- 1 コミュニティカレッジに寮がない理由
- 2 寮はなくても、留学生向けに宿泊先の紹介はあり
- 3 寮のあるお勧めコミュニティカレッジ(2024年)
- 3.1 エバレット・コミュニティカレッジ(Everett Community College)
- 3.2 シエラカレッジ(Sierra College)
- 3.3 ベルビューカレッジ(Bellevue College)
- 3.4 オレンジコースト・カレッジ(Orange Coast College)
- 3.5 シアトル・セントラル・カレッジ(Seattle Central College)
- 3.6 ハーキマー・カレッジ(Herkimer College)
- 3.7 レーン・コミュニティカレッジ(Lane Community College)
- 3.8 ショアライン・コミュニティカレッジ(Shoreline Community College)
- 3.9 エドモンズ・カレッジ(Edmonds College)
- 3.10 スノー・カレッジ(Snow College)
- 3.11 ハイライン・カレッジ(Highline College)
- 4 学校の様子を動画で見てみる
- 5 コミュニティカレッジ出願に必要なもの
- 6 寮のあるコミュニティカレッジのことならiae留学ネットにご相談ください
アメリカ留学やアメリカ進学にコミュニティカレッジを検討している方は多いのではないでしょうか。各州立の高等教育機関として地域教育を行うコミュニティカレッジの数は現在1,000校以上。
その中には四年制大学への編入コースを持つ学校、留学生の受け入れに積極的な学校など様々なのですが、コミュニティカレッジについての留学希望者から挙がる希望条件トップ3は次の通りです。
- ロケーション(交通の利便性や治安環境)
- 四年制大学へ編入しやすいか(編入実績が多いコミュニティカレッジもあります)
- 宿泊先で寮が選択できる(寮のあるコミュニティカレッジは全米でもごく少数)
しかし四年制大学の多くには寮があるのになぜ寮つきのコミュニティカレッジは少ないでしょう?そして、少ないながらも寮滞在が可能なコミュニティカレッジはどこ?といった内容で、今回はご紹介していきます。
コミュニティカレッジに寮がない理由
コミュニティカレッジは日本で言うところの「短期大学」「専門学校」近いのですが、実際には日本にはないタイプの高等教育機関です。
「コミュニティ=地域」の通り、その地域に住むアメリカ市民や納税者への高等教育、キャリア教育、継続教育の場として設立されたのが発祥。
つまり、アメリカ人学生の多くは自分の家から通学できるコミュニティカレッジに通っていることになり、そのためコミュニティカレッジとしても学生向けに寮を設ける必要がなかった、というわけです。
またもう一つの理由としては、多くのコミュニティカレッジは四年制大学のようなキャンパス規模で運営されているわけではないので、単純に四年制大学より設備面で乏しいから、という事もありますね。
寮はなくても、留学生向けに宿泊先の紹介はあり
寮こそなくても、留学生向けに宿泊タイプを紹介しているコミュニティカレッジは多く、iae留学ネットとしても宿泊情報を豊富に提示しているコミュニティカレッジは「留学生に対してフレンドリーな学校」と言えるのでお勧めです。
ただコミュニティカレッジが自前で斡旋するというよりは、通常は次のような宿泊タイプを扱う斡旋会社の紹介を行っています。
ホームステイ | 一般家庭で留学生のための個室があり、ベッド・机・クローゼットが備えられています。食事は朝食のみ、朝夕食など選べる場合も |
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民間アパートメント | 学校の近隣にあるアパートメント。いわゆるワンルームの紹介は少なく、一人部屋のベッドルームでキッチン・バスルームは他のベッドルームの人と共用という形態が多い |
コミュニティカレッジの寮とは?
