今回がディズニー編、最後の記事です!ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でのインターンシップでどのような仕事をしていたのかについてご紹介いたします。
前回までのコラム
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でインターン!その①(応募編)
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でインターン!その②(面接編)
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でインターン!その③(Disney College Programとは編)
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でインターン!その④(CP初日編)
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でインターン!その⑤(オリエンテーションウィーク編)
マーチャンダイズのインターンシップとは
私が行ったインターンシップは、マーチャンダイズのポジションです。マーチャンダイズは主に物品販売がメインの職種です。お土産屋さんや、アトラクションの出口のお店、露天販売、ディズニーストアでの販売を担当します。
トレーニング
お仕事をはじめる前に、もちろんトレーニングがあります。Disneyの心得、レジの使い方、仕事内容などについて授業形式&Online授業で学びます。
配属先での仕事内容
私が配属されたのは、アトラクションの出口のお店。2つのアトラクションのお店を担当していたため、今日はこっちのアトラクション、明日はもう1つのアトラクションという形でスケジュールもランダムに組まれていました。2つのコスチュームが着れるのでそれも私にとっては嬉しいポイントでした。
お仕事の内容としては、販売、レジ、補充、掃除、ゲストと話す時間、外での路面販売がローテーションで回ってくる形です。休憩からキャストが戻ると、その配属先でチェックインを行います。
チェックインを行うと、レシートの機械からこの仕事をして下さいと指示が出てきます。その指示に従い、そのポジションで指定された内容の仕事を行います。仕事に就くと、前にそのポジションで働いたいていた人がチェックインして、どんどん仕事内容が変わっていく形になります。
私が一番好きだった仕事内容は、路面販売です。昼は手持ちの扇風機、夜は光るライトなどを販売します。日本のディズニーへ行った事がある人はご存知かと思いますが、ワゴンに沢山の商品を乗っけて、歩きながら販売するあれです。
フロリダの場合、歩きながら販売する事は無く、指定の位置にお店を構え販売を行います。販売方法は特に指定はありませんでした。そのため、ディズニーの規則を守り、各自の考えで販売する事が可能です。
私の場合、お客さんに自ら声を掛けに行き、ディズニーのトリビアで盛り上がったり、子どもたちと商品を使い一緒に遊んだりしていました。商品で遊ぶなんて日本では考えられないですが、それももちろん問題ありません。
ゲストにマジカル・エクスピリエンスを体験してもらうという事で、自分が楽しむのも大事なお仕事のひとつです。実際に、ゲストと話すという仕事内容も含まれていますしね。
インターンシップで難しいと感じた事
インターンシップを行う上で、世界から来るゲスト皆さんにマジカルな体験をしてもらうという事が一番大変と感じました。
もちろん、一人ひとりどんな思いでディズニーに遊びに来ているかの背景も違いますし、人種によってどのように対応すると喜ぶのかも違います。ディズニー・ワールドの場合、一生に1回しか来ないゲストも沢山いらっしゃいます。
全ての方たちにここに来て良かったと思える体験をしてもらえるように、キャストも常に考え行動しなければなりません。
日本のサービス、ホスピタリティはやはり他の国よりもいい点が多いですし、日本で育った私は自然に身についていることも多いです。しかし、それを全ての人が良いと思うわけではありません。
私が感じた事としては、アジア人やヨーロッパの人の場合、日本の細やかな対応を好む人が多かったと思います。しかし、アメリカ人や南米の方は、思った以上に大げさに行動するとより喜んで頂けた事が多かったと感じます。
CP(カレッジ・プログラム)の利点
最後にCPに参加してインターンシップの仕事的に良かった点をご紹介いたします。
私が参加したCPでは決められた仕事時間以外は何をしても問題ありません。パークで遊ぶ事はもちろん、お休みの日に他のパークで働くことも可能です。但し、同じ仕事内容で無い場合は、別途トレーニングを受ける場合もあります。
私は、他のコスチュームが着たいがために、お休みの日に別のパークでお仕事したり、季節のイベントの際に、イベントキャストとしてお仕事をしたりしていました。ちなみに、イベントキャストはトレーニング不要でした。
違うパークで働く事や違う職種で働く事は雰囲気が変わり、それもとても良い経験になりました。
キャストは自由にパークに行くことが出来るのですが、イベントの際はキャストにも入場制限がかかります。その際は、イベントの日に合えて仕事を入れる事です。そうしたらお仕事終了後にイベントに参加することが可能です、本当は帰宅しなければならないけれども...ばれないです!
まとめ
CPとして私は7ヶ月のインターンを行い、海外で働く初めての経験をディズニーという素晴らしい会社で行うことが出来ました。元々、ディズニーが好きなのもありますが、世界一のホスピタリティの企業でインターンシップが出来たことは一生忘れられない経験です。
ディズニーが好きな人も、そうでない人も世界一流ホスピタリティ企業でインターンが出来る機会はめったにありません。何事もチャンスを見つけたら、挑戦してみてください。
今回でディズニーインターンについてのご紹介は最終回となりますが、もっと話を聞きたいという方は、お気軽に下記よりお問い合わせ下さいね。