みなさんこんにちは、iae留学ネットのオーストラリア留学担当です。
今回、オーストラリアへのワーキングホリデー留学を経験されたお客様より留学体験談をお寄せいただいたのでここで紹介させていただきます。
日本のゲストハウスでの就労経験から、ワーキングホリデーに興味をお持ちになり、1年をかけてしっかり準備しオーストラリアへご出発。
オーストラリアは日本人留学生の多い国でもあることから、徹底的な英語漬けを決意、強い意志をもってオーストラリアでも充実した日々をお過ごしになられたようです。
これからオーストラリア・ワーキングホリデー留学をお考えのあなたに是非、お読みいただければと思います。
オーストラリアへワーホリ留学しようと思ったきっかけ
私がワーホリに興味を持ったのは、日本のゲストハウスで働いたことがきっかけです。
一緒に働いていたメンバーの中にワーホリ経験者がいたこと、ゲストハウスに泊まっていた方の中に、ワーホリに今から行く人や、ワーホリ中にできた彼氏と一緒に来ている人などがいました。
そこで、「ワーホリなんて、別世界のように思っていたけど、私も思いきれば行けるかもしれない」と思い、資料請求などを始めました。
ワーホリすると決めて1年後、オーストラリアに旅立ちました。
ワーホリ経験者のブログなどを見ると、「一年間ワーホリしたのに英語を話せない人がたくさんいる」という記事を見ました。
それを見て「英語環境に浸らなければ、英語を話せるようにならないんだ」と確信しました。ここでは、私が英語環境を作るために行った方法をご紹介します。
オーペア(Au Pair)にチャレンジ
オーペア(Au Pair)とは、現地の家庭に住み込んで、家事や育児などの手伝いをする仕事です。「英語環境につかりたければ、現地の人と住んでそこで働いたら早いかも」と思い、挑戦しました。
そこでぶつかった壁は、まずは英語に関することでした。
オーペア先の家庭に行ってすぐ、人懐っこい7歳の子供に話しかけられました。子供は大人と違って、私が日本人で英語が苦手なことを考えてくれず、どんどん話をしてきますし、話題もころころ変わります。
両親のゆっくり話す英語はなんとか理解できても、子供の話が全く理解できませんでした。すると彼に「もっと英語の勉強しなきゃダメだよ」と言われ、かなりショックを受けました。
そこで気をつけたことは、「とりあえず、子供との信頼関係を築くために、一生懸命遊ぼう」ということです。
学校が休みの期間は、朝から夕方まで、庭でトランポリンやかくれんぼをして遊びました。かなり疲れましたが、その甲斐あってかなり子供達は懐いてくれました。
両親がいないときの様子を日記形式で書くこともやり、そこでも少し英語力が向上したと思います。
日本人のいないシェアハウスに住む
オーペアが終わって次にやってみたことは、日本人以外の人と住むことです。
急いでバイト先を決めたら運良くすぐにジャパレス(日本食レストラン)で働くことが決まったので、住むところくらいは英語環境にしようと思い、日豪プレスに英語で記載されている記事を見て、英語で連絡をとりました。
私はシェアハウス運がなく、4ヶ月で3か所のシェアハウスに住みました。
始めの2ヶ所のシェアハウスではそれぞれトラブルがあり、それぞれ一ヶ月もしないうちに引っ越しました。
一つ目のシェアハウスでのトラブルは、個人の鍵がもらえなかったことについてです。オーナーに文句を言ったら、兄弟が引っ越してくると急な理由をつけられ、出て行くことになりました。
二つ目のシェアハウスでは、ベッドバグの被害にあいました。
被害にあったのが私だけだったこともあり、オーナーからは私がベッドバグを持ち込んだから、部屋のクリーニング代を払うように言われました。
部屋を引っ越すにしても家賃は払ってから出るよう言われたのですが、それは間違っていると思い、鍵をポストに入れて出ていきました。
英語環境の家に住むと、トラブルを全て英語で解決しなければならないので、大変でした。反発しようとしても、うまく英語が出てこないのにもどかしさを感じたこともありました。
ですが、振り返ってみれば、日本ではできない貴重な体験だったと感じます。
田舎でエクスチェンジの仕事をする
私のワーホリの目的は、英語力向上に加え、旅行することでもありました。ワーホリ最後の2ヶ月は、一人旅でバックパックを持って旅をしました。
ですが、お金が足りなくなりそうだと思った私は、helpXというサイトで見つけたエクスチェンジの仕事(1日4〜6時間働くと、家賃と食費が無料になる)をしながら旅行をしました。
ステイ先を探すところから英語だったことに加え、一つ目の滞在場所はヘルパーが8人くらいいるところでした。コミュニケーションは大変でしたが、英語環境にどっぷり浸かることができました。
3つめのホームステイ体験では、オーストラリアの家庭のクリスマスパーティーの手伝いをしました。
家族が朝から教会に行っている間に、ドイツ人のヘルパーと一緒に親戚を含めた20人分の料理を準備しました。
大人も子供もプレゼントをもらって喜ぶ姿を見ながら、オーストラリアならではの貴重な体験をしたことを実感しました。
結局3ヶ所、合計25日くらい滞在し、家賃を浮かせただけでなく、英語力もつけて旅を終えることができました。
オーストラリア・ワーキングホリデー留学体験談まとめ
オーストラリアの都市部にはどこにでも日本人がいるので、英語環境を作るのは極めて大変です。
ですが、自分から主体的に行動することで、現地の人と仲良くなり、英語の向上につながると感じました。
ワーホリで大切なことは「行動力」と「計画性」です。
これからオーストラリア・ワーホリ留学を検討している人には、ぜひ思い切って英語環境に飛び込んで欲しいと思います。