コミュニティカレッジにある寮とはどのようなものか、の大まかな特徴は次の通りです。
- 自分のベッドルームがあり(ツイン利用の場合もある)リビングのほかキッチンやバスルームは他のベッドルームの学生とシェアする(大体4名で)
- 食堂/カフェテリアは無し、その代わりシェアして利用するキッチンがある(自炊ができる)
- アメリカ人の学生は少ないかも(彼らの多くは自宅から通うため)
- 必ず入居できるとは限らない(部屋数が限られるため)
- 敷地の広さの関係上オンキャンパスとは限らない
皆さんがアメリカの映画やドラマで目にするような寮は、どちらかというと四年制大学の学生寮/ドミトリーですね。そのため、改めて「寮がある」をコミカレ探しの第一条件とするのかどうかを考えてみても良いと思います。
寮のあるお勧めコミュニティカレッジ(2024年)
ここでは、寮のあるコミュニティカレッジ11校をご紹介いたします。気になる学校がありましたらお気軽にお問合せ下さい。(※年間概算費用=1学年間の、留学生向け学費+滞在費の概算)
エバレット・コミュニティカレッジ(Everett Community College)
場所 | エバレット(ワシントン州) |
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出願英語要件 |
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年間概算費用 | US$25,335 |
特徴 | シアトル近郊にあるコミュニティカレッジ。カレッジ敷地内にある学生寮での滞在が可能。寮内は生活に必要なものが全て揃っており、住み込みのスタッフによる24時間サポートもあるので安心です。宿泊者の約半数はアメリカ人学生とのこと |
シエラカレッジ(Sierra College)
場所 | ロックリン(カリフォルニア州) |
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出願英語要件 |
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年間概算費用 | US$30,000 |
特徴 | カリフォルニア州とはいえ学生用の宿泊施設が必要な周辺環境。安価な学費と、ドミトリータイプ(ミールプラン付き)が選べるレジデンスがあります |
ベルビューカレッジ(Bellevue College)
場所 | ベルビュー(ワシントン州) |
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出願英語要件 |
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年間概算費用 | US$26,591 |
特徴 | 2018年にスタートしたアパートメントスタイルの寮は、最大400名を収容します。その他ホームステイや民間アパートメントの紹介も可能で、留学生の受け入れも積極的な学校です |
オレンジコースト・カレッジ(Orange Coast College)
場所 | コスタメサ(カリフォルニア州) |
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出願英語要件 |
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年間概算費用 | US$27,470 |
特徴 | 人気の高いオレンジカウンティ&アーバイン方面に位置するオレンジコーストカレッジ。The Harbourという新しい寮が2020年秋からスタート |
シアトル・セントラル・カレッジ(Seattle Central College)
場所 | シアトル(ワシントン州) |
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出願英語要件 |
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年間概算費用 | US$26,619 |
特徴 | まさにシアトル中心部に位置するコミュニティカレッジで都市型(ビル内)の学校になりますが、メインビルディングの中にアパートメントタイプのレジデンスが備えられています |
ハーキマー・カレッジ(Herkimer College)
場所 | ハーキマー(ニューヨーク州) |
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出願英語要件 | 出願時不要、入学試験を受験、英語コースあり |
年間概算費用 | US$20,325 |
特徴 | SUNY/ニューヨーク州立大学システムの1校。立地上、学生用の宿泊施設が必要とされる周辺環境。キャンパス内にある学生アパートは家具付きで安全な環境でキャンパスライフを送ることが出来ます |
レーン・コミュニティカレッジ(Lane Community College)
場所 | ユージーン(オレゴン州) |
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出願英語要件 |
※入学試験あり |
年間概算費用 | US$22,650 |
特徴 | ユージーン内にあるTitan Courtというアパートメントタイプの寮には、オレゴン大学などの大学生も宿泊しています |
ショアライン・コミュニティカレッジ(Shoreline Community College)
場所 | ショアライン(ワシントン州) |
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出願英語要件 |
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年間概算費用 | US$23,439 |
特徴 | シアトルのダウンタウンからバスで1時間ほどの緑豊かな住宅街に立地。7000 Campus LivingというStudio(ワンルーム)も選べるアパートメントタイプの寮があります |
エドモンズ・カレッジ(Edmonds College)
場所 | リンウッド(ワシントン州) |
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出願英語要件 |
※入学テストあり |
年間概算費用 | US$21,098 |
特徴 | シアトル市内から車で20分ほどの閑静な住宅地に立地するコミュニティカレッジ。2020年秋から受け入れを開始した新しいTriton Courtはオンキャンパスのアパートメントタイプのレジデンスです |
スノー・カレッジ(Snow College)
場所 | エフライム(ユタ州) |
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出願英語要件 |
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年間概算費用 | US$19,500 |
特徴 | ユタ州の物価や治安の良好な小都市エフライムにあるコミュニティカレッジ。アパートメントタイプのレジデンスにはミールプランもオプションもあります |
ハイライン・カレッジ(Highline College)
場所 | デ・モイン(ワシントン州) |
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出願英語要件 |
※入学テストあり |
年間概算費用 | US$21,000 |
特徴 | シアトルのダウンタウンから20分ほど、デモイン市に位置するハイラインカレッジは、カレッジには珍しく国籍制限を設けており、日本人の学生数は全学生数の約1%に設定されています。Campus Viewは2018年末にオープンした学生アパートメントで学校まで徒歩3分と便利。各部屋からの眺望も魅力です |
学校の様子を動画で見てみる
コミュニティカレッジ出願に必要なもの
出願費 | 50~150ドル |
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パスポート | 有効なパスポートの写真ページのコピー |
英語力スコアレポート | 英語力が足りない場合は英語コースからスタートできる学校もあり |
学歴・成績証明 | 英文の卒業証明書と成績証明書 |
エッセイ | 志望動機書 |
そのほかカレッジ、出願する専攻プログラムなどによって追加書類が求められる場合があります。
iae留学ネットの海外進学サポートでは、コミュニティカレッジの専攻プログラムの選定から出願書類の案内、出願のサポート、合格後のご出発までのコミュニティカレッジとの事務手続きまで行っています。出願から入学手続きまでのサポート費は88,000円(税込み)です。
寮のあるコミュニティカレッジのことならiae留学ネットにご相談ください
基本的な入学時期は主に9月と1月、ワシントン州なら4月と6月にも入学日があります。
海外進学は高いハードルがあるように思えますが、語学力、成績が少し足りない留学生のための道、パスウェイがあります。
世界700の教育機関、1,500校との提携を持ち、iae留学ネットなら、アメリカ・コミュニティカレッジ進学のご相談からお手続きまでサポートを行っています。是非一度、お気軽にご相談くださいませ。