映画「トレインスポッティング2」公開発表で思い出したスコットランド・エディンバラ留学のウソ・ホント

つい先日飛び込んできたニュースですが、1996年に公開され、瞬く間に世界で旋風を巻き起こしたイギリス映画「トレインスポッティング」の続編、「トレインスポッティング2」の撮影が進行中、そして2017年1月以降に世界で順次公開予定、とのこと。

シーンによってはグロテスクで汚い場面もあり、ドラッグや犯罪、暴力行為が大胆にちりばめられた映画にもかかわらず、大ヒットしたサウンドトラックをはじめ、閉塞した状況から抜け出そうと奮闘する若者たちの振る舞いや粋なセリフ、斬新でクールや映像やファッションなど、私もその世界観に引き込まれた一人でした。

それが続編では監督のダニー・ボイルを初め、音楽担当スタッフそして主演のユアン・マクレガー(この映画が出世作)を初め、主要4キャストが同じ俳優陣で出演というのも、基本的にあまり映画に興味のない私もかなりの胸熱モードに。

しかしそこで想い出したのが「トレインスポッティング」での、とあるシーンでした。それは、実はこの映画の主要な舞台はスコットランドの首都エディンバラの北部リースという場所なのですが、パブかナイトクラブかで2人の若者同士があまりに強い訛りマシンガンのように会話しているせいか英語の字幕が流れる、というもの。

おそらく半分ネタ?半分本気?できっと英語圏の人からすると笑う場面なのかも知れません。けど、そんな事も知らない外国人(私たち)からすると「スコットランドは英語の訛りが凄すぎて聞き取れない」「スコットランドは訪れるには極めてハードルの高い所」と感じるのではないでしょうか。

そして、きっと留学を検討している人からするとこう思うのではないでしょうか…
「語学留学先としてイギリスはともかく、エディンバラだけは無い」と。

いえいえ、そのようなイメージだけでエディンバラ留学を候補から外してしまうのはもったいない!せっかくこのような(どのような?)機会ですし、あえてエディンバラ留学を推させていただきたいと思います。

エディンバラ留学のウソ・ホント

実際のところエディンバラの訛りってどうなの?

いわゆるスコットランド訛りというのは、イギリス英語の中にあって確かに強烈な部類には入ります。

田舎の町や村のおじさんに話しかけると、さすがに「え?英語話しているの???」ということもあるでしょう。しかし、そこはスコットランド首都のエディンバラ。独特のアクセントや言い回しが全く無いとは言いませんが、決して英語を学んでいる留学生にとって聞き取れないほどではありませんのでご安心ください(エディンバラの語学学校スタッフ談)。

「ロンドンの方が訛りは無い?」のウソ

それに、そんな訛りのイメージを嫌ってエディンバラではなくロンドンなど他の大都市を選ぶ、というのは全く納得が行かない話です。それはなぜか?

ロンドンは多くの移民や外国人が生活するまさに「人種のるつぼ」。つまりその人たちの国籍、民族、人種によって話す英語もアクセントもバラバラ。それでもアクセントや訛りに文句を言うこともなく、日本から最も多くの留学生が目指すイギリスの都市。それはロンドンなのです。

ロンドンで聞かれる英語のアクセントは気にしないのに、なぜエディンバラでの英語のアクセントは気にするの?と思ってしまいます。もそも現代においてイギリスに限らず「訛りの無い綺麗な発音の英語が聞ける都市で留学する」なんて幻想になりつつありますし…。

なんだか言い訳がましいかもしれませんが、皆さんの「エディンバラ=スコットランド訛り=語学留学先には向かない」という偏った印象を溶かすことができたと期待して、ここからはエディンバラ留学のメリットについて触れていきます。

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エディンバラはロンドンほか主要都市と比べて留学費用が格段に安い

当然のことながらイギリス北部スコットランドとロンドンなど大都市とは物価が異なります。例えば同じ語学学校のロンドン校とエディンバラ校の費用を比べてみると、なんと3か月の留学で780ポンド(=約11万円)もエディンバラの方が安くなるのです。

エディンバラは教育水準が高く、美しい都市

名門エディンバラ大学(University of Edinburgh)はイギリスで6番目に古い、いわゆるAncient Universityのひとつ。設立されたのは1582年(※日本では戦国時代)というのですからその歴史の深さが伺えます。一般的にヨーロッパにおいて高名な大学がある都市には教養の高い人が住む傾向にあります。また、大学関係の建物のほか世界遺産に指定されている旧市街の街並みは古き良き英国を感じさせますし、実はイギリスでロンドンに次いで世界からの観光客が多いとも言われる街だけあって観光スポットは結構多いのです。

エディンバラの治安は?

日本人留学生としては数週間または数か月間滞在するのに大事なポイントである治安。エディンバラの治安は比較的良好ですが、とはいえ日本と比べて必ずしも良いわけではないので、スリ・ひったくり・置き引きの盗難関係には気を付けましょう。けどこれはほかの都市でも同じことですね。

「トレインスポッティング」に出てくるようなドラッグ汚染、暴力的なフーリガンのイメージはないのでご安心ください。そもそも「トレインスポッティング」の原作の舞台は80年代のエディンバラ北部リースですので…。

エディンバラは日本人留学生が少ない

こちらもエディンバラで留学することの大きなメリットでしょう。もともと日本人留学生の割合が少ないことで知られるイギリスですが、さらにエディンバラには日本人もといアジアからの留学生が少ない最高の環境です!

ご参考までに、当社の提携語学学校Kaplan International Englishのエディンバラ校によりますと、2016年の日本人学生割合は平均でわずか4%とのこと。

エディンバラのおすすめ語学学校

Kaplan International English, Edinburgh / カプラン・インターナショナル エディンバラ校

1967年設立のKAPLAN International English は世界各国に 40 以上の校舎を展開し、質の高い語学教育で知られる語学教育機関グループです。KAPLAN の教師陣は大学卒業資格と英語教授法資格を持ち、更に校内でのトレーニングを積み重ねることで、この「質の高さ」が保たれています。併せて教師の多くは第 2 言語学習の経験を持つため、他言語を習得する苦労も心得ていることから、語学留学生への理解が深く学生への指導に役立っています。

KAPLANで提供されるプログラムは一般英語のほかビジネス英語、アカデミック対策、TOEFL 試験対策など幅広いものです。KAPLANの独自開発となるK + Tools と呼ばれるオンライン学習システムは学内外で自習をする際にとても役に立ち、学生が効率的に勉強する手助けとなります。またカレッジや大学とのつながりが深く、進学を視野に入れている学生は大学進学コースや各種試験対策コースを選択することもできます。

2016年の平均的なエディンバラ校の学生国籍割合は、イタリア22%、スペイン16%、サウジアラビア11%、ドイツ7%、中国6%、そして日本は4%ほどになります。

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まとめ

いかがでしたか?語学留学先をまだご検討中の皆さん、その候補にぜひエディンバラも加えて見てくださいね。

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