こんにちは、iae留学ネットカウンセラーです。

海外留学は語学をはじめ学ぶことが本来の目的ですが、現地生活をしっかり楽しむことも大切です。

海外留学中、現地の語学学校などで出来た友達と遊びに行く中でも、日本では当たり前なのに海外留学中は相当の訓練をしないと楽しい段階まで行けないお楽しみ3つ、紹介していきます。

海外留学生活中のお楽しみ、映画館

留学生が、全然楽しめない海外のエンタメ。シリーズ「留学の試練」

映画館と言えば、今では日本の娯楽施設の代表的なものであり、多くの人が利用した事のある場所では無いでしょうか。

シーズン毎に新しい映画が放映されたり、海外の話題作が日本に来日し話題になったり。家族でも友達同士でもカップルでも楽しめるものだと思います。

しかし、海外経験が浅い留学生にとってこれが思わぬ試練になることに。

何を言ってるか、どんな内容なのか字幕もないので全くわからないんですね。

1年以上留学生活を送って、耳が英語に慣れていればまだしも、現地到着直後に友達と映画館へ出かけても全く楽しむことができません。

まだまだ英語を勉強中の留学生は、このなんのヒントもない映画を音と映像だけで楽しまざるをえないんです。

あらかじめ英語をしっかり習得している人や、リスニングに自信のある留学生は大丈夫ですが、実際に映画館で観る映画の英語を完璧に聴き取れる学生はなかなかいません(ものすごいスピードだったりスラング出まくりだったり)。

海外での映画館初体験は「何も理解が出来なかった」「周りが笑っているのに自分だけわからなかったので苦痛だった」「わからなさすぎて、途中で寝てしまった」になることがほとんど。

映画館でなく、DVDとかならまだ巻き戻したり英語字幕つけたりしながらなんとかなるんですが、日本の映画館に友達と行くのと同じ感覚でワクワクしていると、映画が始まった途端、思いがけない英語に対する壁と、英語をわかならない悔しさが込み上げて来るでしょう。

語学習得をする上で、この悔しさがとても大事。

少しでも理解したい、なんとか友達と楽しく映画を見てどんな内容だったかアツく語りたいという気持ちで英語学習に取り組めば、より早く語学力が身に着きます。

お金をかけずにいろんな情報が得られる本屋

留学生が、全然楽しめない海外のエンタメ。シリーズ「留学の試練」

小説に図鑑にコミックにと、ワクワクする場所、本が好きな人もたくさんいることでしょう。

僕が持っている日本での本屋のイメージはというと、落ち着く場所であり、新しい発見や、新しい情報との出会いの場として、居心地のいい、いつまでも居座れる場所といった感じです。

ですが、日本の本屋を楽しむ感覚でいると、海外の書店では痛い目を見ることになるかもしれません。

上で紹介した映画館と同様英語がわからないので、全ての本が英語の分厚い教科書か参考書にしか思えないのです。

海外の雑誌にはカルチャーが詰まっていて、刺激たっぷりなんだろうな、なんて思っていると、ガチャガチャしてるだけで別に面白くもなんともないものもいっぱいです(英語がわかったとしても別に面白くなかったりします)。

さらに英語の習得のために、海外特有の物語のストーリー物の本や、小説を読みたいと思うのですが、開いて1ページ目で大体の人はわからない単語にぶつかり、辞書を引きまくるハメになり、もうストーリーなんか入ってきません。

どんどん、どんどんわかる英語の本は無いかと探し回るうちに、行き着くのが「子供用の本コーナー」。

ここまで簡単な物しか自分はわからないのかと大体の人は悔しい思いをするはずです。これはこれで英語の勉強になるし、逆に面白いんですけどね。

とかいうようにちょっとした最初のつまづきはあれど、結局本屋さんは面白いです。

留学生活が長くなるに連れどんどん楽しくなるはずです。それまではひたすら訓練してください。

1週間に1冊、薄っぺらい週刊誌を読む、全文読むのが難しいなら最初の見出しが大きなページを単語をひとつずつ調べながら読み進める、これを3か月続けることで語彙力も自然と身に着き、街中の標識や駅・バス停などの説明文がさらっと読めるようになったりしますよ。

近隣諸国へ小旅行、観光地へのミニツアーを楽しむ

留学生が、全然楽しめない海外のエンタメ。シリーズ「留学の試練」

旅行でも留学でもいいんですが、海外に行ったらツアー旅行に申し込む人は多いのでは無いでしょうか?プランもパッケージされてて安心ですもんね。

自分達だけで見知らぬ土地に行けないこともないんですが、やはりプロのツアーガイドに連れて行ってもらい、さらにその土地の説明を直接してもらえると嬉しいものです。

そんなツアーに参加すると、英語を勉強している留学生は、ふと悔しい思いをする時があります。

それが「ツアーガイドの英語が全くわからない」というもの。

ツアーガイドの人が日本人なら問題はありませんが、留学をしている身としては、海外で出来た留学生の友達や現地の友達もいますので、せっかくなので英語のツアーガイドを選びたいです(ここで日本人ガイド選んじゃダメですよ)。

簡単な英語はわかるのですが、その土地の歴史の話や、言い伝えの話をガイドがする時は要注意です。

しっかりと耳を傾けて聞いていないと、ツアーガイドの説明はただの「音」となって自分の耳をすり抜けて行ってしまいます。

集中して聞いていてもわかりません。固有名詞やら先住民の言葉やらがバンバン出てきます。全く理解できません。

行くだけでももちろん楽しいし、刺激もいっぱいですが、せっかくですから、しっかり英語を訓練して臨みましょう。

ガイドさんの英語はとても良い勉強にもなるので、是非とも頑張って聞いて欲しいと思います。

海外留学中の息抜き、楽しみ方のまとめ

いかがでしたでしょうか、日本にいると当たり前のお楽しみは日本語が理解できるから楽しむ子事ができるのです。

海外に行くとその当たり前が、ある時は苦痛の時間になってしまう事があります。

わかりたいのにわからないというのは、ものすごい挫折になったりします。

しかし、そんな試練も留学した人にしかわからない事です。逆にそれが次第にわかる様になってくると、自分も成長したんだなと言う事が、直接自分の肌で感じる事ができます。

これを読んで下さったあなたも、是非一度、日本では当たり前の「楽しい」を「楽しめない」経験をしてみて欲しいと思います。