Disruptive Technologies
- Changing Generations in Japan & East Asia
- Energy in East Asia: Regional Issues, Global Implications
- Global Cities, Utopia & the Environment
- Global Impact of Smart Technologies
- Global Sustainability Movements
- Institutions, Growth & the Environment
- Digital Storytelling & Global Citizenship
- Sustainability & Global Business
- The Rise of a Global Language
- Economic Diplomacy: Government, Foreign Policy & the Global Economy
選択科目について
ワシントン大学の国際学部以外の科目履修が可能になりますが、基本的にはある程度関連性のある科目を履修されています。次の科目は過去にGlobal Connectionsの学生が履修していた科目サンプルです。
- Modern & Postmodern Literature
- Special Topics in Women Studies
- Race & Power in America
- Europe & the Modern World
- Introduction to Linguistic Thought
- Marketing Concepts
- Introduction to American Politics
- International Political Economy
- Introduction to Psychology
出願要件と出願必要書類
改めて現在発表されている出願要件は以下の通りです。
出願必要書類
プログラムは空席状況次第で早期に締め切られることもあるので、なるべく早い出願をお勧めします。なお出願時には次の書類が必要です。
- 出願費:US$50
- 公式英語スコア(TOEFL iBT – 72 (no subscore below 16) 、IELTS – 6.0 (no subscore below 5.5)、Duolingo English Test (DET) – 100)
- パスポート
- 英文銀行預金残高証明書(1学期あたりUS$14,294相当以上の残高)
- 日本の在籍大学の英文成績証明書(要大学1年次修了)※
※好成績のGPAが必要です。心配な方はPersonal Statement(英文エッセイ)を加える事で出願審査にプラスになる可能性があります
ワシントン大学での休学認定留学プログラムをご検討中ならiae留学ネットにご相談ください
アメリカの大学で「国際学」や「国際関係学」などを学んでみたいという大学1年生以上の方がいらっしゃいましたら大変お薦めのプログラムです。ワシントン大学のシアトルキャンパスがロケーションなので、交通の利便性もよく、留学生にとって生活しやすい環境というところもポイントではないでしょうか。
海外大学留学は高いハードルがあるように思えますが、語学力、成績が少し足りない留学生のための道、パスウェイがあります。
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